石垣・西表紀行2001

グルメ編  by BAJA

えーっとですね、4編の中でこのグルメ編が一番ボリュームあるかもしれません。(笑)

石垣、西表は沖縄とほぼ同じ料理分化圏である。基本的には通常沖縄料理と呼ばれる料理が主体となる。

沖縄料理は特徴的な食材により構成されるものが多い。肉は牛も人気があるが、沖縄料理で肉といえば豚肉であろう。いわゆる精肉はもちろん、皮や軟骨質の部分も好んで食べる。耳はミミガー、顔の皮はチュラガー、皮付きバラ肉ははソーキ、豚足はティビチ、モツはナカミと呼ばれ、極普通に食材として精肉店や精肉コーナーに並んでいる。ミミガーやチュラガーは細く刻まれて和え物等に、ソーキや柔らかく煮られたラフティ、ティビチは極柔らかく煮て煮つけやおでんの様に、ナカミは汁物や炒め物に。更に戦争の影響がもたらした食材ランチョンミート(スパム等)をポークと呼んでチャンプルー等に好んで利用する。他にはヤギなんかも好んで食べられ、ヒージャーと呼び、刺身、汁物にして珍重される。

野菜としては有名なゴーヤ(ニガウリ)、ナーベラー(ヘチマ)、ンジャナ(ニガナ)、フーチバー(ヨモギ)、ダッチョウ(島ラッキョウ)、パパヤー(青いパパイヤ)等、果実だとシークワーサー(ヒラミレモン)、パパイヤ(熟したの)、島バナナ(小振りだが香りが強い)、島パイン(小振りだが完熟が食べられる)、マンゴー、etc

アーサー(アオサ)、昆布(沖縄では採れない)、スヌイ(沖縄もずくと呼ばれる太いもの)、ウミブドウ等の海草類、魚貝類ではグルクン(タカサゴ)、シロイカ(アオリイカ)、クブシメ(コブシメ)、ミーバイ(ハタの仲間)、アバサー(ハリセンボン)、シャコ貝、ゴシキエビ、ニシキエビ数え上げればきりがない。

味付けの基本は塩であるが、地物の塩を島マースと呼んでいる。味噌や醤油も使われるが際立つ程の使い方は少ない。

お酒は泡盛ね。一般的なのは米が主原料の蒸留酒で、サトウキビ原料のもあるけど、こっちは黒糖酒とか上等酒なんて呼ばれて、原料が原料だけにラム酒っぽいです。。瓶に居れて寝かされた古酒(クースー)も沢山ありますね。泡盛の製造はタイから伝わった技術なので、原料のお米はタイ米などの長粒種が使われるようです。ビールはオリオンビールがやはり主流かと。

沖縄料理って、最初中国料理の影響受けて、次に日本料理(薩摩料理)の影響受けて、最後にアメリカの影響受けて現在の形になってて、大きな、時代変化の影響が色濃く残ってるのも大きな特徴だと思います。

さてさて、一般的なお話はこのくらいにして、遠征時に戻りますかね。

11/1、私達は沖縄到着した。石垣便乗り継ぎにはまだ時間がある。エンダーさんはロビー売店で早速ベニイモソフトにアタックしている。美味しいのでお勧めとのことである。空港には観光物産館のような物も併設されており、時間があった私達はそちらに移動してぷらぷらして時間を潰す事にした。実に様々なお土産が売っています。泡盛の試飲販売なんかもやってます。ちとビールでも飲みたいが変わったの無いかと探していると珊瑚ビールというのを見つけました。なんかピンク色したビールの様です。お土産用なので冷えてるのが無さそうでしたが、お店の人に聞いたら、クーラーボックスに冷やしてあるのがあって早速3人で飲んでみました。色とは裏腹に辛口でキリッとした飲み口で結構いけます。

