信州

戸隠高原ハイキング

2005年5月21日の中社(ちゅうしゃ)⇒鏡池⇒奥社ハイキング(オレンジ色ルート)

2005年5月21日に山又山の山の会に参加した機会を利用してまだ訪れたことのない鏡池まで一人でハイキングした。 宿坊についたら読もうと阿満利麿の「無宗教からの”歎異抄”読解」をザックにつめて出発したが、すばらしい気候と新緑に誘い出されて急遽予定を変更したのだ。

11:35長野駅発の川中島バスに乗ればバードライン経由で12:30には中社に着いてしまう。宿坊徳善院「極意」でそばを食したのち、小鳥ヶ池、鏡池、奥社と4時間かけて一周 した。小鳥ヶ池から鏡池に至る散策路でこずえで美しい声で鳴くウグイス色の鳥を双眼鏡で見つけたときは胸がときめいた。これは翌日の探鳥会でアオジと教わった。

散策路からまだ雪に覆われて白銀にかがやく北アルプスの鹿島槍、五竜岳、唐松岳、白馬岳が眼前に広がって見えた。鹿島槍の左手には爺ヶ岳があり、そこから山脈は槍に向かって奥まって見える。烏帽子から槍に縦走した青春時代に想いをはせながら双眼鏡で つぶさに従走路の全容を堪能した。手前に戸隠山の離れ山、一夜山が見える。この一夜山は北アルプス展望台としては最適ではないかと思う。いつか登って見たい山だ。

鏡池と戸隠山

鏡池からの戸隠山は美しい。48年前と51年前と2度登った八方睨みは左端にあるピークだろう。八方睨みに渡る「蟻の戸渡り」を双眼鏡でツラツラ観察するとは両側にアパランチシュートを持つナイフリッジと見えた。ますます鋭利なナイフ状になっていると聞く。

戸隠山はアマノタジカラオノミコトがアマテラスが再び岩屋戸にはいれないように投げ飛ばした岩戸とされる。岩戸は高天原のすぐ下の筑紫の国に落ちたが、高天原に近すぎると紀伊の国に運び、まだ危ないと信濃の国の阿智に運び、最終的には戸隠に運んで、そこに屏風のように立てかけたとされる山だ。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000 (地図画像)を使用した。(承認番号 平16総使、第367号)

鏡池から奥社まで足をのばした。がぜん人が増える。ウン十万円もする500mmクラスの望遠レンズを装着したデジカメを担いでいる人の多さに驚く。 奥社の杉並木は17世紀に植林されたとされる見事なものだ。

2005年5月22日の中社から善光寺までの20kmハイキング(黄色ルート)

昨年山また山の山の会参加者の有志によって試みに行われた中社から善光寺までの遊歩道20kmハイキングは2005年5月22日も有志4名によって継続された。 これを始めた大久保と小粥に青木が加わった。

幹事の北沢(栄)は 次回からこの長距離ハイキングを山また山の山の会の正式行事としようと体験のため参加した。8:00中社前で記念撮影後、戸隠バードラインに並行して付けられた林間遊歩道を歩きはじめる。東京に帰る 山岸がBMWのツーシーターで抜いてゆく。

中社前でハイキング組の記念撮影

一の鳥居から戸隠バードラインに並行して一段下を走る県道76号線に移行するため銚子口に向かう。途中道のない林間を最短コースをとって歩きながら北沢氏所有の1,000坪の土地を見せてもらう。

リーダーの大久保がバス道路に沿って作られた林間道路を時速5km程度の早足で歩く。 西川も東海道を1日40km歩いて鍛えた足で難なくついてゆく。しかし残りの二人はやや遅れ気味についてゆくのがやっと。足の筋肉も張って来て、5時間歩いて13:00ころ西之門に 着く頃にはついに北沢は脱落してしまった。準備不足だから止むをえないだろう。休憩も含めた平均時速は4kmということになる。

遊歩道にて小粥と北沢

同期生の藤井が経営する西之門で昼食をとって散会。(Restaurant Serial No.204

2006年5月28日の中社から大座法師池までの8kmハイキング

今回の参加者は北沢、川上、青木と初参加の小笠原である。ハード・ウォーカーの大久保と西川が不参加のため、大座法師池までの8kmハイキング とした。雨が上がった10:00に出発。ゆっくり歩いて2時間30分で大座法師池に到着。1時間に1本あるバスで善光寺にむかう。西之門で昼食をとりながら 記者経験のある川上が藤井から最近の経営状況を聞く。

遊歩道にて北沢、青木、川上 (小笠原撮影)

2006年10月15日の越水原のやちぼうずから西之門までの20kmハイキング

今回の参加者はスキーの怪我が治った大久保と北澤(章)青木とである。北沢(栄)、川上、小笠原、斉藤先生は大座法師池まで歩いた。8:10出発、13:00西之門着であった。

大谷地

大座法師池組も村田の車で同時着。同期のオーナー藤井も含めて一緒に昼食をとる。

西之門で

May 27, 2005

Rev. October 14, 2015


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