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今日も雨
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* 旅行記 バンクーバー8日目 *


バンクーバーに戻ってきました
■なんでもない1日
97.10.03


今日も雨。
昨日のフェリーでは、あーんなに晴れていたのに、今日も雨。雨だらけだ。やっぱり、私たちは運がいいのか、悪いのか。移動中だけカラッと晴れたらしい。

 今日は、先輩のクレジットカードがまったく使えなくなったため、カードの再発行をする事になった。初めは、機械がカードを読み込んでくれなくて、機械の故障かと思っていたのが、他のカードでは現金が引き出せたので、先輩のカードの方が使えないことが判明。

 カードの再発行と言っても、あるホテル内のカード会社バンクーバー支店へ行き、日本人が応対してくれ、日本語で全てが対処できる。うーん、なんて素晴らしいサービスだろう。見知らぬ海外でも、対処できるのが素晴らしい。明日には再発行したカードでお金が引き出せるとのこと。スピーディーだ。

 そうこうするうちにお昼になっていた。昼食には、キングバーガーでハンバーガーを食べることに。外国のハンバーガーは、さぞサイズが大きいのだろうと、期待して頼むと、日本のキングバーガーと変わらないことが判明。なーんだと少々がっかり。2階へいって、窓から外を眺める。

 バンクーバーで不思議なのは、観光客と働いている人の差がわからないこと。スーツ姿の人口が極端に少ない。バンクーバーでは、スーツ姿のサラリーマンは少ないのだろうか?もう一つ不思議なことは、どう考えても、東京に比べ、小さい都市のバンクーバーで、一体どれほど仕事があるんだろうか。働き口の需要が、極端に少ないように思えるのは、私だけではないはず。ここでは、仕事場所を見つけるのが東京にくらべ相当難しいと考えられる。

 雨の中では、何も出来ないので、ホテルに帰ることになった。バスで帰る2人に対し、私は歩くことにした。結構、近いので歩ける距離だった。大通り沿いに帰り、バンクーバーはホテルが多いことを再確認しながら、戻るとバス組の二人が戻ってなかった。歩きの方が早かったらしい。問題は、バスの方が早いと思って、鍵は2人のほうにあること。仕方ないので、近くのお店で時間を過ごして、ハガキ等買って戻ってみた。まだ、2人が帰ってきていないことを、フロントで確認すると、受付の人が鍵をもう一つくれて、開けてくれた。助かった。

 さて、バンクーバーに無事着いたこと、バンフでの宿泊先をFAXで両親に伝えなければならない。実は、いつも宿泊先が決まると、その場所を日本にFAXして、緊急なときは電話連絡をとれるようにしていました。そこで、近状報告をともなった紙を持って、フロントに行き、ファックスを頼んだ。

 フロントには、さっき鍵を余分にくれた人がいて、何やら本を読んでいた。ファックスをしてもらっている間に内容をのぞき込むと、パソコンの教科書のようなものだった。私が、パソコンを学んでいるのかと聞くと彼は「そう、今はフロントマネージャーをしているけど、近い将来は、パソコンを使った仕事に就きたいんだ。その為に学校も通っているよ。」「ほう、すごいね。もしかしてインターネットとか?」「そうだよ」感心感心。向上心があることは良いことだ。ここで、ふつうの人なら話が終わるに違いない。しかし、私は「ほう」と感心しながら、彼の本をパラパラめくり、ああ、ウィンドウズ入門編だなーと思いながら、ニヤっと彼に笑いかけた。

 「メールアドレスは持ってる?」「いいや、これからプロバイダー探しをするけどね。」「ほう」ここで私は、またニヤっと笑い、おもむろに手に持っていたシャープペンで、本の最後のページに自分のメールアドレスを書き込んだ。驚いた顔をした彼は「君、パソコンをやってるの?」「そう、ネットがつながったら、メール頂戴ね。」複雑そうな顔をした彼は、「いつになるか分からないよ。」と言った。「構わないよ、パソコンが扱えるようになったらで構わないから。」と本をポンポンたたいた。わざわざ、最後のページに書いたのは、この本を読み終える頃には、パソコンが使えるようになっているだろうと思ったからだ。ここで、ようやく彼は笑い、どれくらい自分が努力しているのか、なぜ努力するのか話し出した。ようは、パソコン関係のほうが今の仕事より稼げるからだという。がんばれ、フレッド君。名刺を貰って名前を知りました。

(さて、その後、フレッドくんからメールは来たのか?)
ふふふ、来ました。律儀に来ましたよ。カナダから帰国してから半年後に。がんばったんだね。「僕を覚えているかな。」から始まったメールでした。なんと、彼は無事学校を終了して会社を探しているらしい。そこで、すごいのが、探しているのはカナダ国内ではなくて、なんとトルコ。なぜトルコ?カナダと関係が深い国なのか?グローバルな男だった。就職活動の範囲は、世界か?エイゴが話せることは国の垣根を無くすんだなと、思わず羨ましかった。エイゴが話せれば!!





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