①トゥ・ナ: 人間、スカウト、18歳、男。 長身、長髪、美形のスカウト。パーティのムードメーカー。 大荷物を抱えたままひたすら走り続ける体力の持ち主。 自慢のルックスに女はみんな、いちころ…だといいな。 攻撃が当たらないのは、昔の話だよ! これからは盗賊スキルでブイブイいわすぜ! だけど、裏拳だけは勘弁な! |
![]() |
②アンスリューム: エルフ(ダークエルフ)、シャーマン、190歳(23-24歳)、女 赤髪、褐色の肌、グラマラスな美女。 もともとはNPCだけど、プレイヤーキャラに昇格。 あーし得意のコンポジットボウで遠く離れてても狙い撃ち! こう見えても人情派。でも裏切り者には容赦なし! 自慢のルックスでなんでも取り揃えて見せるし! |
![]() |
③マーコット: ハーフエルフ、ソーサラー、10歳、女。 小さなフードソーサラー。パーティのマスコット的存在、なはず。 パーティのバフを一手に引き受けるバッファー。 ようやくハーフエルフである事と角の事をみんなに言う事が出来ました! もう隠してることは無い!・・・はずですよ? お父さん、お母さんの怪獣大決戦が、私、気になります! |
![]() |
④ヤトリシノ: 人間、ウォーリア、17歳、男。 赤毛、天パの傭兵戦士。神ダイスの異名を持つパーティの主戦力。 基本的には気のいいおにーちゃんキャラ。 格好いいところで必ず当ててくる業を持っておりGM泣かせ筆頭。 クリティカル祈願のアミュレットで今日もクリティカル街道をひた走る! 格上の冒険者だってぶん殴ってみせらぁ! |
![]() |
⑤ルーシア: 人間、プリースト(ラーダ)、17歳、女。 絵に描いたような善良な市民。 パーティの衛生兵。大声で怒鳴る男の人はちょっと苦手。 敵か味方か分からない相手にまで回復魔法を飛ばしてしまうお人好し。 ラーダ寺院で慈善事業をしている身だけどもこれからちょくちょく冒険したいお年頃。 冒険は知識獲得に有益です! |
![]() |
⑥ライトネス: 人間、ナイト、18歳、女。 茶髪、ナイスバディのナイト。パーティの絶対防御盾。 せっかくの美貌を全く活かせない脳筋娘。 リスモアの領主の娘という貴族設定を持つが、誰も貴族と思ってくれない。 謎クエスト「巨悪を倒せ」を受注中! 面倒見は良いので困ったらおねーさんに頼りなさい! とりあえず気に入らなければ神様だってぶん殴る。奇人?変人?だからなに?! |
![]() |
GM | (ひとしきり雑談を終えた後)それじゃぁ、始めます! |
一同 | 宜しくお願いしまっす! |
GM | (前回のあらすじなどをおさらいしつつ、アイテムの持ち主の確認、所持金とリスモアに預けた金額等を確認しています) さて、早速ですが、リスモアの酒場から始まります。 前回の冒険でかなり儲けちゃいましたので、みんなちょっと気が緩んだと言うか、だらーっとしてる状態です。 |
トゥ・ナ(プ) | 一通りみんな立ってたフラグ回収したんじゃないの? |
GM | ちょっと整理してみましょうかね。 |
一同 | ふむふむ。 |
マーコット(プ) | 気になってる事と言えば、前々回ディルクセンの館で物色していた魔術師が気になりますね。魔法のアイテムを送りますとか言って渡しちゃったアイテムがどんな物だったのかとか、そもそもあの魔術師は何者だったのかとか。 |
GM | どこに送っちゃったんでしょうねw とりあえず、パーティのキャラクターごとに見ていきますと。 トゥ・ナには設定として身の回りの人物関係がプレイヤーに配布されておりますが、プレイに出てきたのは若い男の子だけです。(ちなみに名前はノーラッドと言います)その他の名前として、プゥとクエリッサという名前だけがちょっと出てきました。特に、現時点では何か進展がある訳では有りません。別に、前回のシナリオで、出せなかった、とかじゃないんだからねっ! 次にマーコットはお母さん探しと、書物探しはまだ終わってないですね。後、マーコットには、膨大な設定集と呪文が送付されている訳ですが、どこら辺までを皆に公開するのかは、この後考えておいてください。それによって話が進むかもしれません。 次にヤトリシノ。どうやら良いところの出らしい、ということは皆薄々分かっていますが、本人がひた隠しにしているので、今後どうなるか?ですね。 次にアンスリューム。一旦片付いてるっちゃ、片付いてる。残ってるとすると、パパって誰やねんって話がちょっと残ってるかな?位で、まぁそれが大事かってと大事じゃないかもしれない。 次にルーシア。秘密結社との関りがあった、という所まで聞いておりますが、何でとか、どうして、とかそういう所はまだ出ていないですね。前に出たのはマーコットはルーシアの近くでは呪文が使えないというその位の情報と、マーベラスという魔術師の名前でしたかね。後、魔術結社でエルフと赤ちゃんを見ているという情報でしたね。 最後にライトネス。結局、巨悪を倒せ、とは何だったのか、という一番厄介そうなものが謎に包まれております。 |
トゥ・ナ(プ) | 一番厄介そうなんだけど本人が理解してないからw |
一同 | w |
GM | 現状は、きっと裏で何かが動いてるんでしょうけども、皆さんには実害がまだ出てないので、気にしてないというところじゃないでしょうか…。w さて、皆さんが疑問に思ってる事とか、気になる事は有りますか? |
トゥ・ナ(プ) | 結局、イカの島の財宝は、誰の物だったんだろうね。 |
GM | ああ、謎のままですね。特に何か碑文とか有った訳でもないし。何かの隠し財宝だったんじゃないかなと思われます。 |
ヤトリシノ(プ) | あの宝はまだ有るのかな? |
