シャロン・テイト
(1943-1969)

吸血鬼
(1967)
哀愁の花びら
(1967)
サイレンサー/破壊部隊
(1969)

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一口メモ


26歳でチャールズ・マンソン一味によって惨殺されたため、彼女が実際にどの程度の女優さんになっていたかは、分からずじまいに終わってしまいました。ただ1つ言えることは、ハリウッド広しといえども、彼女ほど華やかでゴージャスな印象を与える女優さんは多くはいなかったということです。たとえば、近い年代では、キャンディス・バーゲンなども華やかな印象を持っていましたが、バーゲンの華やかさは抑えがきいた知的でクラシックな華やかさであったのに対して、彼女の華やかさは、光がほとばしる極めて健康的な華やかさでした。バーゲンをバラとするなら、彼女はひまわりといったところでしょうか。かといって、ラクエル・ウエルチのように肉体派的な印象をことさら与えることもなく、また、ゴールディ・ホーンのようなお子ちゃま的なイメージともまったく無縁でした。要するに、アメリカの健康美女の典型であったと見なせるでしょう。確かに、そのような健康美女的な彼女のイメージが70年代にもまともに通用したかどうかについてはやや疑問が残るとはいえ、スター性は持っていた人であったと個人的には考えています。また、「サイレンサー/破壊部隊」(1969)では、コメディのタレントも持っているところを見せてくれました。

主な出演作品


1964
卑怯者の勲章
1967
吸血鬼
1967
Eye of the Devil
1967
哀愁の花びら
1967
サンタモニカの週末
1969
サイレンサー/破壊部隊

関連レビュー


サンタモニカの週末



1999/08/14 by 雷小僧
(2009/05/11 revised by Hiroshi Iruma)
ホーム:http://www.asahi-net.or.jp/~hj7h-tkhs/jap_actress.htm
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