オリジナル本(初版発行順)
追っかけ屋 愛蔵
(度胸は満点、性格は飄々。愛蔵は隣人の旗本次男坊の助けを借りつつ、雇われ先で揉め事を起こし逃げ出した奉公人を見つけて連れ戻す「追っかけ屋」をしている。失踪者が潜む場所で、愛蔵が見た風景とは?繁栄を謳歌する大都市・江戸の光と闇を遠景に、愛蔵の活躍を描く連作時代小説。 詳細
初版 単行本−光文社、2009年10月25日発行、ISBN987-4-334-92682-3
備考 文庫化−朝日文庫、2011年2月20日発行、ISBN978-4-334-74914-9
人はなぜスポーツするのか
1998年、サッカーのW杯フランス大会に初出場した日本代表はなぜ惨敗したのか?日本のゴルフと世界のゴルフはどう違うのか?音速の貴公子・セナは何を見つめて走っていたのか?スポーツにしか宿らない肉体と精神の感応を鋭くえぐりだしたエッセイ集。 →詳細
初版 文庫−ランダムハウス講談社、2009年9月10日発行、ISBN978-4-270-10319-7
プロ野球が殺される
(日本のプロ野球人気の低落がとまらない。選手の目が大リーグを向き、テレビ局が放映権を返上したいま、選手の年俸の上限は1億円が妥当なところではないか―。「Number Web」で累計100万人以上に読まれる名物コラム「スポーツの正しい見方」のベスト・セレクションにオリジナル原稿を加えて、超辛口の正論が炸裂する。 詳細
初版 文庫−文春文庫、2009年9月10日発行、ISBN978-4-16-741414-6
ぼくたちのスコットランド紀行
(「年寄りがやるもので、とてもスポーツといえるしろものではない」と思っていたゴルフを始めてみた。しかも本場・英国で!真に成熟したイギリス人たちとつき合うにはどうすればいいか?何故、漱石は留学を楽しめなかったのか?旅と小説、故郷への思いを綴ったエッセイ集。 詳細
初版 文庫−ランダムハウス講談社、2009年2月10日発行、ISBN978-4-270-10274-9
ふたりのプロフェッショナル
(長嶋がいて、王がいて、手を触れれば火傷をしかねないほど熱かった昭和四十年代から五十年代の野球!投手・江夏の頭脳と、監督・広岡の知略がグラウンドで対決するとき、本物のプロフェッショナルな魂が火花を散らした。切れ味鋭い文体で描くプロ野球ファン必読の野球エッセイ集。 詳細
初版 文庫−ランダムハウス講談社、2008年11月10日発行、ISBN978-4-270-10250-3
無用庵隠居修行
(出世に汲々とする武士に嫌気が差した日向半兵衛は隠居暮らしを始めるが、彼の腕を見込んで相談が次々と舞い込む。連作時代小説詳細
初版 単行本−文藝春秋、2008年10月10日発行、ISBN978-4-16-327510-9
備考 文庫化−文春文庫、2010年8月10日発行、ISBN987-4-16-741415-3
(単行本収録の「金貸し」は未収録。単行本未収録の「会津からの客」「松屋の銀煙管」「辻斬り」を収録)
ドラマ化(いずれもBS朝日にて放送)
1−2017年9月15日、2−2018年9月8日、3−2019年9月13日、4−2020年9月22日。
電子書籍化 2017年3月31日
2017年6月10日に埼玉福祉会が大活字本を発行。底本は文庫版。
(ISBN-上巻978-4-86596-160-7 下巻978-4-86596-161-4)
彼女の哲学
女はどうして男を困らせることばかりするのだろう。男たちのわずかな心の揺れが生み出した10のドラマ。 →詳細
初版 単行本−光文社、2007年2月25日発行、ISBN978-4-334-92536-9
