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台高 ・薊 岳 木ノ実ヤ塚    奈良県東吉野村・川上村


薊岳

麦谷林道〜木ノ実ヤ塚〜薊岳
C'19.06.18 林道〜薊岳〜木ノ実ヤ塚 D'20.02.02 林道〜薊岳〜明神平 E'21..1.20 林道〜薊岳〜明神平
@'03.01.25 「明神平〜薊岳」往復 A'14.01.24 「明神平〜薊岳」往復 B'16.12.12 明神平〜薊岳〜林道

E大又林道〜薊岳〜明神平〜大又林道
日時 :2021.1.20水) 天気 :曇り→快晴 メンバー :単独・
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデ-タ : Trackデータ
 昨年の2月同一ルートで薊岳に上がったが、その際霧氷は素晴らしかったのだが、青空が出る事は無く、”薊岳での青空に霧氷”はお預けとなった。
今日は行き先として長年行っていなかった綿向山や、昨年印象に残った桃俣からの高見山も考えたが、”薊岳での青空に霧氷”の思いが勝り、今シーズン2度目の東吉野村大又行きとなった。


今日は声を掛けた山友サンは仕事があり、単独で行くことにした。
ところが登山口駐車場で、私の直ぐ後に到着されたお二人連れの方から、薊岳に行くので有れば、「一緒に行きませんか」とのお誘いを受け、急遽のにわかパーティーで行動を共にした。

今回ご一緒した方が、YMAPに活動記録をアップされています。”パルサー教授”で検索してみてください。

現地まで
自宅(広陵町)5:50−−−桜井−−(R166)−−宇陀市−−(R166)−−東吉野村鷲家−−−鷲家口−−−大又−−−7:24林道脇駐車場
所要時間 :往路1時間34分 距離 :往路53.4km
七滝八壺付近から暫くは、多少雪が目立程度だったが、最後の橋を渡り林道が左岸の日陰にに入ると、駐車スペースまでの数百メートルは全面圧雪又は凍結状態。幸にも傾斜は緩いので、四駆+スタッドレスタイヤで、ヒヤッとするようなことも無く、駐車場に到着。
到着時、先着車は11台だったが、私の後にも次々到着され、出発時にはほぼ満車となった。

登山コースとコースタイム
駐車場7:45---(6)---7:51登山口(鉄階段)---(97)---9:36「P1334」---(36)---10:12薊岳10:32---(83)---11:51前山11;56---(8)--12:04三ツ塚分岐---(4)--12:08折返し点---(22)--12:30明神平13:09---(31)---13:40明神滝---(45)---14:25駐車場
所要時間 :約6時間40分 歩行時間 :約5時間30分 歩行距離 :約10.9km
累積標高:+1044m/−1025m 山で出会った人:十数人

7:50
登山口、前方の鉄階段を上がる
8:14
暫く植林帯を歩く
9:14
植林帯を抜ける頃青空が出始める
9:34
傾斜が緩くなると縦走路も近い
9:38
縦走路合流付近
9:42
薊岳へ今シーズン一番の霧氷と青空
9:42
風下側には繊細な霧氷
9:49
薊岳へ、霧氷の下を歩く
10:05
急斜面で雪も深く
10:11
薊岳に到着
10:14
大峰山系方面
10:31
高見山方面
10:32
頂上を後に
10:35
国見山・水無山を望む
10:55
霧氷
10:57
薊岳を振り返って
11:29
明神平へ
11:49
前山直前
11:52
前山から
11:54
前山から
12:03
三塚ツ分岐で
12:05
三塚ツ分岐−明神岳間で
12:09
三塚ツ分岐−明神岳間で
12:19
三塚ツ分岐下で
12:25
逆光に輝く霧氷
12:28
明神平に到着
12:33
昼を過ぎても
まだ霧氷は健在
13:10
名残惜しいが下山へ

大又林道(鉄階段)〜P1334
 この尾根を上がるのは3度目、冬季は昨年に続き2度目となる。昨年は雪が少なくノーアイゼンで上がれたが、今日は林道から積雪があったので、鉄階段の上でチェーンアイゼンを装着。
一組ぐらいは薊に行っているかと思ったがトレースは無く、我々が先行となった。
上るに従い積雪も増し、登山道が雪に埋もれ紛らわしい箇所もあったが、ルートを外すことも無く植林帯を抜ける。
鉄階段付近も急傾斜だが、この植林帯から自然林に掛けても可なりの傾斜、そのうえ深くなった雪でチェーンアイゼンでは少し心もとかったが、何とか乗り切る。

