半ねんが鉄塔
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半ねんが鉄塔 瀬崎線−22
(半ねんが鉄塔 瀬崎線−22)
プレート
(頭頂部のプレート)
隣のプレート
(撮影できなかったので)
(隣の鉄塔のプレート)

 ちょっと自転車で足をのばして、都内を走った後に、県道松戸草加線を走っていたときに見つけた鉄塔です。
 既に膝が回らなくなっていて、周りの風景にもあまり興味が無くなってきていたのですが、それでもこの鉄塔のちょっとした異形さ加減には気が付きました。

 今まで確認できた「ねんが」鉄塔というと、送電線の回線ごとになっているのです。
(たとえば、こちら(2回線)こちら(1回線)こちら(4回線)

 したがって、1回線のうちの2相分のみを入れ替えるという「半ねんが状態」は珍しいパターンと言えるでしょう。 
埼玉県八潮市?にて

2/3が二つ
(2/3がふたつ)

 ご覧のように、3段の腕金のうち、上の2段の送電線が入れ替えられています。
 最上段の腕金が最も長く、かつ、上下に走るジャンパー線を接触しないようにする碍子が物々しいですね。バランスとしては、今一な感じがします(笑)。
 それにしても、この鉄塔の前後で、のこりの1相分をねんがしているかといえば、そういうことは無く、突然こういう状態になっているのです。(まぁ、ねんが自体が一見脈絡なく現れるのですけど)

20010814

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