カナダはバンクーバーの出身だそうですが、1970年以後はイギリスに住んでいたようであり、イギリス映画への出演が多いようです。個人的にもイギリスの女優さんであると思っていました。60年代から70年代初頭まではアメリカで活動し、テレビシリーズの「Peyton Place」(1964−9)などにも出演していたようです。外見よりはどちらかというと声やしゃべり方に特徴があり、地味で華やかさがないように見えるためもあってか主演映画はほとんどありませんが、実質上のメジャー映画デビュー作と言ってもよい「哀愁の花びら」(1967)では、パティ・デューク、シャロン・テイト、スーザン・ヘイワード、リー・グラントなどの並み居る女優さん達の中にあってトップでクレジットされていました。この作品が唯一の主演作と言ってもよいのではないでしょうか。 |
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