サルビアの記憶
こうなるのは最初から分っていたことなのに――初恋の女性から突然の電話。サルビアの花を潰してみせた年上の少女の面影を胸に、男は会いに行くのだが。ほろ苦い大人の恋、七景。 →詳細
初版 単行本−文藝春秋、2006年11月15日発行、ISBN4-16-325420-X
青い空
江戸時代、キリシタンは改宗しても幕府の監視下にあった。幕末に生きる主人公・宇源太も五代前の祖先が信者だったため、監視を受け、苛酷な生活を強いられていた。友人が殺されその敵討ちを果たした宇源太は、村を出て江戸へ向う。江戸で剣術を学び、尊敬できる宗教家と出会った宇源太。しかしそれは、新たな悲劇の幕開けだった。「日本はなぜ神のいない国になったのか」を問いかける傑作時代小説。
初版 単行本−文藝春秋、2004年6月15日発行、ISBN4-16-323030-0
備考 文庫化−文春文庫、2009年1月10日発行
      「青い空 幕末キリシタン類族伝 上」 
ISBN4-978-4-16-741412-2
      「青い空 幕末キリシタン類族伝 下」 ISBN4-978-4-16-741413-9
「読売巨人軍」の大罪
崩壊した「巨人戦はドル箱」の神話。予定調和的で間延びしたペナントレース。プロ野球離れが進む若い層。さらに、流出する一流選手と危惧される大リーグのマイナーリーグ化…。「読売的体質」こそこんな状況を引き起こした原因だ。座して滅びるのを待つか、変革を達成して、21世紀の新しいプロ野球に生まれ変わるのか。野球に対する深い愛情とその鋭い視点でファン不在・プレー不在の堕落したプロ野球を一刀両断。魅力あふれる球界を取り戻すために。 →詳細
初版 文庫本−講談社+α文庫、2002年2月20日発行、ISBN4-06-256592-7
ぼくの好きなゴルフ The Fairway of Dreams
ゴルフに目覚めたエピソードから、プレイにはまり込んでいく今に至るまで、仲間たちとのゴルフ談義、道具へのこだわり、プレイの流儀とマナーなど、アマチュア・ゴルファーの悲喜劇(?)を軽快なタッチでつづるエッセー集。 →詳細
初版 単行本−朝日新聞社、2001年8月1日発行、ISBN4-02-257648-0
備考 文庫化−朝日文庫、2004年6月30日発行、ISBN4-02-264330-7
巨人がプロ野球をダメにした
大リーグに流出する選手たち、「長嶋」頼みの人気。こんなプロ野球に誰がした!斬新な視点でプロ野球の魅力、あるべき姿を語る。 →詳細
初版 文庫本−講談社+α文庫、2001年2月20日発行、ISBN4-06-256494-7
暗黙のルール
ルールがあるから、スポーツも人生も面白い。ゴルフの愉しみと苦しみ、サッカー・野球・F1の醍醐味などを海老沢流の確かな視点と鮮やかな筆致で描くエッセイ集。 →詳細
初版 単行本−新潮、2000年9月30日発行、ISBN4-10-331304-8
オーケイ。
2年連続のゴルフクラブ・チャンピオンと初挑戦の男が36ホールのマッチ・プレーでくりひろげる技術、心理、かけひき、罠を巧みに描いた表題作ほか5編を収録したスポーツ短編小説集。 →詳細
初版 単行本−文藝春秋、2000年2月10日発行、ISBN4-16-318960-2
ゴルフが好き 岡本綾子の生き方
男女を問わず、日本でもっともすぐれたプロゴルファーの一人・岡本綾子。日本という狭い世界におさまりきらず、夢をアメリカにまで広げた彼女の軌跡を辿る。
初版 単行本−毎日新聞社、1999年3月30日発行、ISBN4-620-31321-1
男ともだち
