彼女の名前を聞いたことがある人は、かなりの映画通であるかもしれません。何しろ主役で映画に出演したことは全くなく、IMDbで調べてもテレビ出演の方が多かったようです。しかし、彼女は1つだけ映画史に燦然と輝く作品に燦然たる役(?)で出演しています。それは、「めぐり逢い」(1957)での、最終的にデボラ・カーにボーイフレンド(ケーリー・グラント)を奪われてしまうあの役です。それ以外では一般的にそれ程知られていない女優さんですが、いつも笑っているように見えるファニーフェースと特徴のあるしゃべり方を武器にしているためか、コメディ系の作品でしばしば見かけます。「純金のキャデラック」(1956)、「Desk Set」(1957)、「Dear Heart」(1964)は個人的に推薦するコメディ映画の逸品です。もともと脇役ばかりで、登場時間が短いケースが多かったとはいえ、60年代に入ると本当にチョイ役ばかりになってしまいます。「大統領の陰謀」(1976)に至っては、これまで何回か見ていますが、彼女が出演している事実には全く気付かず、本日始めてIMDbで調べて分かりました。 |
|
1953 |
Taxi |
1962 |
リサの瞳のなかに |
1956 |
純金のキャデラック |
1964 |
Dear Heart |
1957 |
Desk Set |
1968 |
誇り高き戦場 |
1957 |
めぐり逢い |
1971 |
西部無法伝 |
1958 |
Too Much, Too Soon |
1976 |
大統領の陰謀 |
1962 |
ジャングル地帯 |
1977 |
ドミノ・ターゲット |
|
|