水道技術者の資格 Certification of Engineer
作成者  matchy (arranged by BON
更新日  2006/11/26

 水道技術者のうち,特に調査・計画・設計などの担当者が目指すべき資格とその制度についてとりまとめます。ただし,現在は制度の変わる過渡期にありますので,詳しくはリンク集から調べてみてください。

技術士/技術士補/RCCM
 設計・計画など,技術管理に関する資格。主任技師が有することが必要。総合技術管理部門関係もこちらから。
建築士
 建築に関する仕事に必須の資格。水道として建築設計・施工を行う場合に取得。

 また,資格取得を推奨する協会にも同様の情報があります。

技術者のための資格試験【(社)全日本建設技術協会】
 水道を含む土木技術者のための資格制度の一覧。

【参考】
matchy氏作成データをHTMLに起こしました。投稿をいただきました。ありがとうございます。


技術士/技術士補/RCCM

(1)技術士/技術士補

1)概要

 技術士の制度については近年動きが激しいため,おっかけきれません。こちらに掲載していた情報は削除しましたので,リンク先をご参考ください。

 技術士とは,「技術上の相談や指導にあたる技術者,つまり技術コンサルタント」の資格です。技術士法では第2条に「技術士とは,科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項について計画,設計,分析,試験,評価,またはこれらに関する指導の業務を行う者をいう。」とされています。

 各種部門別に試験を実施しており,技術士の名称を使用する場合には部門を明示することが義務づけられています。水道分野は「水道部門」ですが,これは近々「上下水道部門」に名称が変更されるとのことでした。

 このうち,関連する「上下水道部門」と「建設部門」は下記のように技術部門が選択可能である。

水道部門

建設部門

【備考】


(2)RCCM

1)概要

 現在、RCCMの資格は、技術士とほぼ同等の扱いを受けている。RCCMの資格制度は平成3年度に創設され、建設コンサルタント業務の管理技術者及び照査技術者として活躍している。なお,RCCMは建設コンサルタント協会が主催する民間資格であり,公的資格(国家資格)ではない。

2)受験資格

 大学卒業後13年の実務経験がある人。

3)試験内容

 分野,試験内容はほぼ技術士に準じている。採点者は技術士を保有する者が採点を行っている。

【備考】


(3)総合技術管理部門

 平成13年度より,技術士の部門に「総合技術管理部門」が新設されることになりました。すべての技術分野にまたがる部門ではありますが,単独で意味がある部門ではなく,それぞれの専門分野においてエンジニアリング,マネジメントを行うための基礎的な能力を問う部門のようです。

 何の因果か私めも受験することになりました。よって,試験までのしばらくの間,この関係のページを中心に作業しました。そのときの記録を以下のところにあります。

技術管理
 技術士の新部門,総合技術管理部門関係をあつめました。

 なお,制度については技術士関連のページを参照にしてください。

【備考】
まとめなおし。


(4)関連サイト

【社団法人 日本技術士会】
 国家資格である技術士の資格に関する一切はこちらで。
【社団法人 建設コンサルタンツ協会】
 RCCMを主宰する協会組織。
【継続教育制度】
 土木学会の主宰による継続教育制度。国際相互認証をにらんで。
【技術士共同組合】
 科技庁公認の事業協同組合だそうで。
【横尾技術士事務所】
 技術士事務所。技術士制度に関するウォッチがすごい。
【技術士受験講座】
 佐口氏の開設されているページ。受験勉強のほか掲示板が盛況。
【みけんほーむぺーじ】
 環境関係を中心に活動されている建設コンサルタント。受験体験記が特に面白いです。
【み〜すけのお部屋】
 生物工学分野の技術士,み〜すけさんのページ。総合技術監理部門関係で,みけんさんやみ〜すけさんにお誘いいただき,CTMリサーチフォーラムのお手伝いをさせていただいてます。
【シェルパのポチ】
 水道部門に特化した技術士受験支援のページ。内容も豊富ですし,なにより作者の方の技術力・情報力が一流ですんで。
【公共設備技術士フォーラム】
 上下水道等公共事業の設備に携わる技術士の私的勉強会。
【303geos】
 技術士,RCCMほか,土木関連資格の模擬試験等を掲載してくださってます。相互リンクくださいました。

【備考】
 020922 公共設備技術士フォーラム アドレス修正。


1級/2級/木造建築士

1)概要

 建築士は,設計・工事監理などの業務を行う者をいい,設計の定義は「自己の責任において建築物の建築工事実施のために必要な図面及び仕様書(設計図書)を作成すること」で,工事監理の定義は「自己の責任において工事を設計図書と照合しそれが設計図書のとおりに実施されているか否かを確認すること」をいう。建築士は新築する建物の高さ及び延べ床面積により必要な建築士が区分されている。

2)受験資格

1級建築士

2級建築士

3)関連サイト

【社団法人 日本建築士会連合会】
 県ごとにある建築士会の全国組織。

【備考】


HOME> TOP>