男女の出会いと別れ、相手を愛しく感じる瞬間、思い出がこの上なく貴重に思えるとき―さりげない日常の暮らしの一シーンを季節の彩りをそえて鮮やかに描き出す短篇小説集。 →詳細
初版 単行本−講談社、1998年12月10日発行、ISBN4-06-209501-7
愚か者の舟
元銀行員の前途を励ます会で、彼は殺された。集まった全員にアリバイはなく、バブル時代に彼と関わっており、バブルに踊らされた人たちばかりだった…。著者唯一の長編犯罪小説
初版 単行本−文藝春秋、1998年9月30日発行、ISBN4-16-318000-1
これならわかる パソコンが動く−改訂版
直木賞作家が書いたパソコンマニュアル。NECの「バリュースター」「ラヴィ」の操作を、パソコンを使いたいが、従来のマニュアルは初心者には専門的すぎて理解できない、だからパソコンを使うのが不安だと思っているという人のために書いた解説書。
初版 単行本−NECクリエイティブ、1998年6月24日発行ISBN4-87269-078-8
これならわかる パソコンが動く
直木賞作家が書いたパソコンマニュアル。NECの「バリュースター」「ラヴィ」の操作を、パソコンを使いたいが、従来のマニュアルは初心者には専門的すぎて理解できない、だからパソコンを使うのが不安だと思っているという人のために書いた解説書。
初版 単行本−NECクリエイティブ、1997年2月24日発行、ISBN4-87269-051-6
備考 第6回日本のマニュアル大賞受賞
人はなぜバーテンダーになるか
カウンターをへだてて、われわれは、バーテンダーから酒を受け取り、その香りを嗅ぎ、味わい、余韻に酔いしれる。そこには、彼らの生きた時間が漂っている。直木賞作家が13人のバーテンダーたちの横顔を浮き彫りにし、その奥様へと迫る人物列伝。 →詳細
初版 単行本−TBSブリタニカ、1995年12月22日発行、ISBN4-484-95232-7
満月 空に満月
歌手・井上陽水はどうやって生まれたのか? アンドレ・カンドレの名でデビューした若者が、やがて井上陽水として音楽界の中で確固たる地位を築きあげるまでを描く迫真の物語!
初版 単行本−文藝春秋、1995年5月15日発行、ISBN4-16-315530-9
備考 文庫化−文春文庫、2003年10月10日発行、ISBN4-16-741411-2
星と月の夜
年老いたバーテンダーひとりの銀座のバーに、仲間のバーテンダーと若いホステスが連れ立って現れる。彼女を相手に二人の男は昔話をする。そして夜明けのホステスの部屋で、三人の間に不思議な優しい時間が流れる。(『星と月の夜』)夜の銀座、大学のキャンパス、公園、学生街の食堂……。さまざまな場所を舞台に男と女は出会い、愛し合い、別れ、そして傷つく。表題作ほか9篇の短編を収録。 →詳細
初版 単行本−集英社、1995年3月30日発行、ISBN4-08-774124-9
備考 文庫化−集英社文庫、1998年5月25日発行、ISBN4-08-748782-2
電子書籍でも購入可能
廃墟
彼女に会いたいという気持がなくなってしまった…自分ではどうにもならない男と女の心もよう、生きることの切なさを描く10のスケッチ。 →詳細
初版 単行本−ベネッセ、1994年11月5日発行、ISBN4-8288-2490-1
帰郷
故郷の町の自動車エンジン工場からF1チームのメンバーに選ばれた男の充実した人生、そして三年間の出向を終えて帰郷後の脱力感を描く表題作ほか五編。第百十一回直木賞受賞作。 →詳細
初版 単行本−文藝春秋、1994年3月10日発行ISBN4-16-314580-X
備考 直木賞受賞作!
