あまがえる 白色系と茶色系 雨蛙(雨乞虫とも呼ばれる)の写真を撮っています。
どうして雨蛙の身体の色は変わるのか
に興味を持っています。
 観察結果ではカエルの棲んでいる周囲の色よりもむしろ明るさに対応しているように思えます。

 光りの当たらない場所に棲んでいると茶色系、更には黒色系に変化します。また、白色系のあまがえるも見つかりました。 推測ですが、雨蛙の目は色に関しては鈍感で、明るさに対する感度が高いのではないかと思います。そうすると雨蛙は何故緑色の身体をしているのかと言う疑問が残ります。
面白い発見をしました。それは身体の半分が茶色で残りが緑色(二色)の雨蛙です。
上の写真の蛙は左側が白色系の蛙でこの種の蛙を二色カエルにすることは困難ですが、右側の様に緑から茶系の蛙の中に二色カエルになるものが居ます。ご覧の様に上側が黒く下側が茶緑系であることが判ります。その作り方は茶緑系の蛙を遮光室に入れておくと黒味を帯びてきます。(この場合気温も関係している様に感じます。)
あまがえる 体の半分は色が明るくなっている二色かえる この蛙に日光を当てると緑色が回復してきます。即ちカエルが動かなければ日光の当って居る側が緑系で日光の当たらなかった側面が黒いのです。左の写真も上側が黒く下側が緑色であることがわかります。
あまがえる 黒色系茶色系緑色系の4匹 右の写真は同じ場所に棲息していている四匹の雨蛙ですが夫々皆違う体色および模様を示しています。右端のカエルは最も黒い色をしています。右から三番目は未だ緑色が残っていますがこのカエルは光に対する感度が高いようです。残りの二匹はほぼ同じ色をしていますが茶色の模様が異なっています。これらの結果から蛙達も夫々に個性がある事が分かります。
この他にいろいろな雨蛙の写真を撮りましたので順次掲載して行きたいと思います。

 

 

 

 

 

お聞きの曲(MIDIファイル)downhome.midはヤマハ(株)から提供されたものです。

 

あまがえる2