さて、乗り継ぎ便の都合でエンダーさんとあっしは一足先に石垣へ。Tさんと合流した私達は昼飯を採る為八重山そば屋さん丸八へ向かいました。大、中、小とかサイズの選択と上に乗せる具(ソーキ)を選べるが、とりあえず、スタンダードの中を選択。中は500円でした。運ばれてきた八重山そばは白い中丸ストレートでしっかりしたコシがあるけど固すぎない麺に透き通ったスープが張られており、具に細切りした味付け三枚肉がのってました。スープは塩味ベースで、たぶんトンコツ(博多ラーメンの様に白濁するまで煮出さない)、昆布、鰹節をブレンド、もしかしたら若干の鳥出汁?でとった薄味に出汁がき いたとってもさっぱりした感じで、さらっと食べちゃいました。丸八は人気店なので昼時は物凄く混むそうです。ちょいとはずれた時間帯に行く方がゆったりできて良いかもです。書いてるうちにまた食べたくなってきました。(笑)

琉球分化圏でそばというと沖縄そばや八重山そばの様な小麦粉で作った麺になります。沖縄そばの多くが平麺の縮れ麺が主体なのに対して八重山そばは中丸麺が多いようです。まぁ、あくまで傾向であってお店による違いも多く一概に言え無い様です。スープは濁らないトンコツに昆布、鰹節、鳥ってのが基本の様ですが、お店によって濃い味付けのお店、白濁スープだったり、醤油が効いてたり、味噌味があったりと千差万別の様でもあります。

石垣の市場に行きますと、バナナ、ドラゴンフルーツ、シークワーサー、パイン等様々なフルーツ食材が売ってますが、観光客だとぼられる(こういうのは日本中どこでも一緒ですよね。)そうです。従って各店での価格チェックや値段交渉を忘れずに。この時私達はトラップ用の熟したパインを4個程を1000円で購入しました。激安って程ではないですが、時期はずれであることを考えればまぁまぁってとこでしょう。

とってもおしいそうな島パイナップル。大好物です。

土地の料理を楽しむには料理屋さんや居酒屋さんに行くのが普通ですが、石垣では鮮魚に関してはもう一つ楽しみ方があるようです。漁港周辺に行くと”さしみや”って看板を出した小さなお店が沢山あります。これは内地でいう所のお魚屋さんにあたり、屋号どおり、とりたてのお刺身や天ぷら、お魚、切り身、海草類等、色んな海産物がボリュームもあり、お値段も結構お安く入手できるそうです。

この夜、私達はTさんの両親宅でBBQをしたのです。その際、野菜や肉を塩味にて食べたのですが、これが激ウマなのです。塩自体をなめてみると、塩味がマイルドで刺激が少なく、後味に甘味がたつのです。見ためは極薄く飴色づいた粗塩風です。こちらでは地の塩を島マースと呼んで重宝してるのは知ってましたが、この塩の味はちょっとただものではないと直感的に気づいた私達は聞いてみました。するとこれは”粟国の塩”というのだそうです。沖縄本島では結構入手しやすいそうだ。くわしくはまたあとで。

さて、翌11/2私達はこの日石垣から西表へ渡ることになっている。普通は乗り合い船で行くのが普通なのだが、私達はT氏の友人である島一番の海人である通称”海人三郎”さんにお願いして西表へ渡る事 にしました。

漁港に到着し、待っている間、漁港内を覗くとアオリイカの子供が沢山隠れているのが見えます。亀有さんは暇つぶしに餌木でからかっています。程なく船が近づいてきました。船は2艇用意されており、1艇は大型の漁船で、1艇はこの地方独特の小型漁船。個人的には乗った事のない小型船がええなぁと思ってたら、今日は小型の方で行くと言う。ラッキーだ。荷物を積んで早速出発である。

船はグングンスピードを上げる。船の縁が海面に近いので、速度と相まって波飛沫がかかるが、天気がよいので気持良い。

通称”海人三郎”さん。

沖にでても今日は全く波がない。”海人三郎”さん曰く、『この時期こんな油を海面に張ったようにべた凪な日ないぞ。おまえたち、普段よっぽど良い事してるか、悪い事してるだろ。』とのこと。どっちかは言わなくても判ると思うが、念の為言っておく。普段とっても良い事してます。(藁)それにしても水面下に見える珊瑚礁の綺麗な事。

