PowerBook 2400cの近況 1997
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- 1997.7.13（356 時間使用）
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PB2400/3400用のMac OS7.6.1へのアップデータが出たので早速アップデートしました。OpenTransportもJ-1.1.2にしました。元々大した問題は無かったですが，アップデート後も調子良いです。なお，OpenTransport J-1.1.2のインストールは，7.6.1へのアップデートの前に行う様注意書きがあります。
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以前はPPP接続でNetscapeを使用すると，その後停止や再起動するときフリーズ（NIFTYのMac関係のフォーラムでも同じ症状の方を時々見ます）していましたが，あまりPPP接続はしてなかったのでほったらかしでした。OSをアップデートした後に初期設定フォルダのASLM, AppleTalk, TCP/IPなど幾つかの初期設定ファイルの削除，Netscapeの再インストール，PRAMのクリアをしたところ直りました。一度に全部やったので，どれが効果あったのか分かりませんがOSとOpenTransportのアップデート直後の段階では直っていませんでした。
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トラックパッドのポインタの移動速度がいまひとつしっくりしませんでしたので，mckyリソースをいじくってみました。だいぶ良くなった気がします。トラックパッドはPB540cに較べると感度を落とし過ぎで，指が乾いていると軽く触れているだけだと動かないことがあるのは不満です。（個体差？それとも私の指の皮が厚いから？）
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メモリを80MBへ増設後のバッテリー駆動時間はまだ真面目に計っていませんが，液晶の明るさ以外の節電なしでも２時間以上は持つ様です。
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内部温度が70度前後になると動かなくなることがあるという話がNIFTYで有りました。私のはエアコンなしで机の上で長時間使っていても60度〜63度位でまだ平気です。エアコンの風が時々当たる様にすると50度ちょっとまで下がりました。
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６月７日の報告で，液晶が黄色っぽいと書きましたが，NIFTYのMac関係のフォーラムでは青っぽいと言う報告が多い様です。私のはQuadra800のApple16インチモニタと較べると，白い部分は黄色っぽいです（Page-White Gammaの様に色温度が低い状態と同じと思います）。もし皆さんが青いというのが白い部分なら，私のが特別なのかも知れません。RGB各色の強さという点では，確かに青が勝っている場合が多く，例えば，ことえりのメニューの鉛筆や標準のフォルダの色（藤色）や，コントロールバー（確かただのグレー）がPB540c,PB2400cとも青系の色になります。（他の機種の液晶を見たことが有りませんが現在の液晶の一般的な傾向かな？）
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シリアルポートは９ピンですが，GeoPortではない様です。しかし，DTE速度115200bpsのPPP接続時にハードウエア・オーバーランがないです（Quadra800やPB540cではDTE速度57600bpsでもわずかに有りました）。ComNiftyの速度も，32000色モード，Suchaフォント９ポイント６行表示で，Quadra800＋Jterm2.0＋NIFTYをシミュレートするスクリプトを相手にシリアル直結でオートパイロットしたところ，ComNifty 1.4.0ではMREADで4700〜4800Byte/secでした。ComNifty 1.3.8は同じ条件で3800〜3900Byte/secですが，パッチによる２行表示（他のページで紹介しています）にするとComNifty1.4.0と同じ速度が出ました。ComNifty1.4.0は２行表示にしてもそれ以上速くなりませんでた（Quadra800側の限界かもしれません）。
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内蔵時計は珍しく遅れる方向の誤差がありました。自作の時計補正ソフトで１ヵ月程計ったところ一日当たり0.2秒強遅れています。Quadra800とPB540cは一日当たり0.7〜0.9秒位進みます。
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足のゴムが１つ取れました（接着剤で付けてあるだけです）。押し付けたらまたくっつきました。
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PC Cardと赤外線ポートはまだ試していません。