GM | 大津波が来ちゃいましたからね。厳しいかもしれないですね。クラーケンの巣である事ははっきりしてるので、危険なだけかもしれないですね。 マーコットはテレポーテーションが使えるはずですので、そこの移動先について、ポータルとして今後はキャラクターシートに書くようにしてください。なお、魔法陣を登録するのに、1,000GPお代を頂くことになります。リスモアはすでに登録済だったと思うので、書いておいてください。 前々回プレイの時にそういうプレイをしてはいたのですが、リプレイから漏れていたりしていたので、忘れてしまうので書いて頂く事にしました。4回目プレイの時に支払ったか、キャラクターシートを見ても確認出来なかったので、とりあえず貰った事としてプレイは進めてあります。 |
ヤトリシノ(プ) | ロイドに買い物に行きたいなぁ。+2武器を買いたい。 |
GM | まだロイドは魔術師ギルドでテレポーテーションの魔法陣の登録をしていないので、ロイドに行くとなると馬車で飛ばして一週間というところでしょうか。 とりあえずやることがない場合にはロイドまで買い物は有りですね。 |
トゥ・ナ(プ) | 現状、キャラクターの指針がこうだってのが一旦終わってるから、動きづらい状況ではあるね。 |
マーコット(プ) | プレイヤー個人的にはルーシアさんとの友好度を上げたいです! |
トゥ・ナ(プ) | 自分としてはヤトリシノに個人的にトイチで金を貸し付けたいなと思ってます! |
一同 | 酷い人だw |
ヤトリシノ(プ) | マーコットから借りたいです! |
マーコット(プ) | いくらでもお貸ししますよw |
GM | マーコット的には何をしますかね。キャラクターはしなくても、プレイヤー間で情報共有しておきますか? |
マーコット(プ) | どこまで言えるかが難しいですが。何の呪いが掛かっているか分かる魔法が増えていたり、インテリジェントデバイスであるかが分かるとか、そういった呪文は増えています。もう一方の系統は、だめー!(-_-)/~~~ピシー!ピシー! ですね。 すごーくざっくりいうと、生贄が必要だったりするので、使えないですね。 |
GM | インテリジェントデバイスについては、どこら辺まで皆さんの認識が有るでしょう? |
ヤトリシノ(プ) | 喋る鏡の時に関わった、エンラトさんだっけ?あの人が研究してるんじゃなかったっけくらい。古代の知識とかそう言う奴だよね? |
マーコット(プ) | 後そういう点で言うと、ダークマジシャンのマーベラスも同じ様にインテリジェントデバイスの研究をしていた、ということでしたね。 |
GM | エンラトさんからの情報によると、マーベラスの研究はヤバいという事で、生きてる人間を魔法のアイテムに閉じ込めてしまう様な、生贄が必要な研究だったりする様でしたね。 |
マーコット(プ) | 自分は使うアテは無いですけど、魔法のアイテムを人間の体に埋め込む、という様な呪文が有って、ルーシアさんがこれに関わってるんじゃないかっていう気がしてしょうがないんですが、どう切り出していいか、分からないんです。 |
マーコット(プ) | ソーサリーが使えなくなるって、これ位しか考えられないんですよね。 フォビットマジックのかかったアイテムを体内に埋め込まれてるんじゃないかなって…。 |
GM | (ご名答w) |
マーコット(プ) | それでもって、秘密結社っていうのは、マジックアイテムも含め、合成獣(キマイラ)とかの研究もしてるんじゃないかなと思っています。 |
GM | 一応、マーコットに開示された情報ですが、そんなところとなっております。 さて、じゃぁ、ちょっとシナリオを進めましょうかね。皆さんはいつものリスモアの酒場にいます。今や酒場の奥は皆さんの特等席となっている状態で他の客は寄って来ません。 |
トゥ・ナ(プ) | ぼちぼち恐れられてて、アンスさんフード外しても問題ないんじゃないの…?w |
GM | 色が黒くなければね?w まぁ、そんなことを色々話しておりますと…。w |
ルーシア | トゥ・ナさんに聞きたい事が有るのですが…。 トゥ・ナさんはどこで、鍵開けだとか罠解除だとかの技を身に着けたんですか? |
トゥ・ナ | べ、別に山賊とかじゃ、ねーし! …まぁ、拾ってくれた親に教えて貰ったんだわな。決してまともなご家庭の育ちじゃねーよ。 |
ルーシア | 私も孤児でした。拾って頂いたのは最終的にはラーダの神殿でしたが、その前までの生活が大変だったろうな、という事は何となく分かります。 …その、うまく言えないのですが。例えば、盗みをするだとか、人様の物を奪うという様な、いわゆる「悪い事」をする時に、どうやったら「悪い」って思わないで出来る様になるのかなって…。 良心の呵責って、無くす事は出来るのかなって。 |
トゥ・ナ | …そう言うものは、無くならねーんじゃねーかな? |
ルーシア | (ちょっと驚きの表情) |
一同 | 深イイ…。 |
トゥ・ナ | そういうのが無くなると、ただの極悪人になるだけだよ。 |
ルーシア | そう…ですよね。…そう思います。 |
マーコット(プ) | マーコットも前のめり気味で聞いています。 |
ルーシア | 例えばなんですけど、私が悪い事をしようと思って、盗みの技とかを覚えてやろうとしたら、それは難しい事でしょうか? |
トゥ・ナ | うーん…。技とか以前の前に、気付いたらやっちゃってる時も有るんじゃん?技が有る無しに関係無く。 |
一同 | 深い! |
マーコット(プ) | あなたの心です! |
GM | そっち?w |
ルーシア(プ) | 私としては悪い事をする時の良心の呵責とかそういう物はどうやったら切り離せるかみたいなところに興味が有るんです。 |
トゥ・ナ | (やや諭す様に)あれだよ。良心の呵責とか、何かそういう物がどうこう言う以前に、盗んで欲しい物が有るんだったら、言えばやってやらなくもないぞ?ちょっと手数料貰うけど。w |
マーコット(プ) | 汚い事は引き受ける。と。w |
ルーシア | 今すぐに欲しい物が有るということでは無いのですが、今のお話でいくと、仕事として割り切れれば可能ということですよね? |