大分西表に近づいたころ、船の速度がおちてきた。どうやらここいらでシュノーケリング&獲物捕獲を行うらしい。そう、わざわざ、無理言って島一番の漁師である”海人三郎”さんにお願いしたのはこの為である。準備をして早速海へ。どぶん!!あったけぇ。この時期こんな水温で泳げるなんて。海の底は色とりどりの珊瑚礁。カラフルなお魚も沢山おります。北の海育ちのあっしにはまったくもって見慣れない情景です。泳ぎは得意なので、10m位は全然平気で潜れますが、北の海は夏でも10m潜るとかなり冷たいのに、ここは全く冷たくありません。ここマジでええわぁ。”海人三郎”さんのあとをついて泳ぎ、獲物を採るところを見学します。さすがです。サクサク獲物を見つけてはゲッチューしていきます。主な獲物はヒメシャコ貝、タカセ貝、コショウダイの仲間、ミーバイの仲間等etc。ヒメシャコ貝は口を開いてる時、その開口部がブルーに光りとても綺麗でした。

シュノーケリングも堪能し、獲物も大分集まった頃、途中の島に寄港。たしか新城島上地という。同じく小さな島が近くにありこちらは新城島下地という。ここは定期船がないので、普通は滅多に寄れない島だ。

        http://www.okinawatimes.co.jp/spe/yuku991218.html

”海人三郎”さん達が魚や貝を捌いてお刺身や味噌汁を作ってくれている。ボーッと足もとに広がる珊瑚礁を眺めていると、なんかちと前に流行った浮き出る立体視の様な感じに何かが浮かんで見えてきた。『んっ!?あれってコブシメじゃない?』悪くない大きさのクブシメが岩の上に淀みながら擬態している。”海人三郎”さんに伝わると、水中銃で海の上から一撃で急所付近を貫き仕留めてくれた。屈折率の関係で狙った所を貫くのは非常に難しいのだが、流石プロである。

しとめられたクブシメ。肉厚でとってもおいしい。

さて、お刺身と味噌汁が出来たようである。お魚のお刺身はコショウダイの一種で、真っ赤な赤身です。マグロやカツオ以外でこんな赤い身の魚を食べるのは初めてです。食べてみますとしっかりとした歯応えで、油が乗ってて非常に美味です。他にもギーラ(シャコ貝。今回のはヒメシャコガイという種で、小振りですが美味しい。)とヤコウ貝(栄螺に近い種類の貝で、貝の内側に真珠と同じ真珠光沢層を持つ。螺鈿細工の原料になったりする。)のお刺身もある。ギーラは以前、東京にいた頃食べた事があるが、見た目は同じでも全く別の味であった。格段に美味い。外套膜の部分はコリコリで美味いし、貝柱もサクサクで美味い。ヤコウ貝も言う事なしである。ほんで、刺身を採って残った魚のアラで作った味噌汁。これがまた絶品であった。この魚、火が入ると今まで味わった事の無い触感の身質に変化する。ぷるぷるしてるようで弾力があって、油がじわっとしてて、それでいてしつこくなく、最後はホロホロと崩れて消えていくような感じ。文句無しに美味い!!夏場は美味しくないけど、なんでもこの時期になると美味くなる魚なんだと。ある意味ラッキーである。

さばかれるコショウダイの一種、夜光貝、ヒメシャコ貝。

さて、続いてはこの日の西表の星砂キャンプ場での夕食である。メニューは、ヒメシャコ貝のお刺身、タカセ貝(シルエットはシッタカを超巨大にした感じ。別名ボタン貝ともよばれ、肉厚の貝殻を削ってボタンにしたりする。)の刺身と焼き。そして、クブシメ(コウイカの一種で、外套長だけでも50cmを超えるようになる。今回のは全長で40cm程。)の刺身と焼き、ソテー等。クブシメは肉厚で刺身はもちっとして甘く、焼くとふわっとしながらも存在感のある触感で生より一層の甘みがたち美味でした。たった1尾ですが、皆で食べても十分すぎる量です。墨袋が大きく、たっぷり墨を持っているので、墨汁にしても美味いです。あ〜、ほんと来てよかったわ。

でも、エンダーさんはこの激ウマだったクブシメの味を知らないのよね。なぜならエビ、イカ、カニは彼のアレルギー因子で、食べると大変なことになるから...。


 

タカセ貝の焼き、クブシメの焼きと刺身、ギーラの刺身。美味しそうでしょ?