文庫化−文春文庫、1997年1月10日発行、ISBN4-16-741409-0
電子書籍化 2003年2月20日
オーディオブック化 2019年11月8日
快適な日々
独創のスポーツ小説から出発し、F1、本格料理小説と、つねに時代に先駆けた傑作を著しつづける作家海老沢泰久。その切れ味のよい思索と心地よい精神の高揚とが全編にみなぎる待望の初エッセイ集。 →詳細
初版 単行本−早川書房、1994年2月28日発行ISBN4-15-206005-0
ヴェテラン
(西本聖、平野謙、石嶺和彦、牛島和彦、古屋英夫、高橋慶彦―個性豊かな6人のプロ野球選手はスーパースターではなかったが、職人芸の心意気とプロフェッショナルな野球魂を持っていた。6人それぞれが過去の栄光を捨てて、逆境に立ち向かい、野球に人生を賭けたかを温かく描いた感動のノンフィクション。 詳細
初版単行本−文藝春秋、1992年9月25日発行ISBN4-16-346800-5
備考 文庫化−文春文庫、1996年6月10日発行、ISBN4-16-741408-2
2005年11月20日に埼玉福祉会が大活字本を発行。多くの公共図書館が所有。
(ISBN-上巻4-88419-363-6 下巻4-88419-364-4)
美味礼讃
(彼以前は西洋料理だった。彼がほんもののフランス料理をもたらした。その男、辻静雄の半生を描く伝記小説。)
初版 単行本−文藝春秋、1992年3月20日発行ISBN4-16-313090-X
備考 直木賞候補作(三度目)
文庫化−文春文庫、1994年5月10日発行、ISBN4-16-741404-X
電子書籍化 2017年3月31日
2001年1月20日に埼玉福祉会が大活字本を発行。多くの公共図書館が所有。
(ISBN-上巻4-88419-037-8 中巻4-88419-038-6 下巻4-88419-039-4)
さびしい恋人
(関東平野の片隅の、とある山麓の町。そこには夢もチャンスもなかった。でも、東京にはそれがあると思った……。都会の喧騒のさなかに、ひっそりと花開いては消えていく、さまざまな愛のドラマ。都会の女性へのあこがれ。誰もが味わう青春の喜びと痛みを鮮やかに定着した新感覚恋愛小説集。 詳細
初版 文庫本−講談社文庫1990年2月15日発行ISBN4-06-184618-3
備考

「さびしい東京(単行本、講談社、1984年2月10日発行、ISBN4-06-200945-5)」を改題。ただしこちらにはもう一編「待っている女(初出:小説現代 1983年9月号)」がある。

孤立無援の名誉
(「退場!」――最後の試合でルールどおり毅然とした態度で、プロ野球審判の名誉をかけ信念をつらぬく「仏の昇さん」。野球、F1レース、サッカー、テニスなど、スポーツの世界を舞台に、いずれもプロであることに誇りを持ち、それゆえに孤独な男たちの、男だけの世界を描いて、快い余韻をひびかせる短編小説集。詳細
初版 単行本−講談社、1989年11月10日発行ISBN4-06-204658-4
備考 文庫化−講談社文庫、1992年12月15日発行、ISBN4-06-185295-7
夏の休暇
(少年が少女に託した愛のゆくえ、男が女に託した夢の結末…二人の間を通りすぎていったしばしの時間が、結ばれていたはずの絆を消し去ってしまい、やがて別離の時がおとずれる。恋多き少年の心のふるえと愛の揺らめきを、硬質な文体で描いた、清新なイメージにあふれた恋愛短篇小説集。 →詳細
初版 単行本−朝日新聞社、1989年8月30日発行ISBN4-02-256043-6
備考 文庫化−朝日文芸文庫、1995年8月1日発行、ISBN4-02-264078-2
F1走る魂
(中嶋悟とホンダの1987年シーズンを追ったドキュメント)
初版 単行本−文藝春秋、1988年3月1日発行ISBN4-16-342170-X
備考 文庫化−文春文庫、1991年6月10日発行、ISBN4-16-741402-3
電子書籍化 2002年9月20日
球界裏の演出者たち
(グラウンド狭しと熱球を追う選手たちの陰に、彼らと同様に、あるいは彼ら以上に、野球を愛する人たちがいる。裏方としてプレーを支える野球人が語る、もう一つのプロ野球の世界。 詳細
