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リプレイ第9話:マーモ、上陸!:その2

●目次

赤い屋根の修道院跡(続き)
アルトハルト城、潜入
囚われの乙女たち

●赤い屋根の修道院跡(続き)

前回からの続きです。修道院後でシャーロットさんから事情を聴いている最中です。

トゥ・ナ そのカミラさんというのはどういう人なんですかね?
シャーロット セラフィム様の従妹にあたり、旧マーモ王朝の王族のお一方です。
GM ちなみにですが、セラフィムと同様のサキュバスでマーモの姫君となります。
シャーロット 私共はそのカミラ様のお側付きとなります。
セラフィム様のお願いを聞いて差し上げたいのはやまやまなのですが、カミラ様をお守りするのが私共の第一の役目。
これから命を賭けて、カミラ様を救出すべく、敵地に出向く所存でございます。
GM ちなみに今ここにいるのはシャーロットを除いてメイド5人のみ。
それ以外の人たちは必死に賊の痕跡を追って、探し回ってるというところですね。
彼女たちはこの拠点を守ってるというよりは、留守番してる、という感じです。
ここに残っている女性たちの見た目でいうと、シャーロットは20代半ばの人間のウィザード。
残りは、長剣を持った女戦士2名と、一応短剣を装備しているサキュバスの女の子3名。
サキュバスは大体12~15歳位で、背格好とか容姿がかなり似ている子たち3名。恐らくはカミラという姫様の影武者なんじゃないかと思われます。
カミラの影武者の役目をしていたものの、どういう訳かカミラだけを正確に狙い撃ちされた模様です。
シャーロット曰く、影武者用のサキュバスには目もくれず、カミラだけを狙って攫っていった。いまだに信じられないとのこと。
シャーロット 捜索に出向いている騎士達が戻るのは、明日の夜には戻ってくるものと思われます。
カミラ様を攫った賊は、おそらくは現在の支配体制のうちのどれか。手際を見ると、邪教集団か魔術師集団から雇われた暗殺者の類なのではないかと思いますが、特定は出来ません。
カミラ様が囚われていると思われる拠点は数か所思い当たる所がございます。
ちなみにですが、アルトハルトの城もその一つとなります。
GM 今ここにいるメンバーは騎士が戻り次第3つに分かれて各拠点へ特攻をかける予定。各拠点に40名位の兵力となる目算で、アルトハルトの城にも特攻をかけるつもり。
ちなみにですが、それを話しているシャーロットさんの表情は悲壮そのものですね。勝てるとは全く思ってないけど、やるしかないのだというそういう表情です。

ライトネス、ヤトリシノの中では常識ですが、寄せ手(攻め側)と受け手(守る側)では、寄せ手が圧倒的に不利です。
通常は寄せ手は受け手の3倍以上の兵力がいるとされています。
城攻めで攻城兵器も無いのでは、ほぼほぼ城は落ちません。
彼らがやろうとしてるのは、戦いでも何でも有りません。ただの玉砕攻撃です。正直、冷静な行動とはとても思えません。
パーティは彼らの行動は上手くいかないだろうなと思いつつ、自分たちの用件もあるので、
特攻作戦の裏で潜入なりなんなり手伝うので、アルトハルトの城の道案内も手伝って欲しい、というような案を検討します。

マーコット 敵にアタリがついている訳ではない?
GM そうですね。カミラを連れ去るんだから、相手は王党派を潰したい正規軍に違いない、と思っているだけで、その確証は何も有りません。
というとあれかねぇ?シャーロットにどう協力を要請するかですね。
トゥ・ナ どっちみち、正解が分からない中、とりあえずアルトハルトには向かいたい。
だから協力はしてやるから多少は手伝ってくれっていう流れじゃないかなぁ。
全部の拠点に用がある訳でなし。

さて、そうやってみんなが頭を悩ませていると、値踏みをするような目でパーティを見ていたシャーロットが、
ライトネスとトゥ・ナを部屋の隅に手招きして呼びます。

シャーロット (こっそり話すような感じで) 
今、皆、殺気立っている状態です。
騎士達が戻ってきた段階で、見ず知らずの皆さんがいるだけで、要らぬ争いが生じかねません。
なので、一つ提案があります。
皆さんの目的地はアルトハルトです。
幸い、アルトハルトは我々の目的地の一つでもあります。
皆さんのように隠密裏に行動できる冒険者となら、アルトハルトまで出向いて、運よくカミラ様を見つけ、救出することが出来るかもしれません。
私は宮廷魔術師であったため、魔術師が治めていたアルトハルトの城には何度も赴いています。内部がどうなっているかも、ある程度予測が出来ますし、一つだけなら抜け道も知っています。
隠密行動が得意といえない騎士と一緒に、アルトハルトの城の秘密通路に行くのは無理だと思っていましたが、皆さんと行くなら話は変わってきます。
もし運よくカミラ様を連れ出すことが出来るなら、私共は総出で逃げる事を選択出来ます。
アルトハルトでカミラ様が見つからなかったとしても、その場合は残りの2拠点に兵力を絞れます。
明日の夜、騎士たちが集結するまでに戻って来れるなら、悪くない話と思いますが、いかがでしょうか?
トゥ・ナ うん。…それでいいな。よし、行くか。
ヤトリシノ とりあえずやれそうだよね。
GM てな訳で、その作戦で行く事が決まりました。
シャーロットさんはメイド達に一旦この場を離れることを宣言します。
メイド達は猛反対ですが、シャーロットがぴしゃりと叱ると黙るしかないようでした。
ライトネス (それを見ながら、決意を込めた表情で話を切り出す)
みんな、よく聞いてくれ。
この先は敵地だ。先ほどの戦闘でも感じたが、今までの冒険とは違う。
明らかに危険な場所だと思う。
自分勝手な行動をせず、必ずみんな一緒に行動してくれ。
いいな?
一同 お、おう。
ライトネス (パーティに念を押すように) 
約束したぞ?