トゥ・ナ | (ちょっと考えて)そうだな。 |
ルーシア(プ) | この考え方は私にとって、斬新なものなので、メモし始めます。 |
GM | いつものテーブルでそういう難しい話をしている訳ですね。w |
トゥ・ナ(プ) | バッググラウンドでは脳筋がヘベレケになって酔っ払ってクダ巻いてんだな?w |
アンスリューム(プ) | きっとライトネスに向かって、あんたがうるさすぎて会話が聞こえないんですけど!とか言ってそうw |
マーコット(プ) | 口を開けたまま、聞いてますw |
トゥ・ナ(プ) | 飲み物飲むときは口閉じた方が良いぞ?w |
ヤトリシノ(プ) | 垂れてる、垂れてる。w |
マーコット | ルーシアさんに一つお伺いしたい事が有るんです。 |
ルーシア | なぁに? |
マーコット | 「マジックリアライザー」って、ご存じですか? |
ルーシア(プ) | その単語を聞いた途端、飲んでたエールを吹き出しますね。 |
一同 | おおお…。大丈夫か、おい。 |
マーコット(プ) | 巨悪にも関係するかもしれないので…。w |
トゥ・ナ(プ) | それに一番関係有りそうな奴は別のテーブル行ってクダ巻いてるぞ。 |
マーコット(プ) | その反応からすると知ってそうですね。 |
GM | (黙々とさいころを振り始める) |
一同 | GMが何かさいころ振ってるぞ!w |
ヤトリシノ(プ) | エンカウントか!?w |
トゥ・ナ(プ) | 消されるぞ! |
マーコット(プ) | 知りすぎたんや! |
ルーシア | ……。 マジックリアライザーとは、願えば魔法が実現出来てしまう特殊な体質の人の事をそう呼びます…。 その能力はあまりに危険です…。例えば死んでしまえと望めば、相手を呪い殺す事など、いとも簡単に出来る程に…。そういう存在なのです。 |
マーコット(プ) | いけるデスノート…。 |
トゥ・ナ(プ) | ロードスにある神聖魔法とか、精霊魔法とか、古代魔法とかとは違う系統って事? |
GM | 限りなく古代魔法とか、デーモンスクリーム(暗黒魔法)に近い物です。 少なくとも、神聖魔法に代表されるような「奇跡」では無い。 また「精霊力が必要」とかそういう事も無い。 どっちかっていうと「超強力なおまじない」とかに近い。目の前にいる人が気に入っちゃって「この人が私のこと好きになれば良いのに」とか思った途端に魅了の魔法が掛かる、とかそういう類の物です。 |
ルーシア | 願えば何でも叶えてしまう事の出来る、呪われた血の持ち主なのです。 |
ルーシア | …何を隠そう、私がその「マジックリアライザー」なのです…。 マジックリアライザーは、古代魔法使いの杖のような存在です。 その性質からマジックリアライザーは生まれた段階で魔術師ギルドなどに預けられ、魔法が自由に掛けられないよう禁忌の術が施されると聞きます。 |
トゥ・ナ | うほっ! |
マーコット | はーい。男性陣は目を閉じてくださーい。 |
ルーシア | マジックリアライザーに掛けられる禁忌の術ですが…。 ギアス(制約の禁忌魔法)なのか、クエスト(特定の命令を聞く事になる支配魔法)なのか、私のように魔法が使えなくなる宝石を埋め込まれるのか、方法は様々です。 |
GM | ここでGMから補足ですが、ルーシアにはお察しの通り、フォビットマジックの魔法が永続的に掛かる宝石が埋め込まれています。 そしてその魔法を維持する為、ルーシア自身の精神力を1日10%、朝の段階で自動的に消費しています。 |
ルーシア | 幼い頃、私は塔の様な建物の中に住んでいました。 そこでこの宝石を埋め込まれたのだと思います。 そこでの生活に自由は無く、石で作られた部屋で、ご飯を食べて、絵本を眺めてる様な生活だったように思います。 何歳だったか覚えていないのですが、多分、2、3歳くらいの頃、塔で大きな火災とか爆発が起きたみたいなのです。私はその時の混乱で、その塔から連れ出され、マーベラスのいる魔法結社に連れて行かれたのです…。 |
GM | 皆さん、魔術スキルチェックをしてください。 |
ヤトリシノ(プ) | 成功。 |
アンスリューム(プ) | 成功。 |
ルーシア | 魔術結社に行ってからの生活は、地獄でした…。 毎日、拷問の様な儀式が行われました。 自分がしたいと思ってもいない魔法を思い浮かべさせられ、実行するように強要されました。魔法が実行出来たのかは分からないのですが、何度も繰り返すと、私は決まって気を失いました。その度に水を掛けられてはまた続きを行う、というようなことを毎日繰り返させられました…。 |
ルーシア | 小さい頃は、自分がしていた事について、深く考える事は出来ませんでした。 でもある時から、実はあれは酷く、恐ろしく、忌まわしく、汚らわしい事をしていたのだと気付いたのです…。人を殺す事や、人の魂を抜き取る事など、悪い事の為にそれらをしていたのだと、分かってしまったのです…。 私のした事は恐らく魔法の形に変えられて、マーベラスに利用されていたのだと思います。 ラーダの寺院の神官長様に拾って貰って、物の善悪を長い時間を掛けて教わって理解した時、自分の過ちが嫌という程分かったのです。 その罪をどう償わなければならないのか、それに加担してしまった事を、誰に謝罪しなくてはならないのか…。善い行いをする事で、何かが救われるかと思い、必死に取り組みましたが、それでもこの罪の意識が拭い去れないのです…。 |
一同 | ふむふむ。 |
ルーシア | この間、マーコットさんがマーベラスの呪文の書を持って来た時、私は雷に打たれるような思いであの書物を見ました…。 私の忌まわしき記憶の塊。悪行の詰まったあの書を見て、震えが止まりませんでした…。 |
マーコット | どなたかの荷物袋の底にあった本ですね! |
トゥ・ナ | 記憶にございません…。w |
