Enlightenment Discussion | Decision Making Discussion | |
Value Discussion | Value Enlightenment Discussion | Value Determining Discussion |
Policy Discussion | Policy Enlightenment Discussion | Policy Determining Discussion |
Fact Discussion | Fact Enlightenment Discussion | Fact Determining Discussion |
みなさんは、P.D.D.あるいはPolicy Determining Discussionという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、Decision Making Discussionの中でPolicyについて話し合うものをP.D.D.と呼び、これが今TDFやその他多くのESS・ESAで行われているディスカッションの種類です。
3)なぜ、PDDか? 〜Significance of P.D.D.〜
それでは、なぜTDFではPDDを行うのでしょうか? 今年度TDFでは、下記のような目標を掲げています。
1996年度T.D.F.の目標 *英語力の向上;読み、書き、聞き、話す能力(相手の言いたいことを理解し、自分の言いたいことを理解してもらうコミュニケーションの為に必要な能力)
*議論をするために必要な能力の向上;
※議論をするために必要な能力 |
PDDにおいては、Titleに関する答え(=話し合いの結論)を出さなくてはなりません。限られた時間の中で話し合いの結論を出すためにはDiscussionのTableにおいてそれを導き出すことが出来るだけの「議論をするために必要な能力」というものが必要になってきます。またその議論を英語で行うということは、相手に自分のいいたいことを分かってもらい、また相手のいうことを理解できるための英語力が自ずから要求されてきます。
TDFの大会では、主にInformal Style(大会によってはNew Style)で、ディスカッションを行っています。
---T.D.F. Theory Book '96---4)ディスカッションの形式(Styleについて)
上記にあげたのはディスカッションの目的・議題の内容に関しての分類でしたが、ディスカッションの形式(=Style・どのようにしてディスカッションを行うか)ということに関してみてみると、現在のESS・ESAで行われているディスカッションのStyleは次のように分類できます。
(A)Formal Style
"Order"を使用して、Chairpersonの許可を得てから発言するタイプのディスカッション。"Order"を用いることによる不自然さは否定できません。しかし、Chairpersonがテーブル内での話し合いの混乱も防いでくれるので、話し合いの流れもつかみやすくなります。
(B)Informal Style
Formal Styleとは逆に、"Order"を使用しないで、Chairpersonもいないといった形式のディスカッション。"Order"を使用しないので、自然な会話に近い形でディスカッションをすることができますが、参加者が話し合いを上手にまとめていかなければいけないので、英語力が不足していたり、発言の要領を得なかったりしていると、話し合いに混乱をきたしてしまう可能性もあります。
(C)New Style
Orderは用いないがChairpersonはいる。但しテーブルは参加者のみによって進められます(Chairpersonはテーブルが混乱したとき以外は介入しない)。Informal StyleでChairpersonがいる状態だと思ってください。
Formal StyleでのDiscussionの数は、ここ数年でかなり減ってきていますが、FormalでのOrderの概念は大切かつ役に立つものなので、ぜひとも学んでおくことをお勧めします。
何を話し合うの?〜タイトルについて
現在、全国のESS・ESAのPDDの活動においては、1つの全国統一Titleというものが年に2回決定されています。TDFの大会もこの全国タイトルに基づいて話し合いを行います。
このタイトルは「日本政府」が主体となることがほとんどですが、なぜそうなるかというと日本が皆が共通に持っている最小限の主体であり、政府は、その日本国内の問題解決において、最大の効力を持つ機関であると考えるからです。
TDFもこの全国タイトルを決めるときの話し合いに参加しています。何かいいアイデアがあったら、チーフの人に言ってみるといいかもしれません。
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