GM補足
このライトネスのセリフは今回のシナリオ成功判定のキモとなっています。

ライトネス あと、シャーロット。
シャーロット はい。
ライトネス 私はお前までアルトハルトの城に一緒に行くとは思っていなかったし、セラフィもそんな風には思っていなかったはずだ。
一緒に城の中に行くのであれば、仲間だと思って言う事を聞いてくれ。
お前を死なせてしまったら、私はセラフィに申し訳が立たない。
これは、セラフィとの約束だと思って聞いてくれ。
いいな?
シャーロット …分かりました。その名前を出されては、従うしかありません。
GM という事で、急遽、シャーロットさんがパーティに入る事となりました。

GM補足:
キャラクターシートはこちらです。

ここにきてパーティ一人追加です。(臨時ですが)果たしてどうなるか!?

●アルトハルト城、潜入



GM さて、アルトハルトの城に向かう道すがら、エンカウントしないように敵を避けつつ、ようやく城の姿が見える位置までやってまいりました。
城は陸地の中にありながら切り立った崖の上に建っています。
城へ向かう丘が斜めに上っていて、周囲3方向が崖という、いかにも攻め辛そうなお城です。
シャーロット 城に真正面から入ろうとすると、あの丘を登るしかありません。
また周囲の崖からは、魔法を使うか盗賊の技能を使うかしないと登って行けず、通常では入る手段はありません。
ですが、あの城が建っている崖の中には、いくつか通路が走っていて、そこを上手く使う事でお城の最下層の位置に辿り着けます。
私は抜け道の一つを知っています。
GM そこの崖下の抜け道のある所まで移動していく訳ですが、行きすがら聞きたい事はありますか。
トゥ・ナ スリーサイz
ライトネス 言い終わらないうちに裏拳。
トゥ・ナ ごふぅ。
シャーロット (汚い何かを見るかのような目)
ヤトリシノ ちなみに確認ですが、LP、MPは回復していい?
GM 時間も経ってますしMPどうせ回復するなら、小さいダメージもルーシアさんが見逃さないでしょうから、もう全回復で良いですよ。
一同 はーい。
ライトネス あ、そうだ。マーコット。
私にコモンマジックを教えてくれないか?
もう出来るはずだろう?
GM お、そうだった。言い忘れてた。ありがとう。
マーコット 唱えますか?MP20ですね。
GM なのでそれも回復前にやっちゃってた事にして良いよ。
マーコット では唱えました。w
ライトネス やったw 
これでコモンマジックが使えるようになったw

GM補足:ナイトの魔法習得
ソーサラーのレベルが11になると、特定のナイトにコモンマジックを教えることが出来るようになります。
その結果、レベル3までのコモンマジックならナイトでも唱えることが出来るようになります。
具体的には、カウンターマジック、ボディプロテクション、ライト、ディテクション、ティンダー、アンロック、
エンチャンテッドウェポン、ロック、ディスペルマジックが使えるようになります。
特にナイト自身が自己強化するものとして、カウンターマジックや、ボディプロテクション、
エンチャンテッドウェポンなどを魔法使いにわざわざかけてもらう必要がなくなるので、有用です。

GM さてさて、そんなレベルアップもしつつ。シャーロットさんからはカミラさんの特徴みたいなところも聞けました。

外見上は見るからに「お淑やかな姫」という感じだそうです。
年齢は12歳。あどけなさは残るんだけども、サキュバスなので体付きは既に完成されている模様です。
(12歳なのにえちちな体してるんでしょうね)
背の高さは160に届こうかというくらい。普通にみたら顔以外は成人女性そのものだそうです。
王族なのだけども下級貴族出のシャーロットにも親しくしてくれるような、性格の良い子のようです。
お世話している自分たちにまで、いつも気遣ってくれるような、優しい姫様とのことです。
余談ですが、影武者になっていたサキュバスの3人も、年齢は12~15位でしたが、
スタイルはすっかり大人の様な体型だったかと思います。

シャーロットの方は25歳、下級貴族の出のようです。
痩せてるけどスタイルは良く、出る所はそこそこ出てるというモデル体型のスラっとした美人。
背の高さは165位ある知的美人です。あまり自分の事は多くは語りたくないようです。