ルーシア | この事はリスモアのラーダ神殿の神官長様は知っています。神官長様をそれを知ってもなお、私をラーダの神官とする為に、ここまで育ててくれたのです。返しきれない恩義を感じています…。 私はこの自分の罪を背負いながら、どうにかして、償いが出来ないものか、ずっと考えているのです。 |
一同 | (しんみり聞いている) |
ヤトリシノ | ちなみに(ライトネスを指して)この人はそれを知ってるの? |
ルーシア | 酔っていない時にお話しした事が有ります。 その時に「やり直せば良いじゃないか」と言って下さったんです。 凄く救われた気持ちになった事を覚えています…。 |
ライトネス(プ) | 今は机に突っ伏して寝ているので、折角の良い所でドヤ顔が出来ませんが。 その時に私は「過去は過去だ、今は今、未来は未来だよ」とか訳の分からない事を言った記憶が有ります。 |
ルーシア(プ) | それを聞いて私は前向きにこれからの事を考えようと思ったのです。 |
ヤトリシノ(プ) | そこから仲良くなった、って感じなのかな? |
マーコット(プ) | ここまでの話を聞いてて、プレイヤーとして思ったのは、マーベラスが行おうとしてる事の怖さというか、一体何を最終目標にしてるのか、が知りたいですね…。 |
GM | どんな事が出来ちゃいますかねぇ? |
マーコット(プ) | そうですねぇ…。どこかの大聖堂が「ダイセイドー」となってロボット化する位の事は出来ちゃいそうですね…。 |
一同 | www |
GM | まぁ、マジックリアライザーが望めばやれるかもしれませんね…。w ちなみにですがマジックリアライザーが禁忌を犯して魔法を使おうとすると、バグナードと同じ様に全身に痛みが走ります。それを解除する事は出来ません。バグナードですら、カーディスを復活させて神頼みしようとした位の事ですから、生半可な方法では解除出来ません。 |
マーコット(プ) | (マーコット用の設定資料見ながら) これで私の方の情報から得られる事は、大体共有出来たかなぁ。後、何が有るかな。 |
ヤトリシノ(プ) | マーベラスとオーランジュは同僚なの? |
GM | そうですね。イメージ的には大学の教授同士みたいな物でしょうか。同じ方向性の研究をしている仲間でもあり、ライバルでもあるみたいな。仲良しこよしではないので、例えば研究素材を共有したりとかは余程の事が無い限りしない。お互いにメリットでもない限り。 |
トゥ・ナ | ちょっとルーシアに確認したいんだけどさ。 小っちゃい頃の嬢ちゃんに会ってるんだよね? その時から角は生えとったん? |
ルーシア | (しばらく思い出しながら)…生えて…無かったです…。 |
一同 | おおおお? |
ルーシア | 普通に赤ちゃんだ、と思っただけでしたから、生えて無かったです…。 |
一同 | だよね。 |
マーコット | いつから生えたんでしょう???w |
GM | さてさて、そんなわけで、ルーシアさんの隠されていた秘密がここで明らかになりました。 ルーシアさんがトゥ・ナさんに話しかけた先程の話も、いわゆるヤンキー兄ちゃんに悪い事教えてもらう中学生くらいの感じだったのかもしれませんね |
トゥ・ナ(プ) | 悪い奴のパシリにされそうになっとるやんけ。w |
ルーシア(プ) | なんというのでしょう。 ライトネスさんは親しい仲なんですけど、正し過ぎるというか、裏表が殆ど無いので、悪い事に関して聞いても明朗快活な明るい回答が返って来るんです。でもそれだと贖罪というか、罪の意識とむしろまともに向き合わなくてはならなくて…。 トゥ・ナさんに聞いたのは、そこらへんの葛藤があって、何か参考になるような話は無いかなと思ったからなのです…。w |
GM | さてさて、そんな事を話していると、ライトネスさんが目覚めました。 |
ヤトリシノ(プ) | 目覚めましたって…。自由人だな。w |
トゥ・ナ | ようやく酒が抜けたらしいな。 |
ヤトリシノ | お酒抜けるの早いね…。w |
ライトネス | 悪い悪い、ちょっと寝てしまっていたようだ…。 そうそう。すっかり言うのを忘れていたんだが…。 皆に言っておかないといけない事が有るんだ。 |
一同 | お? |
ライトネス(プ) | 大事な事なので、メモにちゃんと書いてきました。w |
一同 | 珍しい!進化してる! |
ライトネス | 忘れちゃうから、書いといたんだw |
トゥ・ナ | 常にそうしとけw |
マーコット(プ) | 聞く姿勢になって聞きます。 |
ライトネス | 実はな…。 |
一同 | うん。 |
ライトネス | 言って信じてくれるかどうか分からないんだが…。 |
一同 | はよ言え。w |
ライトネス | …私は神の声が聞こえるんだ。 |
一同 | …うん。 |
マーコット(プ) | 普通に受け入れる?w |
ヤトリシノ | う、うん。w |
ライトネス | 信じてないだろう…? |
トゥ・ナ | いや、こいつなら有り得るなと思って聞いてた。 |
ライトネス | そ、そうか…。 でな? この間、巨悪がどうとかいう話をしていた時に、すっかり言うのを忘れていたんだがな? |
一同 | うん? |
ライトネス | …実は、私は、聖女らしい。 |
一同 | おう? |
トゥ・ナ | …自分が知ってる聖女ってのはな? もっとこう、なんだ?清らかで…。お淑やかとか、大人しいとか、美しいとかさ? 少なくとも脳みそは筋肉に浸食されてない存在なんだがな? |
ライトネス | そうだな。私も自分が聖女だ、と言われても、しっくりこなくてな…。 まぁそんなこんなもあって神官戦士がいつの間にか護衛に付く様になったらしい。 |
トゥ・ナ | う、うん。 |
ヤトリシノ | 護衛…いる?w |
トゥ・ナ | 護衛の戦士団、一人で壊滅出来るんじゃね? |
ライトネス | それでな…? その事もあって、父上から領地の一部の運営を任される事となった。 この間、逗留したブラス村、覚えているか? 私はそこの領主になったのだ。 |
