趣味の菜園

 

 お刺身と言えば新鮮な魚の代名詞で海の贈り物ですが、新鮮な野菜は畑の刺身です。ですから新鮮な野菜を食べることは最高の贅沢だと思います。

 菜園に興味を持つわけは農耕民族の血が騒いでいるだけなのかもしれませんが植物が日々成長する姿を見るのは大変に楽しいことです。私の場合、いろんな品種の野菜の栽培にチャレンジすることが好きで、創造力を高揚させてくれる楽しい時間です。そんな思いで趣味の菜園を思いっきり楽しんでいますが、折角なので殺虫剤などの薬剤なしで作り続けています。その為か畑には虫やカエルが沢山棲息しています。

 勿論、虫達にも作物を食べて貰い、共存共栄を学んでいます。特に大切な同居住民は蛙やテントウムシやカマキリですが、カエルの観察記録はアマガエルのページに掲載してありますのでこちらもご覧下さい。

 今回は2000年春播き野菜の計画を掲載しましたのでごゆっくりお楽しみ下さい。

 

『品種の選定』

@トマト赤いトマトは太陽のエネルギーの贈り物です。しかし、耐病性の良い品種を選ばないと無農薬に耐えられません。昨年の実績は『優宝』>『はやぶさ』でしたが不満足な結果でしたので、今年は大和農園『ピンクファイントマト』を栽培する予定です。

大和農園の『フェロートマト』は小型ですが2年連続の好成績でした。今年はサカタの『エスクックトール』(調理用トマト)を栽培する予定。

Aミニトマト耐病性に優れていますのでお試し下さい。今年も大和農園の『甘っこトマト』を計画しています。このトマトは小さくても甘く、とても美味しい品種です。

Bナスタキイ種苗の『庄屋大長』は馬の小便棒のようにとにかく長いのです。ですからチョット恥ずかしい気持ちも感じます。なんとその長さは35〜40p位になります。しかも中身は種も少なく食味もたいへん良く、焼きナス・生の塩もみなどに最高な品種です。仲間の間にも大変人気もありますので今年も栽培の予定です。(下の写真)

 最近、田屋ナスが評判です。巨大(700グラム程度)で美味しいとのことです。

 

   

Cキュウリ四葉系の品種を推薦します。四葉はスウヨウと読むようです。上の写真は大和農園『全国四葉胡瓜』です。見かけはゴツゴツですが、歯切れがよく最高の贅沢を味わえます。

D南瓜昨年栽培した大和農園の『大和路南瓜』は上の写真のように艶めかしく、肉厚で味も良好でした。このほかにサカタの『プッチーニ南瓜』これは写真のように小型で可愛いお洒落な南瓜です。昨年栽培しましたが、味もたいへん気に入り、電子レンジでチンして食べられます。

Eスイカ大食いの子供も居なくなりましたので、こだまスイカのような小型が良いと思います。それに小型のスイカは作りやすく種子も自分で採取しました。

Fトウモロコシ生でも食べられるタキイ種苗の『キャンベラ90』を毎年作っています種子は一度に播かないで1〜2週間の間隔でずらして播きます。そうすれば長期間楽しむことが出来ます。味を楽しむためには収穫後直ぐに食べてください。目標を2時間以内にして食べると大変美味しく感じます。今年は天理交配のスイートコーン『甘味一』を栽培の予定です。

G枝豆枝豆とは大豆の若い実のことを意味します。最近では枝豆専用の品種がよく使われますが、それよりも『黒豆』や『茶豆』が大変に美味しい様です。茶豆は作り方が難しいと言われていますが、昨年はサカタの『夏の声枝豆』を試してその香りと味にはまってしまいましたので今年も栽培の予定です。 
 黒豆は晩生種のようです。名前は黒ですが若莢の時は緑色なので気持ちが悪いなどの心配はいりません。もし若狭でも黒い色をしている場合は菜園主のお腹の色かもしれませんがそのようなことは滅多に有りません。

(下の右から2番目の写真は黒豆の花)

Hいんげん豆蔓なしと蔓ありがありますが長期間楽しめるよう蔓あり品種を推薦します。昨年はタキイの『スラットワンダー』蔓ありとサカタの『セリーナ』蔓なしを栽培し良好でした。また、『モロッコ』と呼ばれている品種は実が大振りですが大変に美味しいものです。しかし、奥さんの好みに合わないので今年は見送ることにしました。(写真右)

Iピーマン系:ピーマンは厚肉で柔らかい品種が良いと思います。赤や黄色の大きなパブリカも良いのですが何か物足りない感じがしていました。昨年はサカタのフルーツパブリカ『セニョリータ』を栽培しましたが良い結果がでませんでした。

   

 

里芋ページへ *玉ねぎページへ *イチゴページへ

ジャガイモのページへ 刀豆のページへ

トマトのページへ

へ戻る