| ■ バンクーバー到着! 
 バンクーバーに朝10時ごろ着きました。
 最初、カナダに無事に着いて喜ぶどころか、 初めての個人旅行で不安と緊張で一杯でした。
 その割には、日本人の悪い癖か?
 着いたとたんカメラを取り出して、飛行機をバックに写真を撮ることは忘れない。
 記念♪ 記念 ♪
 
 カナダは寒いものと思っていたら、そうでもなかった。
 カナダについてしたことは上着を脱ぐこと。
 9月で北海道より上なら、もう秋過ぎの気温かと思ったら、夏のようにまだ暑い。
 
 さて、ホテルを現地で決める計画で、全く何も予定が決まっていませんでした。
 初めての個人旅行で、往復切符しか買ってない。
 
 私: 「肝臓が痛い・・肝臓」
 先輩: 「それは胃だよ。」
 ・・・・・そうか、これが胃がキリキリ痛いという思いか・・・。
 飛行機の中で胃が痛いという感覚を、生まれてはじめて体験をしました。
 
 ともかく、カナダに着いたら観光局へ直行することだけが、唯一日本で予定されていたこと。
 しかし、その前に両替が必要でした。 カナダドルを全く持っていなかったのだ!
 
 空港の両替所に行き、さっそく英語を使う時が来たか〜と身構え、窓口に耳を傾けると、
 お金を出すだけで英語は必要ありませんでした。
 けれど、コインを 余り貰えなかった時は、スモールチェンジ プリーズです。
 荷物が大きいのでバスではなくタクシーを使うことに。 タクシー乗り場へ行くと、ターバンを頭に巻いている運転手が多くてびっくり。
 ともかく、 ウォーターフロントにある観光局へ向かいました。
 「バンクーバーって結構小さい都市なんだな。」というのが最初の印象でした。
 どこを通っているのか、分からないうちに観光局に着く。
 
 観光客が多く、壁に据え付けられている整理券を取って順番を待つことになる。
 パンフレットがたくさん置いてあり、観光の情報が得られます。
 日本語のものもありますが、これはあまり役に立たない物ばかりです。
 順番が来て、ホテルを探していることを伝えると
 ホテルの条件を聞かれ、呼ぶまで待っててと言われました。
 
 名前を呼ばれ、スタッフの人がコンピューターを使い、
 最初に言った条件でホテルを検索してくれました。
 
 条件は、キッチン付きでスタンレーパークに近いとこ ろ。
 はじめに高い料金のホテルを紹介され、
 「安いところ!モワ チープ!」と、100ドル前後の条件を、慌ててつけ加えました。
 3人でワリカンすれば、一泊一人3000円ぐらい になります。
 すると、ダウンタウン内は、どこも高いよと言われ、ノース・バンクーバーか郊外はどうかと
 アドバイスを受けました。
 
 嫌な顔せずに、親切に、次々にホテルの名前と料金を教えてくれ、
 スタッフのお兄さんを独占したような状態で長いこと検討した結果、
 郊外に3日間、ダウンタウンに4日間と、経済的負担を減らすことになりました。
 ビクトリアの宿泊もここで予約を取って貰いました。
 こんなに、親身になって情報をくれた観光局は、ここだけです。それも当然。それぞれの観光客にこんなに親切にしていたら、仕事がはかどりませんよね。
 本当に、最初に出会ったのがこんな親切な観光局でラッキーの一言です。
 初日ぐらいは日本で、泊まるホテルを決めておきましょう。
 情報はインターネットで得られます。
 時計を見ると、もうお昼でした。観光局の隣にレストラン街があり、そこで、昼食を済ませました。
 余り食欲がなかったので、豆とチーズが入ったタコスを食べました。
 そういえば、トイレは観光局にはないので、ここのを使用することを書いておきますね。
 
 最初に泊まるモーテルへ、タクシーで行きました。タクシーの運転手に言わせると
 ダウンタウン内にも安いホテルはあるとのこと、候補に挙がったのは Sylvia Hotel  や Barclay Hotel
 
 
  そんなこんなで、着いてみると小さいモーテル。 出迎えてくれたのはなまりのひどい英語で話す、Mr,Moe と大型犬のチコ。
 
 二階の部屋の鍵を貰って、ギシギシと階段を登る。
 部屋は、クィーンサイズの ベットが2つと小さいキッチンがついていました。
 時差ボケで眠く、着いたとたんバタンキューと夕方まで寝ることに。
 
 夕食は自分たちで作るため、材料を買いに行かなければなりませんでした。
 スーパーの閉店時間が分からなかったので、ともかく夕方に起きる約束を・・・。
 けれども、私には起きられる自信はありませんでした。
 何故起きられたのか、今では不思議です。
 
 
 大きなスーパー(safeway)が、目の前にあり、とても便利です。
 モーテルには、キッチンが付いていますが、安いモーテルです。
 鍋やフライパンがあることを期待してはいけません。
 用意の良い先輩のおかげで、その点、心配はいらず、アウトドア用の鍋がポンっと鞄から出てくる。
 こ こで、ちょっと日本人らしい先輩のことを話してしまいます。(済みません! もし、ご本人が読んでましたら、知らせてください。即、抹消します。(笑))
 今回は、3人での旅行でしたが、どういう訳か、私以外の2人の荷物が大きく、重いのです。
 
 それもそのはず、出てくるのは日本食、大いに役立ったアウトドア用の鍋、
 ティーバックのお茶に梅干し等、これは重かっただろうと推測できる食料品が鞄から出てきました。
 それらの恩恵にあずかった身としては、大きな事は言えませんが
 日本食もほどほどに持って行かれた方が良いかと・・。
 けれども、日々少なくなっていく日本食の代わりに、お土産達がその位置をしめたのは
 正直 うらやましかったです。小さい鞄で行くか、大きい鞄で行くか、それが問題です。(笑)
 スーパーは大きく、何でも売っていました。見ているだけでも楽しかったです。ここで何故か私は、ハーレクインを買いました。
 本当は、日本の小説を持ってきて、 読もうと考えていましたが、
 現地に行ったら、現地の物を読め との忠告が両親から入り、それもそうだと、
 小さい辞書を持って来ていました。ハーレクインは実はカナダに本社があり、記念になるし、
 ハッピーエンドで終わることも分かっているので、購入。
 結局、英語が読めもしないのに買ったので、途中でお荷物となり、日本に郵送する事になりました。
 今でも、まだ読んでません。(笑)
 
 残念ながら、初日の夕食は何を食べたか覚えていません。
 窓からの夕日が綺麗で、またしても、カメラを取り出して、パシャっ。
 一日目は、観光局のお兄さんに救われて、終わる。
 
   
 
   次は、バンクーバー観光初日
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