GM補足:
シャーロットがカミラ付きのメイドのようになったのは、カミラやセラフィがベルドたちから逃れて
旧王党派として一緒に行動するようになってからのこと。
セラフィは侯爵家の出です。王族の親戚筋にあたるので、カミラと似たような偉い人。
カミラ付きのメイドとして働いているシャーロット達はセラフィの用事もよく仰せつかっていたようです。
王党派の大半はマーモの地からどうしても離れられず、マーモ内で隠れて活動していました。
セラフィは、このままだとみんなで共倒れになってしまうとの危機感から、カノンの地で安定した
拠点を先に作り、後から皆を呼び寄せるつもりで、先にマーモを脱出したのです。

GM さて、そんなこんなで崖の下の森に着きます。
シャーロットさん曰く。
シャーロット 以前アルトハルトの城に用事で出向いていた頃、何かの役に立つかもしれないと思って城の構造や通路などをある程度探っていました。
本来はダメなことですが、城の隠し通路などもこっそり探索していました。
その時、たまたま城の外へと通じる通路を探り当てたのです。
その時の出口は、この森の中で古井戸であるかのように偽装されていました。
今回のことを予見していた訳では無いですが、その時やっておいてよかったです。
GM 皆さん、TSチェックしてください。
トゥ・ナ 成功。
マーコット 成功。
GM そうすると、森の中で古井戸を見つけます。
シャーロットの記憶は相当確かなようで、この辺にあったと思うと言った所から、そんなに遠く無い場所にありました。
ランタンなどで中を照らすと、だいぶ下の方の壁に柵のようなものが見えます。
どうやらそこが入り口なのではないかと思います。

パーティはそこまでロープで降りていき、柵から中に入ることにしました。
いよいよアルトハルト城の隠し通路へと入っていく事となりました。

【アルトハルト城:隠し通路地図】


灰色の領域は基本的に一本道なので、特に何事もなく進みます。
ある程度進むと通路の先から風を感じます。どうやら出口が近いようです。
そこから先に東に進むと、今度は何か人らしきものが歩いている音が上の方から聞こえてきます。
そして突き当たった所には縄ばしごが垂れており、上の方に上っていけるようになっているのでした。
マーコットのビジョンの魔法を使い、上に何が有るのか視線を移動して見ていきます。
途中よく分からない飾りのように壁に付いている柵が有ったりしました。
罠かもしれないと思ったので、ビジョンを当ててみましたがイリュージョンなどの類でなく、ただの土壁のようでした。

GM補足:
この段階ではプレイヤーには分かりませんが、このマップの黄色い部分はすべて魔法で出来た壁となっています。
ある程度のアクションが進むと自動的にマップが変わっていってしまうように出来ています。
ランダムでダンジョンが生成されるというよりは、一部の共通の部屋を除いて、
フロアごと入れ替わるような、そういう仕組みになっています。
縄梯子を登って行った時にあった一見無駄な柵は、別のフロアに入れ替わった時には
通路に嵌っている柵として意味がある物で、今のフロアでは壁にめり込んだ意味のない柵となっています。
プレイが終わる頃に、再びここを通って帰ってくることになる、とは現時点では分かっていないのです。
とりあえず、パーティにはまだ仕組みが分かっていないので、無意味に見える柵は何かのトラップかもしれないと警戒しています。

状況を確認したマーコットはみんなにそれを伝えます。
トゥ・ナが上って確認すると、途中にある柵には、特にトラップも何も無く、外すのも容易で、
その先はすぐに土壁になっているようでした。正直、何の為にあるか分からない物でした。
一旦トゥ・ナはそれ以上、上ることはせず、再度マーコットのビジョンで、さらに上を探索します。
一番上に行くと、東側に柵が付いており、その柵の向こうが石で出来た通路だという事が分かりました。
これもビジョンを当てるとビジョンが解けたため、実在する柵のようです。
状況が見えたので、またトゥ・ナが一番上まで登り、柵などをチェックします。
罠も何もなく、あっさりと外せそうな柵です。
それを調べてるうちに、通路の右側から、見回り風の足跡が聞こえてきたので、見えない位置に隠れてやり過ごします。
足音は何事も無いように規則正しく歩いていき、音が遠くなっていきました。
トゥ・ナはとりあえず柵を外し、みんなに上がってくるように促します。
全員が上ってきたので、もう戦闘になっても勝てるだろうと踏んで明かりをつけて探索を開始します。
パーティは巡回が北に向かったのでそれをゆっくり追いかけるように、北方面に向かって歩いていきます。
通路の北の突き当りに着いたころ、東側の通路の突き当りで巡回が南方向に曲がっていったのが見えました。
想像するに、ここはロの字のようになっていて、時計回りに回っているのではないかと推測します。
順調に巡回に見つからないように後をつけるような形でマップの西側をうまいこと進み、地図の緑Aの部屋に到達します。

そこは、牢屋でした。中には5人の女の子の影がありました。
ランタンで照らすと分かるのですが、そのうちの一人は、エルフの女の子に膝枕で介抱されているクエリッサなのでした。

一同 ええええ???