11/3、この日は釣った小魚を利用してスープパスタ。エンダーシェフが絶妙の味付けを施す。小魚から良い出汁がでてて美味い。もちろんパスタはアルデンテ。他には山で採って来た青いパパヤーのイリチーモドキ等もある。綺麗な景色みながら、のんびり美味いものを食う、非常に贅沢である。

野生化したパパイヤとその千切り。

小魚出汁のスープパスタ。

11/4、この日の夕食は石垣島のキャンプ場で焼肉BBQ。炭火で焼くお肉、野菜はいつもながらに美味い。味付けも塩であっさりと。実に泡盛が美味い。言う事なし。

11/5、この日、採集が一段落ついた午後、果樹園に併設されている南国フルーツの生ジュースをだすお店で一服、マンゴー、パパイヤ、パイン、サトウキビなどのミックスジュースアイスを堪能。夕食は久々お店で食べた。ナカミチャンプルーアーサーの天ぷら等を注文する。やっぱ基本も大事にしないとなぁ〜。因にチャンプルーというのは基本的に島豆腐(本土の奴よりちょい固め。)の入った野菜炒めだす。なぜ基本的になのかと言うとややこしい事に例外やイリチー、ンブシー等の似通った料理が多いからなのです。因にイリチーの定義は乾物なんかを出汁で炒め似た物、ンブシーは味噌炒めかな。この辺の違いはとっても微妙で曖昧かも。この日食べたナカミチャンプルーなんかも豆腐入ってなかったしね。

11/6、この日、石垣を立って沖縄に向かう。沖縄から羽田までの便を遅めに設定して、沖縄で買い物をしようという計画です。沖縄に着いた私達はバスで国際市場に向かいます。国際市場は色んな食材、土産物が売ってます。まずはあちこちみてどんな物が売ってるかチェックしていきます。早速亀有さんが何か見つけたようです。『なんじゃろ?』と見ると”粟国の塩”を見つけたようです。最初の方で私達がびっくりしたあの塩です。釜焚き物が500gで1000円、天日干し物が250gで1000円と高価に感じますが、それだけの価値があります。市場内では結構置いてあり、入手しやすいです。因に帰って来てから調べたら通信販売もしてるようでHPもありました。お正月実家に帰ってこの塩の話をしたら、なんと偶然沖縄物産フ ェアで見つけてきたとかで、使用しておりました。(笑)

        http://w1.nirai.ne.jp/kami/salt/ 

あっしは大好きな”アンダンスー”(別名油味噌。デフォルトは豚肉を具材にした甘辛い味噌。おにぎりの具にするのがポピュラー。豚の代わりに鮪を使用した物もある。)と”ダッチョウ”(島らっきょう。本土のらっきょうではなく、エシャレットの様な野菜。軽く塩揉みして風味を引き出したものに鰹節を振りかけて醤油をちょっと垂らすと美味い。他にはチャンプルーなんかもいける。)と”コーレーグース” (小粒の激辛島唐辛子コーレーを焼酎漬けにしたもの。沖縄そばの薬味として使う事が多いが、色んな料理の辛味づけによい。)も買った。

国際市場には1階と2階があるのですが、一階で売ってる鮮魚類を購入して、2階で調理してもらって食べる事もできるのです。私達は海産物系は既に堪能済みだったので、一般メニュー物を食べに2階へ。

エンダーさんはアーサー汁。おいらと亀有さんはティビチ汁。あとゴーヤーチャンプルーダッチョウを注文。ここで、沖縄料理系の食堂利用の豆知識を一つ。基本的に料理は定食って書いてなくても定食になっている事が多いです。??って感じですが、例えば上記のアーサー汁やティビチ汁なんかも何も書いてなくてもデフォルトは定食なんです。だから単品だと思って御飯と味噌汁とか頼むと偉い事になります。あ、味噌汁も例外じゃないです。私達はちゃんとゴーヤーチャンプルーの分は御飯、汁抜きにしてもらいました。私達がいくらガチマヤー(大食らい)だと言っても限度がありますからねぇ。

