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ブログ・掲示板・ウエブサイト

2012.08.15. 掲載
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目次
1.ブログ 「エンジョイBOW」
2.掲示板 「BOWのひとりごと」
3.ウエブサイト 「中之島のBOW」


今年、2012年8月15日の67回目の敗戦記念日は、ウエブサイト開設16年目でもある。先月、ブログ「エンジョイBOW」を閉鎖し、今月末で掲示板「BOWのひとりごと」を閉鎖することになるので、この機会に、ブログ、掲示板、サイトのまとめを載せることにした。


1.ブログ 「エンジョイBOW」

ブログ「エンジョイBOW」は、医業を引退して9ヶ月目の2006年5月に開いた。その少し前から、世間でブログが爆発的に多数開設され、私もそれらを調べて、@Nifty が提供する「ココログ」を選んだのだった。交流用として、すでに掲示板は開設していたが、これは、ASAHIネットのID所有者以外は書き込みができない制約があり、誰でも書き込みができるインターネット上の場所が欲しかった。

ブログは、交流だけでなく、簡易ウエブサイトとしての特性があり、文章を書くだけで、ウエブサイト風の文章群ができあがる。これはウエブサイトの知識や、それを操作する技量のないものにとっては便利である。

その代わり、文章のフォームは一定、記事の文字サイズは通常より一回り小さく、記事の横幅も通常の約半分であるという制約がある。また、記事の配置(レイアウト)も、新しいものが上に来て、その記事に対するコメントは古いものが上に来ると決められている。

だから、簡易ウエブサイトではあるが、ウエブサイトとしてはかなり使い勝手が悪く、これはあくまでもブログである。しかし、インターネットにかなり通じている人でも、ウエブサイトをブログと呼び、その違いを知らないか、無関心のようである。

これまでも、インターネット上の交流の場として、掲示板やメーリングリストを開設してきたが、数ヶ月から1〜2年で止めてしまったのは、マンネリ化してしまうためだった。マンネリが嫌いな性癖がそうさせたのかもしれない。

しかし、このブログ「エンジョイBOW」は7年以上続いた。その一番大きな理由は、ウエブサイトにアップロードした記事の速報を、このブログの中心としたことによるのではないかと思っている。

二番目は、携帯からでも簡単に書き込みができることで、海外旅行中、携帯から書き込んだことが何回かあった。

三番目は、記事やコメントの書き込みがあれば、自動的に直ぐその通知がオーナーにメールで届くことで、これはまた、そのまま携帯へ転送される。これにより、不快なspamメールをすぐに削除して、他の人の目に触れずに済ませることができた。

このブログが最も活用されたのは、2007年の飛鳥U世界一周クルーズの記事だったのではないかと思う。これだけでも、このブログの存在価値はあったのではないかと思う。

いま、Googleを使って「エンジョイBOW」で検索すると、約17,900件がヒットする。その内で、上位10件についてチェックしてみると、8件がヒットするが、これらをクリックしてみると、「アクセスが禁止されています」と表示される。

このブログは、閉鎖と同時に全データが永久に消滅してしまう規約になっている。そのことを知ったので、閉鎖の前に、これをテキストファイルでダウンロードし、それを加工して、ブログ エンジョイBOWの記録」のタイトルで、ウエブサイト中之島のBOW」に掲載をした。

ブログは、一般に新しい記事ほど上に来るが、それに対するコメントは、新しいものほど下に来る構造になっている。ウエブサイトに移植するに当たって、記事とコメントを一括りにして、記事を古い順から並べることによって、記事もコメントも古いものから新しいものへと配列し直すことにした。つまり、時系列的に昇順に並べることができた。そこで、「ブログ エンジョイBOWの記録」は、全体の目次も、年順、月順に配列されている。

また、記事のスタイルを、ブログの簡易ウエブサイト形式から、本格的なウエブサイト形式に変換した。これは、そうせざるを得なかったというのが正しく、そのため、かなり時間と手間をかけなければならなかった。

その結果として、ウエブサイトに移植したブログ エンジョイBOWの記録」は、本来のブログよりも分かりやすく、読みやすいものになっていると思う。このブログをご利用くださった皆さまが、調べものをされるときにお試しいただきたい。


2.掲示板 「BOWのひとりごと」

2000年には掲示板「BOWのひとりごと」を開設した。その3年ばかり前に、一度、掲示板を作ったことがあったが、メンテナンスに手間がかかることのほか、早い段階から、井戸端会議のようなマンネリに陥り、生産的でなくなったので、早々に閉鎖した。

こんどはASAHIネットが作る掲示板で、メンテの負担が少なく、ASAHIネットのIDがなければ書き込みができないため、書き込みメンバーが絞られてくる。無差別な書き込みの欠点を経験してきたので、このことはむしろ好ましく思えた。