GM補足:
プレイヤーの読みでは、姫様などが閉じ込められているのはあくまで城の上の階、
というようなイメージがあり、この地下通路にはそんな部屋は無い、という予測でした。
が、この城の地下空間は、ある程度の階が入れ替わる特殊な構造となっており、
それ自体、セキュリティ性が高いため、牢屋として普通に使われていたのでした。
そのため、かなり早い段階で、目的の部屋に行き当たることが出来たのです。

GM余談:
というのは設定上の理屈で、実際は、城の内部を隅々まで探索するのは
今回GMがやりたい事ではありませんでした。
やりたい事だけをシンプルに実現する為に、必要なところだけ抽出したような、
そんな構造を考えて実現しました、というのが真相です。

●囚われの乙女たち

GM さて、いきなりの事で何だかぴんと来ないと思いますので、とりあえず、牢屋の外から見えてる中の様子をお伝えします。
一同 ふむ。
GM 一人が、身長2mを超える幼女です。
種族的にはジャイアントでしょうか。
一同 おおっと?w
GM もう一人、同じように身長2mを超える幼女がいます。
種族的にはトロールです。
一同 ああなんか、そういう話、あったな…w
GM 一人が緑色の髪をしたエルフ。
一同 あれれれ?w
GM 一人が年齢は15、6歳に見える、めっちゃめちゃ美形の女の子。
一同 ほうほう。
GM 最後の一人はクエリッサです。
トゥ・ナ みんな目はうつろだったりします?
GM 目はうつろではないけど、エルフの女の子はクエリッサを膝枕しながら、泣きながらなんか頑張ってる感じです。
マーコット 鍵はかかっていますか。
トゥ・ナ そりゃぁ、かかってるでしょう。
GM ですね。でも、トゥ・ナの腕前なら、数秒もかからないレベルのチープな鍵です。
トゥ・ナ では開けます。
絶世の美少女に後ろ髪引かれながら、クエリッサの所に行きます。
シャーロット カミラ様!(小さく叫んで絶世の美少女の元に小走りで行く)
GM さて、クエリッサの様子ですが。
トゥ・ナ これ、キーパーソンがまとめてここにぶち込まれてるよな…。w
クエリッサの様子を見ながら、ルーシアに目で合図します。
GM クエリッサですが、気を失っていてエルフに膝枕で抱え込まれていて今にも死にそうになってる状態です。
顔が赤く腫れあがっており、相当殴られ続けた後のようです。
また手の指先は生爪が剥がされ、関節という関節が全てへし折られていて、手首も折られています。
マーコット ひどい…。
GM また切り付けられた傷口は紫色の禍々しい色に変色してしまっています。
さらに全身には赤い斑点模様があり、体が高熱を発しているようです。
サキュバス (泣きながら)
その方は、私たちに暴力が振るわれないよう、必死に庇ってくれたのです…。
ジャイアント そのお姉ちゃんがみんなを守ってくれたんだ。(泣いてる)
トロール そのお姉ちゃんがひどい目にあっていたんだけど、私たちは怖くて震えあがって、何にもしてあげられなかった…ごめんよ(泣き)
エルフ (泣きながら) 
私はエルフのシャーマンです…。
癒しの魔法を使ったのですが、一向に治る気配が無いのです。
私の力ではこの人を癒すことができない。
どうか。どうか、救ってあげてください。
ルーシア 治してみせます。(相当怒ってる様子) 
ヒーリングします。回復量は…。
GM 効きません。
ルーシア ニュートラライズポイズンを使います。MP消費は…。
GM 掛けましたが、効果が見えないようです。
MPは減らしておいてください。
ルーシア (怒)
マーコット! 何の呪いが掛かっているか、すぐ調べて!
マーコット 調べます!
ディテクトカースします!
GM クエリッサには呪いが掛かっています。
回復魔法や解毒魔法が効かない呪いです。
この呪いはマーコットがディテクト・カースしたので効果が分かります。
ルーシアのリムーブカースで解除出来ます。
毒と病気も一緒に付与されているようですが、毒の種類、病気の種類は分かりません。ですが、キュア―インジャリーで恐らく治ります。
マーコット です!
トゥ・ナ …頭が回ってないから、もうこれしか言えないわ。
頼む!
ルーシア はい! 絶対に、治します!
リムーブ・カースを使います! 消費MPは20です!
その後、ニュートラライズポイズンを使います! 消費MPは4です!
また、キュア―インジャリーも使います! 消費MPは4です!
GM 全て掛かりました。後はLP回復のみです。
ルーシア 全快するまでかけ続けます!
回復、1回目、21!(出目10)
回復、2回目、19!(出目8)
回復、3回目、20!(出目9)
GM それで全快になりました。