D大又林道〜薊岳〜明神岳〜明神平〜大又林道
日時 :2020.2.2(日) 天気 :曇り メンバー :Iサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデ-タ : Trackデータ
 薊岳のは冬季2回訪れているが、何れも霧氷は見れなかった。
今日はほぼ間違いなく霧氷はあると思われたが、明神平経由だと時間がかかり、晴れて気温が上昇すると、薊岳に着くまでに落下の恐れがある。
急な尾根ではあるが、短時間で上がれる鉄階段ルートを利用することにした。

現地まで
自宅(広陵町)5:55−−−橿原−−(R166)−−宇陀市−−(R166)−−東吉野村鷲家−−−鷲家口−−−大又−−−7:20林道脇駐車場
所要時間 :往路1時間25分 距離 :往路54.5km
駐車場まで雪も凍結もなし。
到着時、若干の空きあり、出発時には満車となり、路駐が始まる。

登山コースとコースタイム
駐車場7:32---(6)---7:38登山口(鉄階段)---(87)---9:05「P1334」9:15---(28)---9:43薊岳9:58---(82)---11:20前山11:45---(21)--12:06明神岳---(35)--12:50笹ヶ峰手前12:53---(26)--13:19明神岳---(24)--13:43明神平13:55---(32)---14:27明神滝---(47)---15:14駐車場
所要時間 :約7時間42分 歩行時間 :約6時間5分 歩行距離 :約13km 歩数:歩
累積標高:+1308m/−1294m 山で出会った人:”薊−前山”間で8人

7:38
前方の鉄階段から
林道には雪は全く無い。
8:36
もう少しで植林を抜ける
9:03
植林を抜けると霧氷が出現
9:07
P1334付近の縦走路
9:28
霧氷のトンネルが続く
9:44
薊岳頂上
9:46
薊岳頂上
10:17
南斜面の霧氷
10:26
霧氷
10:50
霧氷の縦走路
11:06
短時間だが青空が出る
11:07
短時間だが青空が出る
11:07
霧氷
11:12
前山の上り
11:21
前山から桧塚奥峰を望む
11:22
前山の霧氷
11:25
前山の霧氷
11:27
霧氷に陽が射す、後方は桧塚奥峰
11:57
明神岳手前で
12:27
桧塚奥峰とヒキウス平
13:39
明神平を見下ろして
13:54
明神平で
13:56
下山の頃になり、ようやく青空が広がる。
13:59
薊岳もまだ真っ白
14:08
白く輝く西斜面
14:27
明神滝

大又林道〜P1334
 上り始めは特に急傾斜の為、、雪が有れば鉄階段下でアイゼンを着けるつもりだったが、幸にも雪は無くノーアイゼンでスタートする。途中から雪が現れるが1cm程度、倒木帯も急斜面斜だが九十九折の道で抜けるので歩き易く、植林を抜けるまでアイゼンのを必要性とする箇所はなかった。ただ植林から落葉林に入ると雪の急斜面となる為、アイゼンを着けていれば、楽に上がれたと思う。
※B、C参照

C大又林道〜薊岳〜木ノ実ヤ塚〜薊岳〜明神平〜大又林道
日時 :2019.6.18(火) 天気 :薄曇り→曇り メンバー :単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデ-タ : Trackデータ
 木の実ヤ塚は過去三回登っているが、何れも麦谷林道から二階岳を経由してのものだった。
その後麦谷林道は大雨による崩落で、マイカーの通行は不可となり、永らく遠ざかっていた。林道は現時点においても復旧工事中のようで、車での通行は出来そうも無く、大又林道から薊岳北東のP1334に上がり、薊岳経由で行くことにした。

現地まで
自宅(広陵町)5:05−−−桜井−−(R166)−−宇陀市−−(R166)−−東吉野村鷲家−−−鷲家口−−−大又−−−6:45林道脇駐車場
所要時間 :往路1時間40分 距離 :往路54.3km
到着時、先着車は1台のみ。

登山コースとコースタイム
駐車場6:57---(7)---7:04登山口---(90)---8:44「P1334」---(43)---9:11薊岳9:27---(29)---9:56木ノ実ヤ塚10:13---(31)---10:44薊岳---(96)---12:22前山---(20)---12:42明神平12:58---(32)---13:30明神滝13:36---(46)---14:22駐車場
所要時間 :約7時間25分 歩行時間 :約6時間30分 歩行距離 :約12km 歩数:歩
累積標高:+1202m/−1172m 山で出会った人:2人