この掲示板が、私にとって非常に重要なものであったことを、閉鎖するに当たって、思い返している。その最大のものが、12年間、絶えることなく支えてくださったメンバーの存在である。たまたま、私がPCの手ほどきをさせていただいたことから、ここでは師匠とも呼ばれてきたが、出藍の弟子ばかりである。

歌のデータベース歌の曲名検索歌と思い出」の歌の3部作、クラシックデータベースクラシック曲名検索」、心に生きることば」をまとめることは、50代後半からの私の大きなテーマだった。これを済まさずには死にきれないと「心に生きることば」を必死で書き上げた状況を今もはっきり覚えている。

それらの文の掲載を、この掲示板で報告すると、間髪を入れず、丁寧に読んでくださった上、こと細かく、コメントをつけてくださる。それも、ユーモアあり、からかいあり、イチビリありの楽しいものばかりだった。このコメントがどれほど嬉しく、また、力づけられたことか、、、ほんとうにありがたかった。

オマケの人生に入って、もうひとつ、何が何でもまとめておきたいテーマが生まれた。孫娘3歳までの成長記録である。これに対しても、掲載と同時に嬉しいコメントをいただいた。

ウエブサイトの更新歴を見れば、私が行ってきたことの多くが、作品という結果として掲載されている。しかし、その制作過程は、個人的メモのほかは、この掲示板でしか得られない。その意味で、この掲示板の記録は、私にとって貴重なものであり、これを、ブログと同じように、ウエブサイトに残すことにした。

この掲示板は、ブログと違って、オーナーだけでなく、ASAHIネットのIDを持つものなら、誰でも記事を書くことができる。

ブログでは、記事はオーナーしか書くことができない。また、ある記事に対するコメントは、必ずその記事の下に来て、新しいものほど下にくる構造になっている。そのため、記事を含めて、新しいものを下に来るように配置する(昇順の時系列でまとめ直す)ことが容易だった。ブログ エンジョイBOWの記録」はそのように配列を行った。

しかし、この掲示板では、記事もコメントも、すべてが、降順の時系列で並べられていて、新しいものは常に上にくる構造である。これを昇順に並べ替えるには、膨大な作業が必要となる。

また、「エンジョイBOW」7年間の文章の量は、ウエブサイトに掲載すると、印刷して83ページであるが、掲示板「BOWのひとりごと」の12年間の文章の量は、印刷して約760ページとなる。これだけ多くなれば、分冊しなければ、処理が難しい。

そこで、(1)2000年〜2002年、(2)2003年〜2005年、(3)2006年〜2008年、(4)2009〜2012年の4部に分け、これらの全体の目次を別につけ、ここらから自由に関連箇所へジャンプできるようにした。目次には、私にとって重要な記事のキーワードを載せた。

分冊してみると、BOWのひとりごと(1):352ページ、(2):188ページ、(3):143ページ、(4):83ページ、である。やはり、最初の3年間は圧倒的に書き込みが多かったことが分かる。「石の上にも3年」は正しい場合が多いようだ。

今月末、この掲示板を閉鎖したあとで、「掲示板 BOWのひとりごと の記録」を当ウエブサイト中之島のBOW」に掲載する予定でいる。


3.ウエブサイト 「中之島のBOW」

1996年、51年目の敗戦記念日に、ホームページ(正しくはウエブサイト)を開設した。60歳の還暦の年であった。それから16年が過ぎた先月、ブログを閉鎖し、掲示板を今月末で閉鎖することにしている。ウエブサイトだけは、生きているかぎり続けたいと今は思っているが、案外これも早く放棄することになるかも分からない。

ウエブサイトも、早晩閉鎖をしなければならなくなる日がくるのは自明である。それをどのように行うか、もし、オーナーが急死した場合を含めて、対応を考えはじめるべき時期だろう。

2005年8月15日は、ウエブサイト開設10年目で、ホームページ開設10年目の感想 を載せた。その時の掲載タイトル数は282件であった。そのあと引退して、サイトを閉鎖し、2005年10月1日から中之島のBOWの名前で復活をした。

今日までの掲載タイトル数は、この記事でもって、合計は580件となり、復活後297件の記事を掲載したことになる。現在も掲載している記事は405件、そのうち、復活後の記事は268件で、7割近い記事が復活後のものであることが分かる。

これらの掲載記事は、量的にも文字数が多いのが特徴で、私の生きてきた記録のかなりの部分がここに残っていることになる。

思えば、自分がしたいことをした結果を、わずかな費用と手間で、簡単に世界へ発信することができたのだから、ほんとうに良い時代に生きることができた幸運を痛感する。

ブログと掲示板の閉鎖という状況となったウエブサイト開設16周年を記念して、ブログ、掲示板、ウエブサイトについて、現時点での総括を行った。


<2012.8.15.>

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