ルーシアの鬼気迫る回復により、クエリッサはなんとか意識を取り戻しました。
折れた指とかは元には戻っていますが、感覚が戻ってくるまではだいぶ時間がかかるので、盗賊スキルとかは一切使えません。
クエリッサはパーティの方をちらっと見て、トゥ・ナがいるのを認識しているようでしたが、
心配事は別にあるのか、まずは捕らえられている女の子たちの方を見ています。
捕えられていた4人の女の子たちはクエリッサの周りに集まって、良かった良かったと抱きしめ合っています。

クエリッサ 他にいた子たちは…?
サキュバス 残りの3人は、みな、あの男に半日ほど前に連れていかれました…。
何かの儀式に使うとかで、魔法を掛けられ、意識を刈り取られて、連れていかれてしまいました…。恐らくは…もう…。
エルフ ごめんなさい…あなたが頑張って守ってくれたのに…私たちは…。
怖くて、見ていることしか…何も出来ませんでした…。
クエリッサ …しょうがないよ。誰もがあんな奴と戦える訳じゃない。
あたしだって、ただやられただけさ。
その3人には悪いけど、運が無かったんだ。
みんな、気にしちゃダメだよ…?
GM 少女たちの救出は全てひっくるめて、ある意味成功してしまったようですね。
トゥ・ナ 呪文書とアンスリューム以外の、他の目的は概ね達成しちまったけど。こいつら引き連れて城の上の階には行けないよな。
ヤトリシノ そうだねぇ。
トゥ・ナ キンカンがいれば…。テレポート出来たのに…。
GM (ですよね)
マーコット 対象6体は私を含まなくても良いんですよ。
一同 ほう。
トゥ・ナ 被保護者だけ送るって事か。
マーコット でも誰も知らない所に私もいないままでテレポートしても…。
いきなりジャイアントとかトロールとか送られてもエンラトさんが分かるか怪しいですし…。
トゥ・ナ とりあえずやるだけやってみるか?
マーコット そうですね。という事で出来ますかね?
GM うーん…。(思案中)
(どうしよっかなぁ。正直困っちゃったなぁ)

GM補足:
GMはマーコットプレイヤーのテレポートの効果対象の解釈に疑問を覚えていました。
プレイ中はその判断に時間を割いてる場合でも無かったので、一旦スルーして進めましたが、
リプレイ上では明らかにしたいと思います。
元々、ロードス島戦記コンパニオンは、コンピューターゲームから派生したゲームです。
大抵の魔法効果が6名となっているのは、暗黙のうちに同じパーティ内、ということを意味してのことで、
術者もそこに含まれているというのがGMの認識です。
つまりテレポートとは、「術者が知っているポータルに術者を含む6人が転送される魔法」という解釈です。
またそれとは別に、この城自体が魔法装置となっているため、ここからの脱出がそもそも制限されている
という設定が同時に働いています。通常の魔法は使えますがこの城からのテレポートでの脱出だけ出来ません。
後者の方の理由は、まだこの城の仕組みが分かってない状況ですので、一回テレポート等をしようとしてみないと分かりません。
前者の説明をしてダメだよというと、テレポート自体を試さなくなってしまうでしょうから、
後者の理由に気付かなくなる恐れがあります。
前者の説明は一旦省き、リプレイで補完すれば良いやと、プレイ中で説明する事は諦め、
一旦テレポートだけ使用させてみるという方針にしたのでした。
なお、今後の話では、テレポートなどを便利に使う事が出来ないよう、ある程度制限をかけさせていただくことになると思います。
術者がいないのに他者だけをテレポートするという運用を、そもそもGMは認めるつもりはないということです。

GM とりあえず試してみてください。
マーコット ではテレポートを使用してみます。
GM 出来ませんでした。
マーコット おっとっと。
GM (ここはミスディレクションが怖いので素直に種明かしして理解してもらおう)
マーコットさん。魔術師の追加ルールで魔力を感知出来る能力有りましたよね。
使ってみてください。
マーコット 追加ルール…。ああ。これですか。
GM そうしますと、今いるこの空間から、通路から何から何までが、全部魔法で出来ている事が分かります。
マーコット うーん。ということは、この空間内ではすべての魔法が使えない?
てことはさっきの鍵はアンロックだったら使えなかったのかな。
GM (正確にはテレポートだけ使えない。ここまで種明かしするかな。
どうしようかな)
ちなみにですが、さっき、ルーシアは魔法バンバン掛けてましたよね?
ヤトリシノ ああ、そうだね。
トゥ・ナ 何らかの一部の魔法は使えないみたいな事かもな。
ここでダメなら、外でテレポートすればいいじゃん。
GM (そうだよねぇ。どうしても、そう思うよねぇ。
しまったなぁ。やっちゃったなぁ)

GM補足:
実は諸々の事情があって、GMはテレポートなどで分割パーティになるのを、様々な手段で抑制しているのです。
とはいえ、プレイヤーが、
・何が何でもテレポートで分割パーティするんだ。
・NPCはさっさと安全な場所に移して自分たちだけで行動するんだ。
と決めてしまうと、予定が全て壊れてしまうようなシナリオを作ってしまっています。
分割パーティにする事がシナリオの失敗条件である、という事を後から説明しても、
殆どのプレイヤーは納得しない事でしょう。
シナリオ進行としては、この段階で失敗していると言えばしている状況で、かなり苦しいマスタリングをしています。