一同 | うえ?! |
トゥ・ナ | おい、領主。お前、領地ほっぽらかして、どこでさぼってやがる。 |
ライトネス | いやいやいや…なったのはつい先日の事でな。 この間の島巡りからリスモアに戻った時に、急に言われたんだよ…。 元々、運営してる領地は有ったんだがな。箔付けの為とやらで、街道沿いの村を頂く事になったんだ。 |
ライトネス | という訳で、ちょっとブラス村に赴こうと思うんだ。 |
トゥ・ナ | つまり、あれか?拠点を移す、という話になるのか? |
ライトネス | そうだ。で…。ここで相談なんだ。 トゥ・ナの言う通り、拠点を移そうとは思ってはいるんだ。で、可能なら皆にも付いて来て欲しいな、なんて思っている。 ただ、今のところ、あそこはリスモア程の治安はない、ただの村じゃないか。 私の屋敷がブラス村に出来るけども、先ほどリスモアの実家に大量に預けてきた財宝をブラス村に持って行っても、まだ治安上、守り切るには問題があると思うんだ。なので、荷物とかどうしようかなと思って。 |
一同 | なるほどね。 |
ライトネス | 引き続き実家で荷物を預かっていてもらうことは出来る。ブラス村の屋敷の警備をきちんと整えるまでは、そのまま預けておく、というのはどうだろうか? |
トゥ・ナ(プ) | ブラス村って、超強力なサキュバスさんいたよね? |
マーコット(プ) | セラフィさんでしたっけね。 |
トゥ・ナ(プ) | 屋敷に住んでもらえば超強力な警備兵になるんじゃね?w 夜にもお強いでしょうし…。w |
一同 | w |
GM | という訳で、ライトネスは拠点をブラス村に移す事になり、皆さんもそこに行きませんか、家なら例えばライトネスの屋敷に離れを作って部屋を構えるとか、用意をする事が可能ですよ? というライトネスさんからのご提案です。 ちょっとしばらくの間はリスモアに財産がある事になるので、リスモアとブラスを行ったり来たりは発生するかと思いますが、馬車で片道1日位なので、言う程手間でも無いのかな、というところです。 |
ヤトリシノ | 魔術師ギルドとか無いから、ひとっとびって訳にはいかないんだもんね? |
ライトネス(プ) | その質問を受けてですけど、お酒がまだ完全には抜け切っていないので夢を語り出します。 |
ライトネス | アンスリュームやマーコットの事も有るので、出来れば色んな種族や色んな職業や色んな立場の者が気軽に立ち寄れる村にしたいな、って思ってるんだ。 (先ほどのルーシアの話は寝ていて聞いてなかったので、皆が実はルーシアの秘密を知ってしまった、という事はライトネスは知らない) 心に傷を持ってる者とか、ちょっと悪事に手を染めてしまった者とかでも、この村にいる限りは、後ろ指さされる事の無いような、そんな場所に出来たら良いなって。 |
一同 | (あ、ルーシアの事、言ってるな…w) |
トゥ・ナ | (全て語り終わった頃、実は聞いてるわ、って教えてやろう…w) |
ライトネス(プ) | すっごい言葉を選びながら、ルーシアの事だって分からないように話してます…w |
一同 | w |
ライトネス | でな?ヤトリシノが聞いた話に戻るけども、魔術師ギルドも含めて、色んなギルドに声を掛けて、全部置いてしまおうかと思ってるんだ。 |
ヤトリシノ | それだけの権限が有るって事かな? |
ライトネス | そのつもりだし、金も使うつもりだ。 |
ヤトリシノ | それは聖女だから? |
GM | 聖女だから、というよりは、領主だから、ですね。 |
ヤトリシノ(プ) | ちなみに聖女って、どういう権限があるの?初めてだっけ? |
GM | 初めてではなくて、フラウさんっていう聖女がいましたね。 ロードス島伝説で、ヴァリスの聖女として出てきて、ベルドに付いてっちゃった人。 |
ヤトリシノ(プ) | ああ、居たねその人…。なんていうのかな?聖女の偉さの感じが分からない。 聖騎士とか神官戦士とか、そういった者に命令する権限みたいなのが有るの? |
GM | 飾りといえば飾りですかね。直接的な命令権限は有りません。 |
トゥ・ナ(プ) | あれだな。権力は無いけど、異常な発言力を持ってる訳だな…。w |
ヤトリシノ(プ) | 直接の部下はいないけど、全体に強力に発言力があるって感じか。 |
GM | で、先ほどライトネスが言っていましたが、直接の部下と言える人たちがブラス村に集まる事になります。護衛が付くと言っていましたね? |
一同 | なるほどね。 |
ヤトリシノ | あぁ…あの人(喋る鏡のシナリオの時の最後に何かちょろっと出てきた神官戦士)が来るって事かな? |
GM | そうなります。 |
トゥ・ナ(プ) | 何だっけブレスオブファイヤだっけ?町を発展させるゲーム無かったっけ?w 商人とかを招致して町を発展させるとかさ?w |
GM | (鋭いw) |
ライトネス | 実は、この間のエンラト(魔術師ギルドの人、喋る鏡の件の依頼者)とも話が付いていてな? ブラス村に魔術師ギルドの建物を用意してやるから、後はうまい事やってくれって事にしといたんだ。 |
GM | エンラトさんは、元々はカノンのディルクセンをパトロンにしてカノンで魔術師ギルドを立ち上げたかったのが出来なかったので、ライトネスのこの提案はもろ手を挙げてついてきます。 |
ヤトリシノ | 二つ返事出来た訳ね…。w |
トゥ・ナ | これ…ひょっとして、この村、発展を続けると、ロイド以上の都市になっちゃうんじゃね?w |
GM | (にやにや) 実は地図を見て貰いますと、立地的には凄い村なんです。 街道沿いにあり、ヴァリスの最南端。カノンとの交易の要所になり、今まで発展してない分、開拓余地、伸び代は十分。 そして、ロードスのカラー地図を見ると分かるのですが、川がすぐ近くを流れていますので、船で海に出るのも容易なんです。 |