7:03
登山口は鉄階段
7:14
登り始めは超急傾斜
7:50
広範囲に放置された間伐材
8:23
やっと植林帯を抜ける
8:43
縦走路まで後僅か
8:47
P1334付近の尾根(縦走路)
9:03
美しい緑
9:13
薊岳頂上
9:13
大峰山系
9:16
赤ゾレ山、高見山方面
9:25
ドウダンツツジ
9:29
木の実ヤ塚への分岐
、荒れ気味
9:30
木の実ヤ塚へ
9:38
美しい尾根
9:59
木の実ヤ塚頂上
10:32
美しい尾根(復路)
11:13
木の実ヤ塚
12:10
前山へ美しい尾根が続く
12:24
三峰山〜局岳の山並み
前山から
12:25
明神平を見下ろす
前山から
12:30
水無山、国見山
13:36
明神滝
14:08
林道から
14:12
コアジサイ

大又林道〜P1334
 このルートは三年前に一度下ったことがあったが、上りに使うのは今回が初めて。
三年前には一部不鮮明な箇所もあったが、その後このルートを利用する人も増えたようで、間伐地を含め植林内では道は随分明瞭になっていた。標高1200m付近から自然林に替わるが、返って此方の方が不鮮明な箇所もあったが、テープも多く有り、上りに使う分には問題なかった。

薊岳〜木の実ヤ塚
 頂上から少しバックしたところからトラバース気味に下って行く。以前はそれなりに足元はしっかりしていたと思うが、麦谷林道が通行出来なくなって、あまり歩かれていないのか、足元は荒れ気味で、ゆるい箇所もあり。一旦尾根に乗ると、木の実ヤ塚まで崩れた箇所も無く、一部倒木もあるが歩き易く快適な尾根であるのは変わりはなかった。

B大又林道〜明神平〜水無山〜明神平〜薊岳〜大又林道
日時 :2016.12.12(月) 天気 :晴 メンバー :単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデ-タ : Trackデータ
昨日の日曜日は霧氷が出来そうな気象条件だったので、「今季初の霧氷が見れるのでは」と思い、急遽明神平に向かう。ただ山の天気予報では、夜間から気温が上がる予報になっていたので、期待半分で・・・。

明神平に着いたのが8時40頃、決して早いとは言えないが、本来なら未だ残っている筈なのに、多くは既に落下している。おそらく山の天気予報が当たって、夜から朝にかけ気温が上がり落下したのだろう。
霧氷が残っていれば、笹ヶ峰当たりまで足を延ばす予定だったが・・・、僅かながら残っている水無山に寄った後、暫く行っていなかった薊岳に予定を変更。

現地まで
自宅(広陵町)5:25−−−桜井−−(R166)−−宇陀市−−(R166)−−東吉野村鷲家−−−鷲家口−−−大又−−−6:50林道脇駐車場
所要時間 :往路1時間25分 距離 :往路54.3km
大又付近で気温は1度、登山口まで道路は乾燥して夏道と変わらず。
到着時、先着車は3台のみ。

登山コースとコースタイム
駐車場7:05---(10)---7:15登山口---(42)---7:57明神滝---(42)---8:39明神平8:45---(30)---9:08水無山---(15)---9:23明神平---(17)---9:40前山9:46---(64)---10:50薊岳11:13---(19)---11:32「P1334」---(62)---12:34林道---(3)---12:37駐車場
所要時間 :約5時間30分 歩行時間 :約5時間 歩行距離 :約10.6km 歩数:19500歩
累積標高:+1252m/−1101m