GM余談:
これはシナリオをこう進めたい、というGMの思惑が外れた時に、まま起こる現象です。
プレイをシンプルにするために、リスクを減らしておきたいというのは、プレイヤーの自然な欲求です。
例えばこの場合、お荷物でしかない、死なせてはならないようなキャラをいっぱい抱えていると、
プレイの行動に制限がかかるため、プレイヤーとしては早いとこそいつらだけでも逃がしておきたい、と考えます。
マスターはその「お荷物を守る事を含めて」シナリオ達成とみなして成功条件を決めていたりします。
でもプレイヤーからしたら、ひたすらリスクを取らないといけない選択肢となるので、それを排除したい。
また、今回のプレイヤーの目的は、アンスリュームを見つけて連れ戻すこと、であって、
ここで救出されるヒロインのほとんどは今回のセッションの目的に無いものです。
一応、前回、前々回あたりで散発的に伏線としては出ています。
が、それをやらないといけないクエストとして見做しているのは、トゥ・ナの身内のクエリッサと、
今回のシナリオで出てきたカミラくらいで、エルフやジャイアントやトロールなどは、
そう言えばいたね?くらいの認識でしょう。
クエストとして引き受けたつもりはあまりない、といってもおかしくない状態です。
アンスリュームから呪文の書を取り戻す、という本来の目的で考えると、
この牢屋のイベント自体もおまけでしかないので、早いとこお荷物は排除して先に進みたい、
と考えるのは、ある意味自然です。
GMは、前回のシナリオの最後から引き続き、次の10話、11話を一連の話として構築しているので、
今ここにいるメンバーが欠けると困る、という事情があります。
が、プレイヤーはそんなこと知る由もないので、どうしてもGMが望まない行動が出てくる、
という事態になったのでした。