- 1997.6.15（144 時間使用）
- ようやく増設メモリ（64MB）が手に入りましたので，取り付けました。ばらし方はNIFTYやWebで見ていたのが役に立ちました（Quadra800などに較べると，机の上で出来る分面倒はなく意外と楽でした。ネジを隠しているシールはまた張り付きました。後部のネジは特に外す必要はない様です）。メモリ増設手順なども載せようかとも思いましたが，不確かなものを載せるのも何ですのでやめて置きます。私の増設メモリはアドテックのADM-64MPB24で，チップは韓国製です。オンボードのメモリは日立製のチップでした。
- これでトータル80MBになったので，外していた機能拡張類を入れても余裕になりました。付属のものはプリンタ関係とOLEを除いてほとんど入れ，他にFreePPPとAppleのText To Speech（Speech Recognitionは除く）などを入れ，ディスクキャッシュを4096KBにすると，起動直後の空きメモリが69300KB位です。メモリ増設後のバッテリー持続時間を気にされている方も多い様ですが，まだ計っていません。他の方の話だと10分程度短くなるかどうかと言う程度の様です。取り敢えず，本体の内部温度に変化は有りません（64Mbitのメモリが8個ですので，そんなに熱が出る訳ないですね）。
- ロットによってジャンパがとんでいるという話がありますが，それかどうか分かりませんが２つは有りました。（私のは機種名のプレートが「PowerBook 2400c」の方です）
- 充電時のバッテリー温度は40度以内の様です。PB540cでは50度とかそれ以上になることがありましたので，その点安心できます。
- Netscapeなどは，800*600の画面のおかげでPB540c程窮屈でなくて良いです。
- 何度か会社へ持って行きましたが，PB540cより軽いのが実感できました。早速仕事仲間にみせびらかしました。(^ ^;
- 1997.6.7（81 時間使用）
- ５月３０日に来ました。思っていたより小さかったです。PB2400cの各部分の紹介ページ（画像付きで数百KBあります）を作りました。購入を検討している方は参考にして下さい。
- 作りはしっかりしていて，手に入れた方は皆さんご満足の様です。キーボードは小さいので少し慣れが必要ですが，私は手が大きくないのでなんとかなりそうです。
- 液晶の明るさは最近の機種としてはそれほどでもない様ですが，主に室内で使う私にはまぶしい位で少し暗くしています。発色は緑または黄色がかった部類の様で，Apple 16インチカラーCRTと較べるとかなり違います。慣れると気になりません。
- グラフィックアクセラレータのおかげか，ComNiftyなどは32000色のままでかなりの速度が出ます。32000色でも，ComNifty1.3.8でSuchaフォント9ポイント2行表示なら，NIFTY ROAD7は十分の様です（Quadra800+Jterm2.0相手にMREAD状態で4700〜4800Byte/sec）。エディタのスクロール速度は，表示色数による差が非常に少ない様です。表示色数は，モノクロ，グレイスケールの16と256色，カラーの16, 256, 32768色が可能です。グレイもカラーも16色モードが一番苦手の様です。ムービーの再生は，32000色モードで 320*240*20fps と 160*120*15fps の２つ（どちらも内蔵HD）の同時再生や，320*240*20fps の２倍サイズでの再生位ならほとんどコマ落ちしませんでした（Quadra800でもこのくらいなら出来ますが）。MPEGの再生はまだ試していません。
- 液晶の調節は，明るさのみでコントラストの調整ボタンはありません。PB540cの様な256色と32000色の大きなコントラストの差は有りません。
- 処理速度の方はPowerPCマックとしてどうなのか分かりませんが，ComNifty，制御卓（ログチェック機能），魔法のナイフ，茄子ＲともPB540cよりだいぶ速いです。茄子ＲはPB540cでは速度重視でモノクロで使っていましたが，PB2400cでは32000色（PB540cのモノクロよりは少し遅い）でがまんできます。QuickTimeのMIDI再生は，これまでの68K Macではモノラルでしか聞こえなかったデータの中にステレオで聞けるものが有りました。再生開始までの時間も大幅に短縮しました。
- HDは非常に静かですが，アクセス速度は遅かったPB540c（私のは初期のIBM製320MB）とは比べ物にならない位速い様です。
- 本体は，底面（左側2/3）がかなり温かくなりますが，パームレストなどはそれほどではありません。環境条件の動作時気温の上限が，PB540cの４０度から３５度に下がっているので，夏場にどうなのか心配です（匡体内温度は今でも６０度まで行きます）。バッテリーの持続時間は，一度だけ試したところ液晶を少し暗くする以外の省電力設定なしで，連続２時間２０分位でした。
- いまのところこれといったトラブルはなく快調です。６月末頃にシステムのアップデートが予定されている様です（今はMac OS7.6のPB2400c専用版）。
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