初版 文庫本−朝日文庫1987年9月20日発行ISBN4-02-260466-2
備考 「球界裏の攻防(単行本、朝日新聞社、1983年9月30日発行、ISBNなし)」を改題。ただしこちらには最後にもう一編「コミッショナー(初出:週刊朝日 1983年7月22日号)」がある。
F1地上の夢
(ホンダにはレースの夢に憑かれた男たちが集まっていた――モータースポーツの頂点、F1グランプリ。日本のホンダがF1に参戦して二十余年、遂にワールド・チャンピオンとなって世界を極めた。A・セナやA・プロスト、ウィリアムズやマクラーレン・チームと共に闘ってきた男達の光芒の軌跡。)
初版 単行本−朝日新聞社1987年2月25日発行ISBN4-02-255655-2
備考 文庫化−朝日文芸文庫、1993年7月1日発行、ISBN4-02-264009-X
新田次郎文学賞受賞作
電子書籍化 2014年8月1日 
空を飛んだオッチ
(空を飛べる不思議な力をもつ少年の心情を繊細につづる長編小説。家族や友達との交流を飛騨の大自然のなかで描き出す。)
初版 単行本−飛鳥新社(自費出版)、1986年7月30日発行ISBNなし
備考 文庫化−角川文庫、1994年10月25日発行、ISBN4-04-194301-9
映画化−2005年8月6日全国公開
映画化に伴い、文庫版再版、2005年7月20日発行、ISBNは同じ
二重唱〈デュエット〉
(中年の男と付き合う若い女を一途に求める若い男――。求めてはすれ違う男女の 宿命を描いた作品集。
 →詳細
初版 単行本−集英社、1986年6月25日発行ISBN4-08-772565-0
備考 文庫化−文春文庫、1997年11月10日発行、ISBN4-16-741410-4
1994年12月20日に埼玉福祉会が大活字本を発行。多くの公共図書館が所有。ISBNなし。
ただ栄光のために-堀内恒夫物語-
(オレはちゃんとした試合でなければ力が出ないんだ―最大のピンチに最高のボールを投げた男。打たれても、暴投しても、マウンドに立つと俄然試合を面白くした男。“悪太郎”“甲府の小天狗”といわれながらも、堀内恒夫は、素質と運と度胸に裏打ちされた強烈なプロ根性で立ち向った。巨人V9の大黒柱への限りない愛情をこめて、現役引退までの軌跡を克明に追った書き下ろし作品。)
初版 文庫本−新潮文庫、1985年2月25日発行、ISBN4-10-126603-4
備考 文春文庫でも発行、1995年7月10日発行、ISBN4-16-741407-4
プロ野球グラフィティー ’84 西武ライオンズ
広岡達朗監督率いるライオンズを追ったノンフィクション
初版 文庫本−新潮文庫1984年3月25日発行、ISBN4-10-129003-2
備考 編著を担当
スーパースター
(現役時代ファンを熱狂させたスーパースターはなぜ監督として失敗したのか。与えられた名声の光と影、そして揺れ動く人間の心のヒダを、プロ野球、マラソン、ボクシングなどスポーツの世界に仮託して、鮮やかに描ききった短篇小説7作。 →詳細
初版 単行本−文藝春秋、1983年10月15日発行ISBN4-16-307580-1
備考 文庫化−文春文庫、1986年4月25日発行、ISBN4-16-741401-5
みんなジャイアンツを愛していた
(天才長島は何故常勝監督にはなれなかったのか? 川上の野球観を変えてしまった1冊の本とは? 広岡の胸に燃え続ける巨人精神とは何か? ―かつて巨人がプロ野球の代名詞だった頃、その栄光を支えた男たち。そしてまた、激しい想いを巨人にぶつけた好敵手、江夏、星野、平松。誇り高き男たちへの限りない愛情をこめて、ジャイアンツの光と影を撃つ迫真のプロ野球ノンフィクション! 詳細
初版 単行本−新潮1983年3月25日発行、ISBN4-10-331303-X
備考 文庫化−新潮文庫、1987年10月25日発行、ISBN4-10-126604-2
その後、文春文庫から発行、1994年10月10日、ISBN4-16-741405-8
プロ野球グラフィティー 西武ライオンズ
(1982年の就任一年目、広岡達朗監督率いるライオンズが日本一を勝ち取るまでのノンフィクション。)