トゥ・ナ | (ライトネス本人は自覚してないだろうけど)何だかんだで人に気軽に物を頼む事が出来て、みんな付いてくるっていう、何だよこのカリスマ。w |
ライトネス | なので、荷物の件、どうするかと、村に来てくれるか…。 それが相談、ということな訳だ。 屋敷内に離れでも建てて、みんなの居室とか、そういうものを用意するし、使用人とかもこちらで用意するよ? |
トゥ・ナ | (これ言ったらGMが大変になるかもしれないけど) 盗賊というか、山賊の見地を活かして、防犯とか治安に貢献出来るよう、盗賊ギルドとかを作るのは協力出来そうだな。 |
GM | マスターとしてはむしろ大歓迎でございますw |
ライトネス(プ) | 私はトゥ・ナが盗賊だって、実はまだ知らない…。w |
トゥ・ナ | そこら辺は、あれだ。自警団作ってやんよ、とか言って話を進めます。w |
GM | 素晴らしいww |
トゥ・ナ(プ) | あれ?しまった。掌の上だったか!?w |
ライトネス | あ、実はそれ、言葉は思い付かなかったが、そういうの作ろうかと思ってたんだ。で、皆にはそこを指導する仕事をして貰おうかと。何しろ村民は基本的に農民だし…。私は武術を教えるの正直そんなに得意じゃないし…。 |
ヤトリシノ | 強いんだけどね…。w |
トゥ・ナ | 自警団作るにあたってさ。この間の弟分居たじゃんか? あれとか首根っこ掴んで、ここに据えちゃうとかね。w 今の頭領に不満たらたら並べてやがったからこういうのも良いよな。w |
GM | (内心、物凄く、良心の呵責にさいなまれながら)…すごく良い案だね。w |
ライトネス(プ) | 私としては、何だろ。 バカなお前にそんな事出来る訳ないとか、否定されるかと思ってたのに、みんなが概ね好意的に受け入れてくれたので、何だかちょっとはしゃいでしまいたい気持ちになってます。w |
トゥ・ナ | おう、良いじゃねーか。何なら今すぐ行くかw |
マーコット | 何か、初めて居場所が出来た感じがしてます…。w |
アンスリューム | (ライトネスに向かって) あんたってバカなくせに結構まともな事考えてんだね。w |
一同 | また余計な一言を…。w |
アンスリューム | ああ、えっと、ごめん…。言い方間違えた…w 怒んないでってば…。w あーしさ、マーモ軍で頑張ってたのはさ? 今はもう死んじゃったけどベルド皇帝の言葉が気に入って付いてく気になったんだよ。 「みんなが笑って暮らせる、種族とかの垣根を取り払った国を作りたい」って、そう言ってたんだ。 何かさ?それを聞いて感動しちゃった時のこと、今思い出しちゃってさ。 あーしも最大限、協力するよ?w |
マーコット | ベルドさんの方は結果的に戦争になってしまいましたけども…。 |
トゥ・ナ | こっちは一領地内で、勝手にやるだけだからな。規模がちょっと違う。 |
アンスリューム | その中では、あーしも、(マーコットに向かって)あんたも、フード無しでのびのび暮らせるんだね。w |
マーコット | 素晴らしいです! |
トゥ・ナ | (お前のその木の角はどうなんだ?と思うトゥ・ナであった) |
GM | 現在の状況は、ライトネス用の邸宅がもうじき完成間近。 魔術師ギルドもエンラトが鋭意設置中となっております。 この後の行動ですが、一つには買い物のためにロイドに行くも良し、すぐにブラス村に行くも良しです。 |
マーコット | 例えばブラス村に行って、リスモアまでテレポートで帰って、そこからロイドまで行って、とかは出来ます。 |
ヤトリシノ | 馬とか馬車ってテレポートで飛ぶの? |
GM | それは飛びませんね。あくまでパーティだけです。 |
トゥ・ナ | 例えば、ライトネスには村に馬車で荷物とか持って行ってもらって、自分は弟分を探しにちょっと町をうろうろしてる間に、残りのメンバーでロイドまで行って帰ってきてもらうとかってのはどうよ。 |
ヤトリシノ | どうしようかなぁ。買い物は…まだいいや。w |
GM | じゃぁ、今の案件で行くとリスモアでトゥ・ナの弟分ノーラッドを探す試みですね。一応、魔術スキルチェックを振ってもらいましょうか…。 |
トゥ・ナ | 9! |
GM | そうするとですね。街にはいない、という事だけははっきりしました。 |
トゥ・ナ | 使えねーな。あの野郎w |
GM | (うん…そうだね…) 忙しいのかもしれませんね。 残念な事に、山賊関係の関係者は誰一人としていませんでした。 |
トゥ・ナ | まぁ、しょうがないな。 |
マーコット(プ) | 盗賊団のことが分かってる訳でないので、あれですけど。 プレイヤーとしては盗賊団の誰一人もいないってのが、なんか怖いですね。w |
GM | (うん…。そうだね。なんでなんだろうね…) |
トゥ・ナ(プ) | うん、まぁ、不穏は不穏だけどな…。 早速一団で我々の村に襲い掛かってくるかもしれねーな…。w |
マーコット(プ) | その時はどうします?w |
トゥ・ナ(プ) | 村中にトラップ仕掛けまくるわ。w 一般人は通らないけど、盗賊なら通りそうなところを重点的に…。w |
GM | 何故か屋根の上に色々あるとかね。w てな訳で、とりあえず、みんなでブラス村まで行くことにしましょうか。 |
GM | ブラス村に到着しました。早速ですが、MSチェックを振ってください。 |
ライトネス(プ) | 成功。 |
アンスリューム(プ) | 成功。クリティカル |
GM | お、たわわ組ですね。 |
ライトネス | なんだろう。柄の悪い風体の奴がちょっと増えた気がする。 |
アンスリューム | …あれ、マーモの人間なんだけど…。 |
マーコット(プ) | どういった風体なんですか? |
GM | 一言でいうと軍人風です。規律の取れた、兵隊のような、強面の輩が、眼光鋭く、睨みを利かすようにラーダ寺院近辺にいます。鎧を着てるという訳でなく、普通の服でいる感じですね。張り込みというか、警備なのかもしれません。 |