7:09
薊岳P1334直登尾根取付きには真新しい鉄製階段が
8:34
霧氷の多くは既に落下
明神平直下で
8:39
水無山も寂しい限り
8:59
明神平・前山・大峰山系
水無山上りから
9:02
三峰山から局岳の山並
水無山上りから
9:05
御嶽・乗鞍・北アルプスまでも
水無山上りから
9:48
雲海に浮かぶ大峰山系
9:52
薊岳まで美しい尾根が続く
足元の白い物は霧氷の残骸
10:51
白山遠望
白山の右は御池・雨乞・御在所・鎌等鈴鹿の山、左は伊吹、手前は高見山と赤ゾレ山
10:52
白山をアップで
11:10
薊から白髭岳方向を望む
11:16
薊岳東端から国見・水無・明神平を望む
11:32
P1334の北尾根下降点
11:37
始めは自然林と植林の境を
11:43
急斜面をみあげて
この上部(1280m付近)に紛らわしい分岐あり、この分岐は左へ
11:48
いよいよ植林に突入
12:01
広い斜面に放置された間伐材、判り難いが杣道を歩けば間伐材を避けられる
12:06
再び尾根に乗る
これで一安心
12:29
林道が見え、ホットする
9:02
局ヶ岳の上に富士山?
水無山近くから
P1334〜林道(一般コースではない)
 明神平から薊岳を往復した場合、復路は明神平まで急いだとしても1時間以上掛かり、駐車場までとなると更に1時間は掛かってしまう。しかしこの尾根を下れば1時間少々で駐車場に戻れると思われた。
 この尾根は地形図で確認すると、標高1000m〜1150m間で尾根が広くなり斜面となっているので、「ここさえ上手く通過出来れば問題ない。」との思惑で下り始める。ところが下り始めて5〜6分の所で、意外なことに尾根分岐に遭遇、右下にテープが見えたのでその方向に進むが、その先にテープが見えない。念のため分岐まで戻り再確認したところ、左方向にもテープが見えた。地形図を見ると等高線が右に僅かに膨らんでいる、危うい所だった。 
一番気掛かりだった広い斜面に差し掛かると、下方に苔むした間伐材が広範囲に放置されているのが目に入る。「横たわった大量の間伐材を越えるのか?」と思いつつ、できる限り忠実にテープを拾って下って行くと、運良く杣道に入ることが出来た。杉の枯れ枝等で判り難い箇所もあったが、忠実に辿ったことで間伐材が障害になることも無く、再び尾根に乗ることができた。以後、一ヶ所尾根を巻くと思われるテープも有ったが無視し、林道直前まで尾根芯を忠実に下った。

A明神平から往復
日時 :2014.1.24(金) 天気 :快晴 メンバー :単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデ-タ : Trackデータ
前日から気温が高く、霧氷の付き具合に不安があったが、せっかくの好天でもあり、霧氷が無くても薊岳からの展望は楽しめるのではと思い、家を出る。

その樹氷は明神滝から明神平の間で見られたものも、日当たりの悪い北斜面が中心で、南斜面では既に落下していた。当然、日当たりの良い明神平では見る影もなかった。
ただこの日は空気が澄み、三塚分岐から前山そして薊岳に繋がる尾根では、木々の間からの展望も結構あり、頂上まで飽きることはない。
また薊岳頂上からの眺めは期待通り、素晴らしいものだった。

現地まで
自宅(広陵町)(5:45)−−−桜井−−(R166)−−宇陀市−−(R166)−−東吉野村鷲家−−−鷲家口−−−大又−−−林道脇駐車場(7:20)
所要時間 :往路1時間35分 距離 :往路56.7km/復路:52.7km
家を出るのが遅れ、大又林道駐車場に予定より30分程遅れてしまった。それでも到着時、先着は1台のみ、ただ歩き始める頃には5台になっていた。
林道は数百メートル手前から圧雪状態、駐車場直前では道幅の2/3は圧雪状態、1/3は雪は無いが凍結状態、この間段差があり、イヤラシイ路面状態だ・・・。

登山コースとコースタイム
駐車場7:45---(11)---登山口---(47)---8:43明神滝---(50)---9:38明神平---(22)---10:10三ツ塚分岐---(11)---10:21前山---(75)---11:40薊岳12:10---(85)---13:38前山---(14)---14:00明神平14:12---(30)---明神滝---(27)---15:10登山口---(9)---駐車場15:19
所要時間 :7時間34分 歩行時間 :約6時間20分 歩行距離 :約13.4km

7:41
林道脇駐車スペース
8:59
明神滝を過ぎて
9:13
九十九折の道が終って
9:30
薊岳
明神平直下から
9:35
明神平直下の霧氷
9:40
金剛・葛城もハッキリと
9:57
明神平後方は水無山と国見山
9:57
霧氷は殆ど消え
三塚分岐手前で
10:08
大峰山系と白鬚岳
三塚分岐直下から
10:15
水無山と国見山
10:19
三峰山
10:36
薊岳に続く尾根
10:45
木の実ヤ塚と大普賢岳
11:36
左から、国見山
水無山・前山・三塚分岐・明神岳
11:40
薊岳頂上
11:41
大峰山系

薊岳頂上から
11:42
水無山(左)と国見山(左)
薊岳頂上から
12:06
左から伊勢辻山・高見山・赤ゾレ山
薊岳頂上から
12:13
明神岳から南に続く台高山系
薊岳頂上部東から
13:46
桧塚奥峰(左奥)・明神岳(右)
前山の下りから