初版 文庫本−新潮文庫1983年3月15日発行、ISBN4-10-129007-5
備考 編著を担当
F2グランプリ
(鈴鹿サーキットを時速三百キロの猛スピードで走るF2マシンで競うグランプリを制するのは誰か。栄光のチャンピオンをめざして疾走するドライバーの熱き闘いを描く。)
初版 単行本−新潮、1981年11月10日発行ISBNなし
備考 直木賞候補作(二度目)
文庫化−新潮文庫、1983年12月25日発行、ISBN4-10-126602-6
その後、文春文庫から発行、1992年1月10日、ISBN4-16-741403-1
映画化−1984年4月14日全国公開
監督
(万年最下位に甘んじていたエンゼルスを日本一のチームに作りあげた監督広岡達朗は常勝ジャイアンツに対して怨念ともいえる激しい闘志を燃え立たせた。 野球小説の傑作。)
初版 単行本−新潮、1979年3月25日発行ISBN4-10-331301-3
備考 直木賞候補作(一度目)
文庫化−新潮文庫、1982年3月25日発行、ISBN4-10-126601-8
その後、文春文庫から発行、1995年1月10日、ISBN4-16-741406-6
その他、選集本など(初版発行順)
わたしのベスト3 作家が選ぶ名著名作
初版 2020年2月29日発行、ISBN978-4-620-32624-5
備考 伊集院静氏が『監督』『F1 地上の夢』『帰郷』を選出
文春ムック 芥川賞・直木賞150回全記録
初版 2014年3月1日発行、ISBN978-4-16-008616-6
備考 第111回直木賞受賞者のページに写真掲載
美しく愛しき日本
初版 2012年3月11日発行、ISBN978-4-04-652521-5
備考 岡野弘彦著。2009年8月17日の海老沢泰久氏「お別れ会」で披露した歌三首掲載
読み方は「うつくしくかなしきにほん」
日本野球25人 私のベストゲーム
初版 単行本−文藝春秋2006年1月15日発行、ISBN4-16-367830-1
備考 文庫化−文春文庫、2008年8月10日発行、ISBN978-4-16-771326-3
文庫版の巻末解説
平成二十二年度 代表作時代小説〜凛とした生きざま、惚れ惚れと
初版 単行本−光文社2010年6月25日発行、ISBN978-4-334-92713-4
備考 「辻斬り」収録(「無用庵隠居修行」の一編)
平成二十一年度 代表作時代小説〜男と女、秘めた想いを
初版 単行本−光文社2009年6月25日発行、ISBN978-4-334-92665-6
備考 「隠れ念仏」収録(「追っかけ屋 愛蔵」の一編)
完本 1976年のアントニオ猪木
初版 単行本−文藝春秋2007年3月発行、ISBN978-4-16-368960-9
備考 文庫化−文春文庫、2009年3月10日発行、ISBN978-4-16-775365-8
文庫版の巻末解説
小説の一行目
初版 単行本−しょういん2006年10月10日発行、ISBN4-901460-28-5
備考 直木賞受賞作の最初の一行ということで、『帰郷』の冒頭の一文が紹介されている。
喫煙室 くつろぎの時間
初版 単行本−文藝春秋2005年11月10日発行、ISBN4-16-008014-6
備考 エッセイ「ジャン・ギャバンに憧れて」収録
文壇バー
初版 単行本−財界研究所、2005年2月28日発行ISBN4-87932-046-3
備考 エッセイ「居心地のいい場所」収録
山口瞳の人生作法
初版 文庫本−新潮文庫、2004年11月1日発行ISBN4-10-111135-9
(『この人生に乾杯!』(TBSブリタニカ、1996年9月11日発行、ISBN4-484-96218-7)に新たな原稿を加え、再編集した本)
備考 エッセイ「『行きつけの店』に行く」収録(「暗黙のルール」にも収録されている)
犬のため息
初版 単行本−光村図書出版2004年6月30日発行、ISBN4-89528-249-X
備考 エッセイ「発見」収録
読書の時間に読む本 中学2年生
初版 単行本−ポプラ社2003年3月発行、ISBN4-591-07585-0
備考 小説「二度目の恋」収録(「夏の休暇」にも収録されている)