GM (うむ。とりあえず、今この瞬間、この問題を解決する前に、
まだやる事が一杯あるので、後回しにしよう。
⇒別名、先送りともいう)
GM さて、とりあえず、クエリッサの話を進めましょうか。
トゥ・ナ 今、自分は、めっちゃ怖い顔してると思います。
GM ああ、うん。そうね。
トゥ・ナ 最近、OFFだったオコだよモードが復活しました。
クエリッサ 色々話さなきゃなんない事が有りすぎて、どれから話せばいいのか…。
まず聞いて。
トゥ・ナ (まったく聞かず) 
プゥはどこにいる。
クエリッサ (一瞬止まった後、何事も無かったかのように話を続ける)
ノーラッド、やったのはプゥだ。
あいつは絶対に許さない。
そう思って、頑張って戦おうとしたけど、何も出来ずにやられちゃったよ…。
ノーラッドは毎度毎度こんな怖い思いをしてウィシャスに立ち向かっていたんだね。
ほんと、ずっと気付かずにいてごめんね…、ノーラッド…;;
(しばらく泣いている)
トゥ・ナ (無言で見ている)
一同 …。
エルフ (その様子を見つつ、代わりに状況を説明してくれる)
私達は、プゥと名乗る男とその仲間に襲われてここに囚われていました。
私達の他に、ここには3人ほど人間の女の子がいました。
最近、そこのサキュバスの方と、クエリッサさんが連れてこられました。
そして、半日ほど前、プゥがこの部屋に再び現れました。
その時、人間の女の子の一人がプゥに殴られそうになったのを、クエリッサさんが間に入って止めたのです。
逆らったクエリッサさんをプゥは散々痛めつけたのです。
そのあと、周りのみんなの恐怖心を煽るようにこう言いました。
『同じ目に遭いたいなら今すぐしてやる。大人しくしないと、まずは生爪を剥がすところからだ。一つ一つその女と同じ目に合わす』
…そう言って、一人一人顔を掴みながら、みんなが怖くなって泣くまで、脅し続けられました。
私達が恐怖ですくみあがって動けなくなると、機嫌が良さそうに鼻歌を歌いながら牢屋を出て行きました。
ライトネス(プ) 能面のような顔で怒ってます。
エルフ ただ、このままではクエリッサさんが死んでしまうと思って…。
GM エルフの少女は、その中でなんとか動いて、必死に癒しの魔法を掛けていたそうです。
ところが、全く治らず、困り果てていました。
エルフが話してくれていたおかげで、クエリッサは泣き止み、話を続けてくれます。
クエリッサ ノーラッドが死んだ後、なんかぽっかり穴が開いたようになっちまって…。
しばらく何も食べられなかったし、何も考えられなかった。
色々ノーラッドとのあれこれを思い出していくうちに、ウィシャスとのことも思い出した。
…最初はウィシャスがノーラッドを殺った、なんて思ってる訳じゃなかったんだ。でも、ノーラッドをボコってたウィシャスの事を思い出すたびに、どんどん腹わた煮えくり返ってきて、ウィシャスが殺していようがいまいが、ウィシャスを許さないって思っちまった。
その後で、プゥに『ウィシャスがやったんだ』って囁かれた時に、そうだ、そうに違いないって、なんか、確信に変わっちまったんだよ。
一同 …。
クエリッサ ウィシャスを殺す為に毒を仕込んだ髪留めを用意したんだ。
傷を付けさえすればどんな動物でも即死する毒だよ。
ヤトリシノ なんか、最近そんなものが、顔の近くをかすめていったね…。w
一同 (苦笑)
クエリッサ あいつはあたしに未練があるみたいだから抱かせてやれば隙が出来ると思って…。
ウィシャスの居所を掴むために、海賊のアジトに向かおうとしてたんだ。
そこにプゥの奴が現れて、
『親方の用事で海賊の長と話す事があるから、海賊団まで向かう。ついでについてくるか?』って言われたんだ。
ウィシャスを殺る事ばかり考えてた私は、好都合だと思って、その言葉にほいほい付いてっちまった。
荷物もあるから馬車で行くってんで、乗っけられて、揺られてるうちに眠っちまって。普段そんなことで寝ないのに…。
そしたら、いつの間にかぐるぐる巻きにされて、ここに放り込まれてた。
騙されたと思った時には、もう遅くて。
一同 …。
クエリッサ ここにはもうちょっと人数がいたんだ。
捕らえられてるのは、みんな、その、未経験者って事らしい。
何かの儀式に使うんで、そういう娘を集めてるみたいだった。
プゥは人買いだか、死の商人だかで稼いでるみたいだった。
貧相だけどあたしも生娘に違いないから、何かに使えそうなので連れて来たって、プゥに殴られてる時に言われた…。おまけのように言いやがって…。
ムカついたから、ウィシャスに使うつもりでいた髪留めを使ってプゥの奴をなんとかして殺ってやろうとしたんだ。
そしたら毒なんて既にバレてて…。
見せしめの為に散々なぶられた。
みんなが見てる前で、生爪を一つ一つ剥がされて、指の関節という関節をへし折られて。
泣いたり叫んだりしたら、ダメだって分かってたけど…分かってたけど…。
(涙を滲ます)
ルーシア (一緒に泣きそうです)
クエリッサ その時に言われたんだ。
『お前もノーラッドみたいに顔がひしゃげるまで殴ってやろうか?』って。
その後、顔を嫌と言うほど殴られて、その先、覚えてないけど…。
あいつがノーラッドを殺ったんだ。 
絶対、ぶっ殺してやる…。(泣く)
トゥ・ナ(プ) 緻密な描写ありがとうございます。
おかげさまで、トゥ・ナのオコモードがレベル2に格上げされました。
ヤトリシノ 呪いはいつかけられたの?
GM (お?中々いい所に目を付けますね。でも、今は言えませんね)
いつ掛かったんでしょうね?
どうして掛かったのでしょうか…w
ヤトリシノ 呪いは掛かってたんだよね?
GM 病気すら掛かってましたね。
ヤトリシノ それらしき何かって(アイテムやら人物やら)別に出てきてないよね?
GM ですね。それを聞いてか、部屋の子たちからこんな情報を聞けます。
あと、種族名だけで言うのもあれなので、それぞれの名前を伝えますね。

GM情報:女の子の名前
・サキュバス :カミラ
・エルフ :クリサンセマム・オーブリー(略してクリス)
・トロールの子供 :ゾーイ
・ジャイアントの子供:フライヤ

カミラ 先日、ここに連れてこられたので、あまり詳しい事は分からないのです。
申し訳ありません…。
クリス 私達(エルフ、トロール、ジャイアント)は、3週間ほどここに囚われています。カミラさんとクエリッサさんは先日ここに来ました。
プゥは一週間に一度、新しい子を捕らえてきては、ここに閉じ込めに来る様子でした。
プゥ一人だけで、他に仲間はいませんでした。
みんなに恐怖を植え付けるように脅して、口答えをする子をひどい方法で痛めつけました。プゥはそうしてみんなが恐怖で動けなくなるのをみて満足すると、連れてきた子とは違う子を数人引き連れていなくなるのです。
多分、一週間は現れないと思います…。
マーコット ちなみに、アンスリュームさん、ダークエルフの女性は見ませんでしたか?
カミラ 残念ながら。お見掛けしていません。
マーコット 後もう一つ。
クリスさんは巫女姫さんですよね?ベイオースさんが探していました。
クリス (身分を明かせない事情が有ってそうだとは言えないので苦笑いだけしている)

GM補足:
この牢屋の会話の冒頭、サキュバスさんが何気に言っているのですが、
プゥは魔法を使って女の子の意識を刈り取ったりしているようです。
そして、この部屋に来るときは決まって一人で来ていた。
さらには、先ほどヤトリシノが気にしていたように、クエリッサには呪いや病気がかかっていた。
どういうことなんでしょう。

トゥ・ナ プゥはいつ来たんだろうか?
クリス 半日ほど前です。今までの様子からいうと、後一週間は現れないと思います。
トゥ・ナ (やり場のない怒りを持ちながら)じゃぁ、脱出すっか。
GM (ひやっ)

