名月院

第5代執権北条時頼の建てた最明寺跡に、子の第8代執権時宗が禅興寺を建立。明月院はこの塔頭として室町時代、関東管領上杉憲方によって建てられた。明治期に禅興寺は廃絶され、現在は明月院だけが残されている。宗猷堂(開山堂・そうゆうどう)には、密室守厳の木像を安置。 宗猷堂の右脇には鎌倉十井の一つ「瓶ノ井( かめのい)」がある。 本尊は聖観音菩薩坐像のため、鎌倉三十三観音の第30番札所で巡礼者のための朱印所も用意されている。

アジサイの名所で「あじさい寺」とも呼ばれる。

本堂丸窓越しにみる雪の後庭園

境内には北条時頼の墓がある。宝篋印塔(ほうきょういんとう)と五輪塔を組み合わせたものである。時頼の母は安達景盛の娘で賢母と言われ、徒然草にも登場する松下禅尼である。

名月院は観光客が多く、門前には沢山の休憩所がある。その内の一つ「山里 北鎌倉店」にて蕎麦を食す。(Restaurant Serial No.305)

宗猷堂

瓶ノ井

2000年3月、グリーンウッド氏は鎌倉を取り囲む山々のハイキングコース(通称鎌倉アルプス)を走破したとき、名月院にチョット立ち寄った。鎌倉に越してきた当初は1度立ち寄っただけであった。成就院ともにアジサイの名所で 「アジサイ寺」とも呼ばれるあるが、その季節に訪問したことはない。写真撮影のため2008/2/5に3度目の訪問をした。雪景色を撮影できた。

April 16, 2007

Rev. March 14, 2008


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