たいして時間もかからず、頼んだものが運ばれて来ました。アーサー汁もティビチ汁もでっかいどんぶりに並々と満たされています。早速ティビチ汁いただくと、具もまた盛りだくさん。でっかいトロトロ、プルプルの拳大のティビチが3〜4個ゴロゴロしてて、大根とか昆布なんかも入ってます。雰囲気は塩味のおでんって感じかな〜。いやぁ、ティビチ汁久々ですが、やっぱ美味いです。最高〜。だっちょう摘みにまたまた泡盛のんだりして、気分もお腹もすっかり満足しました。

でも私達はガチマヤー、まだまだ〜。食後と言えばデザートを忘れてはいけません。(笑)国際市場にあるエンダーさんご贔屓の国際市場の一角にあるおばーがやってるお菓子屋へ向かいます。目当ては”ポーポー”。このポーポーなるお菓子はクレープの様な小麦粉ベースの生地を薄く焼いたものに”アンダンスー”を入れてクルクルと棒状に巻いたものがデフォルトらしいのですが、ここのはジーマミ(ピーナッツ)ベースのアンダンスー?が入っててなお香ばしいです。ほかにも黒糖を生地に入れて焼いた奴があって、それぞれ1パックずつ購入。他にはサーターアンダギー(開口笑や揚げドーナツに似た揚げ菓子)も紅イモ入りやウコン入り等色んなのがあって、美味しいですよ。

沖縄土産の定番と言えばちんすこうですよね?結構好きなお菓子なので、これも買って帰りたいですが、製造元によって味が全然ちゃいます。個人的にはちんすこう本舗のが好きなんだよなーと思ってたら、流石エンダーさん、ちゃんと店の場所知ってました。お店に案内してもらい無事購入する事が出来ました。ここも調べたらHPがありました。

        http://www.chinsuko.co.jp/

買い物も一段落して、まだちと時間があったので、茶店でちょっとひと休みすっかーってなノリで、ウロウロしてると丁度良く怪しい看板を発見。”ぶくぶく珈琲”とかいう泡立った珈琲の写真がでてる。泡立ってるコーヒーなんかその辺にいくらでもあるわい!と思ったが、何やらいつも見るんとは様子がちゃう。入ってみるけ?ってな具合に話がまとまり、2Fにあるお店へ。なかなか落ち着いた感じの雰囲気の良いお店である。メニューの他にオリジナルコーヒーの解説パンフが置いてある。う〜ん、怪しい。こういうお店好きなんだよなぁ。

ぶくぶく以外にも怪しい珈琲がずらり。なになに、泡盛焙煎珈琲か、これなら土地柄分かる気もするなぁ、次が古式・甕(かめ)珈琲。これもまた怪しいなぁ。さらに甕珈琲の大トロなんてのもあるではないか。

まぁ、怪しい物は一通り試さなくてはと、エンダーさんがぶくぶく珈琲、おいらが古式・甕珈琲をアイスで、そして亀有さんは亀の大トロ...じゃなかった、古式・甕珈琲の大トロのアイスを注文。

ぶくぶくは写真どおりだ。解説パンフによるとコーヒー豆の他に穀物を数種ブレンドしてるらしい。そういえばぶくぶく茶というのがあるのを思い出した。あれが原型なのだろう。ちと飲ましてもらう。ふむふむ。なかなかマイルドな口当りで美味いな。古式・甕はどうかな。ほほう、これもいけるではないか。香りがたって、すっきり、キリッとした味わいだ。で亀の大トロ...(しつこいって)もちと飲ましてもらうと、う〜む、流石大トロと言った感じ、油脂成分がこってりと表層に膜を作っている。が、油〜ってな感じは全くなく、香りも、味もノーマルの亀より際立っている。実に美味いです。偶然にしてはかなりヒットなお店でした。ほんでもってここも調べるとHPがあったので紹介しときます。

        http://www.bukubuku.com/

おまけ:テロで警備が強化され、チェックでひっかかる亀有カブトさん。タッパーにぎっしりつまったヤドカリをみせて説明するの図

 いやぁ、この6日間は実に楽しかった。お世話になった皆さん、本当にありがとう!!
 
 

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