2000年8月1日(月)〜4日(金)
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日時 2000/8/1
銘柄 ゲビュルツトラミネール97(ヒューゲル)

仏>アルザス/白

価格 2500円(参考:「世界の名酒事典」掲載価格)
コメント

黄緑がかった中程度の黄色で輝きがある。香りは特徴的なライチ、マスカットのフルーティな香りとフローラルな香りとで華やか。味わいはやわらかく豊かな果実味、酸は丸くおだやかで、それでいてボテッとならず張りがある。もう少し冷やして出して欲しかった。
【79】

銘柄

ライマット・テンプラニーリョ96

スペイン>カタロニア>コステルス・デル・セグレ/赤
価格 2500円(参考:「世界の名酒事典」掲載価格)
コメント 縁にややオレンジが見えるガーネット。香りは複雑さが出始めている。、プラム、チョコレート、木の根、それにメンソール。味わいはなめらかさが印象的で、品のある果実味と、しなやかな酸、熟してよく溶け込んだタンニンのバランスがよい。アフターにはメンソールっぽいフレーバー。エレガントでコストパフォーマンスの高いワインだ。
【82】
銘柄

カーマネ・ダイナマイト・カベルネソーヴィニヨン97

米>カリフォルニア>ソノマ/赤
価格 4000円(参考:「世界の名酒事典」掲載価格)
コメント 紫がかった濃いガーネット。香りはブラックチェリーやカシスのジャム、甘草、バニラ。味わいは濃縮感がある。豊かで甘い果実味、口いっぱいに広がる丸いタンニン、そしてそれらに比べるとやや控えめな酸。フィニッシュにはミルキーなバニラのフレーバー。カリフォルニアらしいパワフルなカベルネで、上記のスペインワインと好対照。
【80】
雑感 会社関係の懇親会で、新橋の「橙屋」へ。月曜だというのに店内は満員。料理も美味しく、ワインリストも少ないながらよく吟味されていた。(混雑のためか、ワインを頼んでから持ってくるまで15分くらい待たされるのには閉口したが。)こういうワインバーやワインレストランでない店で美味しいワインに出会うと嬉しくなる。カーマネやヒューゲルもよかったが、特にライマットのコストパフォーマンスには感銘を受けた。
日時 2000/8/2
銘柄 ペンフォールズ・BIN407・CS96
産地 豪>サウスオーストラリア州/赤
購入店 信濃屋
価格 3400円
コメント 中心が黒みがかった非常に濃いガーネット。 ブラックベリーのコンフィ、土、モカ、チョコレートのビスケット 、甘草。 香りを嗅ごうとするとアルコールが鼻にツンくる。味わいの第一印象は滑らかで、そのあとに甘く芳醇な果実が広がる。 タンニンは熟してよく溶け込んでおり、やや苦味をともなう。 酸も豊かで、結果としてとてもしっかりした骨格を 感じる。 この価格帯では、よくできたワインだと思う。
【84】
感想 春先に買ったペンフォールズ。この暑い季節に寝室で野ざらしになっていたものだけど、さすがにこれだけパワフルなワインだと、ちょっとぐらいの熱では微動だにしない感じ。翌日はやや酸が突出するも全般にまろやかさが増し、二日にわたって楽しめた。
日時 2000/8/4
銘柄 ルイズ・ポメリー88
産地 仏>シャンパーニュ/泡
購入店 いただきもの。
価格  
コメント やや麦わら色がかったイエローで、気泡は多くはないが、勢いがあり木目細かい。香りは豊かで、ほどよく焼いたトーストの芳香、それにへーゼルナッツや熟したフルーツ。味わいはコクがあって、しっかりした果実味と豊かな丸い酸とのバランスがよい。後半には苦味が加わり、厚みのあるフィニッシュ。余韻も長く、すばらしいシャンパーニュだ。
【85】
感想 やっと週末。11111ヒット記念に、ということでいただきもののシャンパーニュをあけてみた。といっても、今晩の献立は揚げ物とそうめん、それにとうもろこし(^^;。
とてもワインが出る幕はなさそうなメニューだけど、シャンパーニュだとわりと無難にこなしてしまうところはさすが。ポメリーは好きな銘柄だが、さすが最高級ブランド、期待にたがわぬ味わいだった。