象が歩いた
初版 単行本−文藝春秋2002年7月30日発行、ISBN4-16-358740-3
備考 文庫化−文春文庫、2005年7月10日発行、ISBN4-16-743420-2
エッセイ「ふたりの英雄がいた」収録(「「読売巨人軍」の大罪」にも収録されている)
編集者の学校
初版 単行本−講談社2001年10月29日発行、ISBN4-06-210835-6
備考 インタビュー「好きな相手のことしか書いたことがない」収録
丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評
初版 単行本−都市出版2001年7月20日発行、ISBN4-924831-96-4
備考 「テレビのサッカー中継を往年の名選手、元オーナーと語る」―丸谷才一氏、轡田隆史氏、海老沢氏の対談
萬歳 秋山巳之流句集
初版 単行本−朝日新聞2001年2月1日発行、ISBN4-02-330648-7
備考 序文
金子達仁ベストセレクションT「激白」
初版 単行本−文春ネスコ2000年9月30日発行、ISBN4-89036-114-6
備考 「天才を生かせない日本というシステム」―金子達二氏との対談
夢に似て 八十八句
初版 単行本−自費出版、1999年11月8日発行
備考 「序にかえて」収録
木炭日和
初版 単行本−文藝春秋、1999年7月30日発行、ISBN4-16-355520-X
備考 文庫化−文春文庫、2002年7月10日発行、ISBN4-16-743417-2
エッセイ「辻つまがあわない」収録(「暗黙のルール」にも収録されている)
現代の小説1999
初版 単行本−徳間書店、1999年5月31日発行ISBN4-19-861008-8
備考 小説「光の海」収録
Number ベストセレクションU
初版 単行本−文藝春秋、1998年7月1日発行ISBN4-16-354140-3
備考 文庫化−文春文庫PLUS、2003年5月10日発行ISBN4-16-766052-0
「嫌われた男」収録(「ヴェテラン」にも収録されている)
男もの女もの
初版単行本−文藝春秋1998年4月20日発行、ISBN4-16-353960-3
備考 文庫化−文春文庫、2001年4月10日発行、ISBN4-16-713815-8
「007の作者の妻」の章に海老沢氏の言葉が出てくるが、著者は丸谷才一氏
一杯目と二杯目の合間に
初版 単行本−文藝春秋、1997年12月5日発行ISBN4-02-257206-X
備考 「1995年7月15日」の章に海老沢氏の言葉はあるが、著者は川村二郎氏
神様、それをお望みですか 或る民間援助組織の二十五年間 
初版 単行本−文藝春秋、1996年10月25日発行ISBN4-16-352130-5
備考 文庫化−文春文庫、1999年10月10日発行ISBN4-16-713323-7
第12章の最後の4行に海老沢氏が登場するちょっとしたエピソードが紹介されている。
現代の小説1996
初版 単行本−徳間書店、1996年5月31日発行ISBN4-19-860492-4
備考 小説「手紙」収録
ウィニング・ボールを君に
初版 単行本−実業之日本社、1996年3月25日発行ISBN4-408-53275-4
備考 文庫化−角川文庫、1999年8月25日発行ISBN4-04-154064-X
文庫版の巻末解説
家の履歴書 このヒトはどんなイエに住んできたか
初版 単行本−文藝春秋1996年1月25日発行ISBN4-16-351160-1
備考 その後、光進社から発行−単行本、2001年1月12日、ISBN4-87761-054-5
海老沢氏の言葉はあるが、本人の文章ではない。
私の選んだ文庫ベスト3
初版 単行本−毎日新聞社1995年12月25日発行ISBN4-620-31087-5
備考 文庫化−ハヤカワ文庫JA1997年10月31日発行ISBN4-15-030589-7
海老沢泰久・選−折口信夫
二十四粒の宝石
初版単行本−講談社、1995年12月10日、ISBN4-06-207799-X
備考 文庫化−講談社文庫1998年11月15日発行ISBN4-06-263916-5
