七夕の詩歌万葉集巻十
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●万葉集・十巻(1996)
天の川水さへに照る舟競(ふなぎほ)い舟漕ぐ人は妹と見えきや

(読み)


●万葉集・十巻(1997)
ひさかたの天の河原にぬえ鳥のうら歎(な)けましつともしきまでに

(意味):

コメ


●万葉集・十巻(1998)
わが恋を妻は知れるを行く船の過ぎて来(き)べし言(こと)も告げなむ

(読み)


●万葉集・十巻(1998)
あからひくしきたへの子をしば見れば人妻ゆえにわれ恋ひぬべし

(読み)

●万葉集(2029)
天漢 梶音聞 孫星 与織女 今夕相霜

(読み)あまのがわ、かじおときこゆ、ひこぼしと、たなばたつめと、こよひあふらしも

天の川を「天漢」と表すのは明らかに中国の影響でしょう。


●万葉集(2040)
牽牛 与織女 今夕相 天漢門尓 波立勿謹

(読み)ひこぼしと、たなばたつめと、こよいあふ、あまのがわとに、なみたつゆめ

なみたつゆめ−波よ立つな


●万葉集(2077)
渡守 舟早渡世 一年尓 二偏往来 君尓有勿久尓

(読み)わたしもり ふねはやわたせ ひととせに ふたたびかよふ きみにあらなくに

ふたたびかよふ、きみにあらなくに−二度渡ってくるお方ではないのだから


●万葉集(3900)U.C
多奈波多之 船乗須良之 麻蘇鏡 吉良伎月夜尓 雲起和多流

(読み)たなばたし ふなのりすらし まそかがみ きよきつくよに くもたちわたる


●万葉集(4127)大伴家持U.C
夜須能河波 伊牟可比太知弓 等之乃古非 気奈我伎古良河 都麻度比能欲曽

(読み)やすのかは いむかひたちて としのこひ けながきこらが つまどひのよそ

「天の川」ではなく、高天ヶ原のある「安の川」であるのは、単になぞらえただけなのでしょうか?

以下:作成予定あり

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