マーコット | 中に入れない雰囲気でしょうかね? |
GM | 近寄ろうとすると、その人たちが微妙に距離を詰めてくる感じですね。 |
マーコット | 私、気になります! |
トゥ・ナ | 今後の拠点に、マーモ軍が何でいるのかって、やっぱり知っとかないとマズいよな。 |
ヤトリシノ | そこの中に入っていくか。 |
トゥ・ナ | 中が荒らされてるかとか気になっちゃうよな。 |
GM | 皆が入り口まで寄って行きますと、その軍人風の人たちが、スーッと寄ってきて、何か御用ですか?みたいなことを聞かれます。 |
セラフィ | その人たちは私の知り合いです。中に通してください。 |
GM | その声を聞くと軍人風の人たちはまた、スーッと辺りに散開して行きます。皆、ラーダ寺院の中に入りますと。 |
アンスリューム | え?! 嘘? 何で?! 何でこの人がいるの!? |
トゥ・ナ(プ) | ポム爺!!! |
GM | ポム爺はいませんw |
トゥ・ナ(プ) | じゃぁ、パパか? パパなのか?! |
GM | パパでもありません。w |
セラフィ | とりあえず、どうぞお座りください…。 |
マーコット | (そう言えば位が高そう、みたいな話有りましたね) |
GM | 部屋に通されてみな座ります。 今日はセラフィさんしかいなくて、カルス君はリスモアの神殿まで所用で出かけてるそうです。 司祭さんは他界してしまったそうです。現在は2人でこの寺院を任されているそうです。 |
セラフィ | (アンスリュームに向かって)あなたは私を知っているのですか? |
アンスリューム | (フードを取って)私、マーモの者です。 |
一同 | 私?! |
セラフィ | (アンスリュームの容姿で納得) あ、そうだったんですね…。 それは(身分がバレても)致し方ないですね…。 |
GM | セラフィさんが話すことをかいつまんで話しますが。 |
セラフィ | ・自分は旧マーモ王国の、侯爵の家系。王の親戚筋。 ・ベルドの支配に逆らって、一族郎党皆殺しにされ、カノンに逃げ延びた。 ・カノンもマーモの支配下に入った為、命を狙われるのを避け、ヴァリスに更に逃げてきた。 ・表にいたのは、旧王党派と呼ばれる人たちで、ベルドの支配や現在のアシュラムたちの支配を良しとしていない、旧王族を復活させたい派閥の騎士の生き残り。 ・自分が生きている事が、彼らに伝わってしまって、頼んでもいないのに、身辺警護と称してラーダ寺院に張り付かれてしまっている。 |
トゥ・ナ | ということは、姐さん!みたいな感じですかね…。 |
GM | 軍人堅気のヤクザさんと言いましょうか。まぁ、そんな感じです。 正規軍にはもう居られない人たちで、それが集まってきた訳です。 元々セラフィのあまりの美貌に、村の人が集まってきていた訳ですが、それで噂を聞きつけて来てみたら、セラフィやんけ、という事で、バレてしまった訳ですね。 |
トゥ・ナ(プ) | ここにええ女おるらしいで。ワクテカワクテカ(*´ω`*)。 …姐さーーーん!!! |
一同 | w |
セラフィ | この事はご内密にお願いします…。 折角、身を隠してこの地に骨を埋めるくらいの気持ちで頑張っているので…。 それに、マーモの者がヴァリスにいるというのも、村人を恐れさせてしまうことになってしまうと思いますし…。 |
マーコット | 今もマーモ軍の人なんですか? |
セラフィ | いえ。旧マーモ軍です。 今は身分も無い、身を寄せるアテのない戦士たちです。 |
GM | アンスリュームはベルドが来るちょっと前くらいからマーモ軍の正規兵になって、一応旧王族とか、諸侯の顔位は見たことあります。 その後、ベルドと旧王族の間で争いになった経緯も知っています。 |
マーコット | 軍人さんたちは、どこに住んでるんですか? |
セラフィ | 彼らはここに住んでいます。 カルスさんがいる時に合わせてお話したかったのですが…。 どうしても彼には秘密にしていてはいけないと思い、私がサキュバスで元々マーモの貴族であった事など全てを話したのです。それでも、彼は私の事を快く受け入れてくれました。 しばらくしてから、彼ら旧王党派の兵士たちに私の存在を知られてしまいました。どんどん兵が集まって来てしまい、致し方なく彼らの存在をカルスさんにも伝える事にしたのです。 野宿も可哀そうだという事になって、空いてる居室に住んでもらっているのです。 |
トゥ・ナ | …どんどん、戦力が集まって来てるな…。w |
GM | 知らない間に人が勝手に集まる村になっております…。w |
マーコット | 中々面白い事になってきてますね。 |
ヤトリシノ | これもうちょっとすると、町になっちゃうんじゃない? |
トゥ・ナ | いや…要塞…かな?w |
GM | (にやにや) さっきもちょっと言いましたけど、川が近いですからね。 いつでも海に出られるとか、もう交易してくれって言ってる様なもんですよ? |
ヤトリシノ | ポム爺さん呼んだら来るんじゃないの?w |
トゥ・ナ | 何だかんだ過ごし辛いカノンにいるくらいだったらこっち呼び寄せたら良いのに。 |
マーコット | あれ?ポムお爺さんって人間でしたっけ?w |
一同 | オーガじゃねーよw |
GM | そんな訳で、話は戻しまして。 |
ライトネス | あ、この度、この村の領主をする事になりました。今後とも、宜しく頼みます。 |
セラフィ | え?! あ、そうなんですね。こちらこそ、よろしくお願いいたします。m(_ _)m |
ライトネス | ちょっと折り入って、聞きたい事が有るんだけど、ちょっと良いかな? |
セラフィ | 私でお役に立てる事でしたら…? |
トゥ・ナ | こっそり近づきつつ、聞き耳を立てます。 |
GM | TSチェックに成功した人はこんな会話をしているのが聞こえます。 |