小説「長い髪」収録(「男ともだち」にも収録されている)
榊原和夫の現代作家写真館
初版 単行本−公募ガイド社1995年10月1日発行、ISBN4-7952-7853-9
備考 海老沢氏の言葉はあるが、本人の文章ではない。
戦後生まれが選ぶ洋画ベスト100
初版 文庫本−文春文庫1995年9月10日発行、ISBN4-16-811623-9
備考 私のベストワンとして「荒野の七人」
現代の小説1995
初版 単行本−徳間書店、1995年5月31日発行ISBN4-19-860289-1
備考 小説「残花の夏」収録
本田宗一郎 F1伝説
初版 単行本−徳間書店、1993年4月30日発行ISBN4-19-355168-7
備考 巻末解説「本田氏の魅力の源へさかのぼる」
明治のベースボール
初版 単行本−文藝春秋、1992年7月30日発行ISBN4-16-346680-0
備考 文庫化−文春文庫、1995年8月10日発行ISBN4-16-743410-5
エッセイ「ルール」収録
現代の小説1992
初版 単行本−徳間書店、1992年5月31日発行ISBN4-19-124867-7
備考 小説「岐路」収録(「オーケイ。」にも収録されている)
妻への詫び状
初版 単行本−講談社1991年10月15日発行、ISBN4-06-205574-0
備考 エッセイ「常識のない男」収録
スタ・メンはおれだ
初版 文庫本−福武文庫、1991年3月10日発行ISBN4-8288-3189-4
備考 エッセイ「審判員谷村友一」収録(「球界裏の演出者たち」にも収録されている)
熱闘!プロ野球三十番勝負
初版 文庫本−文春文庫1990年8月10日発行、ISBN4-16-810813-9
備考 アンケート「忘れられない名勝負」に対する回答
「文藝春秋」にみるスポーツ昭和史
初版 単行本−文藝春秋1988年9月15日発行、ISBN4-16-362910-6
備考 エッセイ「怪我を飼いならした男」収録
書く技術・表現する方法
初版 単行本−日本実業出版社1988年9月10日発行、ISBN4-534-01395-7
備考 編・著である野口靖夫氏から、書くことについて受けたインタビュー
最速 ’87 F1グランプリ写真集
初版 写真集−飛鳥新社1987年10月20日発行、ISBN4-87031-041-4
備考 エッセイ「F‐1ドライバーの精神力」収録
犬だつて散歩する
初版 単行本−講談社1986年9月25日発行、ISBN4-06-202837-9
備考 文庫化−講談社文庫、1989年9月15日発行、ISBN4-06-184524-1
文庫版の巻末解説
挨拶はむづかしい
初版 単行本−朝日新聞社1985年9月15日発行、ISBN4-02-255390-1
備考 文庫化−朝日文庫、1988年6月20日発行、ISBN4-02-260509-X
「日本型プロ野球を書く」の章に海老沢氏の言葉が出てくるが、著者は丸谷才一氏
七枚のスケッチ−長島小説アンソロジー
初版 単行本−青樹社1983年10月30日発行、ISBN4-7913-0226-5
備考 ノンフィクション「スターの輝き」収録
ザ・エンターテインメント1983
初版 単行本−角川書店1983年5月30日発行、ISBNなし
備考 小説「二人のランナー」収録(「スーパースター」にも収録されている)
プロ野球よ! 愛憎コラム集
初版 単行本−冬樹社1985年9月1日発行、ISBNなし
備考 赤瀬川隼氏、関川夏央氏、海老沢氏による対談「プロ野球よ、どこへ行く?」収録
わが教育野球学−組織のパワーを結集する法
初版 単行本−毎日新聞社1982年12月25日発行、ISBNなし
備考 エッセイ「選手に要求する三つの条件」収録
プロ野球 不滅のスーパースター
初版 ムック−プレジデント社 “ザ・マン”シリーズ1981年7月5日発行、ISBNなし
備考 ドキュメント「打倒沢村の執念−松木、景浦ら豪華タイガース打線の秘密特訓」収録
赤毛のサウスポー PART2‐二年目のジンクス-
初版 単行本−集英社1979年7月25日発行、ISBNなし
備考 文庫化−集英社文庫1982年9月25日発行、ISBN4-08-760072-6
文庫版の巻末解説