今日は駐車場から積雪があり、前日も多くの人が入山していたようで、雪は良く踏み固まれている。途中でアイゼンをつけるのも面倒なので、6本爪アイゼンを装着して出発する。
渡渉箇所も水量は少なく、アイゼンもあるので、滑ることも無く難なく通過、とくに最後の渡渉箇所は大きな岩が在ったりし、一番面倒な所なのだが、今日は全て雪の下になり、それまでの登山道と変わらない状態で、初めての人であれば、渡渉箇所とは気づかないかも・・・。
明神平の積雪は深いところなら、1m位はあるようだが雪は良く締まり、そのうえ昨日入山した方々のトレースもあり、潜ってもせいぜい踝程度で、膝までは滅多に潜らない。
前山から先はそれまでよりは、少し深く潜るようでワカンを着ければ、楽だろうと思いつつ、アイゼンを外し、ワカンに付け替えるのも面倒なこともあり、ツボ足で歩く。
尾根は比較的緩やかだが、行きでは1334mピーク手前と最後の薊岳の上りの2箇所で傾斜はきつく、帰りは前山の上りが長く続くので、疲れた足には可也応える。
前山まで戻り小休止・・・、白い雪原の向こうには、明神岳・桧塚奥峰さらには三峰山と最後の展望を楽しんだ後、明神平に下山。

@明神平から往復 日時:2003.10.25(土) 天気:晴れのち曇り
メンバー:単独
先週に続き再び明神平を訪れる。先週は東の桧塚だったが、今回は西に聳える薊岳を往復した。頂上からの展望は申し分なく、特に大峰山系の眺めは素晴らしい。この日は空気が澄み、遠くに御嶽らしき姿も見え、結局1時間半近くも頂上に滞在してしまった。

現地まで
自宅から登山口まで55km   所要時間:1時間30分
自宅(広陵町)(6:40発)−−−田原本−−−桜井−−(R166)−−大宇陀町−−−菟田野町−−(R166)−−東吉野村鷲家−−−鷲家口−−−大又−−−林道脇駐車場(8:10着)
大又からの林道は登山口まで舗装され、急な坂も無く走りやすい道である。登山口には駐車場と云うよりも、路肩に車が4〜5台停められるスペースがあるだけであり、大型車ではUターンも難しいような所である。駐車スペースはここ以外に、登山口から先に伸びた林道の路肩や、登山口の手前の路肩が広くなった箇所がある。今日は出発が少し遅れたため、車は登山口の200m程手前に止める。

登山コースとコースタイム
所要時間 : 6時間28分 歩行時間 :4時間28分28間
登山口(8:22発)---(40分)---明神滝---(40分)---明神平(9:44着)---(12分)---三ツ塚分岐---(4分)---前山---(50分)---薊岳(11:10-12:35)---(54分)---前山---(8分)---明神平(13:40着)---(30分)---明神滝---(30分)---登山口(14:50着)

明神滝 薊岳(明神平らか) 前山(明神岩付近より) 桧塚奥峰(前山より) 明神岳(前山より) 狭い薊岳頂上(後方は国見山と水無山)
明神滝 薊岳 前山 桧塚奥峰 明神岳 薊岳頂上
台高主稜線と高見・倶留尊・尼・大洞の山々(頂上より) 大普賢や釈迦等大峰山系の眺め(頂上より) 白鬚岳・大台ヶ原方面(頂上より) 明神平付近の紅葉 薊岳(明神平の下りから)
高見山方面 大峰山系 白鬚・大台方面 明神平の紅葉 薊岳
明神平から先の三ツ塚分岐までは先週と同じ道である。分岐から前山まではほんの数分、このコースで一番標高が高いだけあって、明神岳・桧塚奥峰等展望は良い。前山から下ると、薊岳まで自然林の尾根道で、大普賢等大峰山系を眺めながら、快適な尾根歩きとなる。小さなピークを4箇所程超えると道は左に向きを変え、薊岳の登りに掛かる。薊岳の頂上は痩せた尾根上の狭いピークで、10人程で一杯なるような所だ。しかし、展望は非常に素晴らしく、大台ヶ原・国見山・高見山等台高の山々は勿論、倶留尊山・尼ヶ岳に大洞山や、金剛・葛城・二上の山が、それに大普賢を中心に大峰山系の展望と、見飽きることはない。

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