ライトネス | そのぉ、なんだ。例えばなんだが、村に歓楽街を作ろうか、と思っているのだが、サキュバスというのはそういう事に長けているのだろうか? |
セラフィ | えとえと、私の知っている歓楽街というのは、お酒を飲む所であったり、場合によっては男性が女性と一夜を過ごす、といったような、男性向きの娯楽の事かと思うのですが、どちらでしょう? |
ライトネス | 両方だ。飲んだり、食べたり、遊んだり。 苦しい労働を終えた後、酒だけじゃない何かが有ると、憂さが晴れて、翌日もまた頑張れるんじゃないかなと思ってな。 その…遊び方によっては、治安や病気などは、ちょっと考えどころなんだが。 |
セラフィ | だいぶ、思い切った事を考えましたね…? お酒の提供のお店は正直分かり兼ねますが…。 その男性向けの話であれば、私たちは最も向いているかもしれません。夢を見てもらうだけですので、病気になることは有りませんし…。 私はもう、他の人に夢を見させる気は無いのですが、マーモにまだ残っている仲間を呼び集めれば、やれない事は無いかと思いますよ? |
ライトネス | そうか。普通の酒場は他をあたって考えるとしようかな。 そのぉ、未来的に、歓楽街を作る、となったら協力して貰えないだろうか? |
セラフィ | ええ。それはもちろんなのですが…。 ただ、そのみんなマーモの出なので…。 存在が明るみに出た場合はちょっとどうなるか、怖いですけども。 |
ライトネス | 身分については守るつもりだ。何しろ領主は私だ。私が良いと言えば良いんだ。w この村では誰もが自由に出入り出来るようにしたいんだ。 私は頭のおかしい領主なのでな。そういう村が一つくらい有っても良いんじゃないかと思って…。w なので、体制が整うまではしばらく待っていてくれ。 |
セラフィ | …分かりました。このお話、私にとって、いえ、私たちにとって、魅力的すぎる提案です。ぜひ協力します。 ちなみに、女性向けの夢を見るお店もやれますけど。お要り用ですか? |
ライトネス | い、いや。そこは、その、なんだ…。当面は良い…。 |
GM | という事で、どうやらライトネスさん、更に色々考えてるようですね。 |
トゥ・ナ | これ、国ができるぞ…。w |
ライトネス | (みんなの所に戻ってきて) あ、悪い悪い。話し込んでしまった。 そうそう。セラフィに言い忘れてた事がある。 私はヴァリスのファリス神殿において聖女という認定を受けている。そのためこの村に、神官戦士と聖騎士が護衛として常駐する事になっているんだ。 セラフィの警護を買って出ている彼らは、要するにマーモの旧暗黒騎士団の面々、という事だろう? 彼らの身分がしばらくは明かせない以上、余計な混乱を避けるためにも、いざこざを起こさないようにしていて欲しいんだ。出来れば接触しないように。 |
セラフィ | …聖女様ですって!? …分かりました…。私たちの居場所に直接関わる大事ですのできっちり守るよう言いつけておきます。 |
GM | という訳で、旧暗黒騎士だの、神官戦士だの、聖騎士だの一つの村にびっくりするほどの兵力が集まりつつあります。 |
トゥ・ナ | これヴァリス側から見たら、ライトネス周りで、事情が分かっての事だけどさ。 マーモから見たらここに訳の分からない戦力がどんどん集まってる状況だよな…w |
GM | 戦略防衛拠点の片鱗が見え始めてきましたね…。w 近々神官戦士の建物と、聖騎士の建物が建つとのことです。 元々ここはヴァリスの領地の隅っこで、街道警備の衛兵の見回りの限界地でした。正直まともな施設も無かったのですが、そういう兵士のための施設も作って、頻繁に街道を警備出来るようにするなど、拡充を図るようです。 これもほぼ全てリスモアの実家からの支援となります。 この村の価値が上がれば上がるほど、良い領地となり、良い婿が来る。という物凄く打算が働いている支援となっています。 |
マーコット | ファリスの神殿にも神官戦士が集まって、ラーダとは無関係だけど暗黒騎士も集まって。なんだか凄いことになってきましたね。 |
トゥ・ナ(プ) | このまま人が集まって来るとするだろ。 この町だけで宗教戦争が起こるようになるぞ…。w |
マーコット | ついでに人外も集まってくる…。w あ、そうだ、全然関係ない話なのですが。一つ気になってる事が…。 アンスリュームさん。私の故郷の村がその後どうなったかって、分かりますか? |
アンスリューム | ん?どこら辺? (地図を見ながら) あぁ…あーしはそこら辺までは知らないなぁ。 |
マーコット | そうですか。ありがとうございます。 |
GM | さてさてではここら辺でラーダ寺院周りで聞いておきたい事とかは有りますか? |
トゥ・ナ | いい加減にセラフィさんのスリーサイズを…。 |
ライトネス | (息を吸うように裏拳) |
トゥ・ナ | ぐは!(今回は女性キャラがいるからお約束で! |
マーコット(プ) | マーベラスの事について情報共有しておいた方が良いですかね? |
GM | まぁするならば。 とはいえセラフィさんからマーベラスの情報を得る事は出来ないですね。 というのも、セラフィさんはベルドが来るまでは基本的にマーモにいて、カノンは逃げ回ってるだけの状況ですので、カノン近辺に根城があったとされる組織とそもそもの接点が無いです。そこからヴァリスに来てしまいましたしね。 |
マーコット | そうしたら、とりあえずセラフィさんに魔術結社がカノン方面で暗躍してるという情報だけ共有するに留めます。 |
セラフィ | 今日の宿はどうされるんですか?こちらでお部屋くらいは…。 |
ライトネス | あ、それには及ばない。屋敷なら有るので、とりあえずそこに寝泊まりするよ。 |
トゥ・ナ | もう出来とるんかい! |
GM | 皆さん用の離れは出来ていませんが、ライトネスの館は出来ました。 |
ライトネス | 実はもう一か所、行く所が有るんだ。今日はこれにて失礼する。またな。w |