GM補足:
この段階で脱出をすると、アンスリュームの救出?が失敗するというシナリオ設定なので、GMはひやっとしています。
あともう一つ。ここで分割パーティにすると、シナリオ失敗の予定となっております。
理由はこの後、ライトネスがシャーロットと口論し始めますが、その中で語られます。

GM と、そんな事を考えておりますと、牢屋の片隅でライトネスとシャーロットが口論をし始めます。
シャーロット カミラ様をお救いする為に、私は速やかに撤収したいです。
お仲間を思う気持ちは分かりますが…。
カミラ様の安全を優先する為、私達は先に帰らせて頂きます。
ライトネス お前のその都合は分かるが、私達の都合も分かってくれ。
仲間が一人、まだここに居るんだ…。
そいつを連れて帰るまでは付き合ってもらう。
それに戦えない者を連れてお前一人で守るのは大変だろう? 
ここは敵地だ。侮って一人で行動するな。
それはそのまま足手まといと同じだぞ。
シャーロット しかしですね。
ライトネス お前…。しつこいぞ。
私は言ったはずだ。
この約束はセラフィーとしたものと思って守れと。
みなで一緒に帰るんだ。
…約束は、守れ。
カミラ シャーロット、私の身を案じてくれて、ありがとう。
でも、セラフィムお従妹様が信じた人との約束を破る事など、
私には出来ません。
この方の言う事を信じて、一緒に行きましょう。
シャーロット …分かりました。

GM補足:
修道院でライトネスは「みんな一緒に行動する」という事を皆と約束をしています。
ライトネスは皆の安全を守る為に、これだけは譲れないという思いでここに臨んでいます。
またアンスリュームも絶対に見つけ出すつもりです。
両方が両立しないとこのシナリオは失敗となります。

GM余談:
ここら辺は、最終話後の座談会でも話したいなと思っていますが、GMの性格による所が大きいのだろうな、と感じています。
私個人は分割パーティがあまり好みではありません。行き過ぎればパーティで行動する方が非効率という動きになるからです。
一緒に行動する意味が薄れるのは、みんなで集まって行うゲームの本質から離れます。
そういう意味では私というGMは効率論を最も嫌う人種である、ということです。
またキャラクター(特にNPC)をアイテム扱いする行為も嫌います。
特定のNPCを道具のように扱ったり、酷使したり、やって当然かの様にプレイする行為は続く様であれば
ペナルティを与えるGMでもあります。
更に、今回のシナリオは一本道で構成されている事もあって、分割パーティを極力避けようと話を作っている状況でも有りました。
特にここまでの話の流れでいうと、トゥ・ナのキャラクターであれば、クエリッサに酷い仕打ちをしたプゥを探すため、
単独で行動する事を宣言する可能性が高い、とシナリオ作成時点で分かっている事でしたので、
先んじてライトネスの言葉を借りて制限をかけている状況です。
プレイ中、トゥ・ナプレイヤーが持ち前の勘の良さで察して、流れに沿っていただいたのは本当にありがたかったです。
プレイヤーとしてはやり辛かっただろうな、と思っております。
今回のプレイが順調に進んでいるのは、そこら辺を汲んでいただいての事ですので、本当にプレイヤーの皆さんには、感謝しかありません。

(次回に続く)


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●本コンテンツについて

・本コンテンツは同好者の間で楽しむために作られた非公式リプレイです。
・2021年にオフラインセッションでプレイしたものをまとめたものとなります。
・動画制作とリプレイテキスト公開を同時進行しております。
・個人の趣味で行っておりますので、のんびり製作しております。気長にお待ちいただきながらお楽しみください。

・原作の設定とは無関係の設定が出て来たりしております。あくまでこちらのコンテンツは別次元のお話と思ってください。
・本コンテンツの制作にあたり、原作者様、出版社様とは一切関係がございません。
・TRPGを行うにあたり、皆が一様に分かる世界観、共通認識を生んでくださった原作者様と、楽しいゲームシステムを販売してくださった関係者の方々に、深く感謝申し上げます。

●本コンテンツの著作権等について

・本コンテンツのリプレイ・ショートストーリーの著作権はむーむー/むーどす島戦記TRPG会にあります。
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・その他、原作、世界観、製作用素材については以下の権利者のものとなります。

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【プレイヤー】

・トゥナ・P
・マーコットP
・ヤトリシノP
・むーむー(GM)

【挿絵・イラスト】

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【キャラクター(エモーション・表情差分)】

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・ロードス島戦記
 (C)KADOKAWA CORPORATION
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・ロードス島戦記コンパニオン①~③
 原案:安田均、水野良、著者:高山浩とグループSNE
 出版社:角川書店

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・Fantasyマップアイコン素材集
 (智之ソフト:tomono soft)

【Web製作ツール】

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【シナリオ・脚本】
【リプレイ製作】

・むーむー

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 (むーどす島戦記TRPG会)

【スペシャルサンクス】

・Kei

【製作】

・むーむー/むーどす島戦記TRPG会

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