IMDbに「ravishing, raven-haired Israeli beauty(烏の濡羽色の髪をした魅惑的なイスラエルのビューティ)」とあるように、日本人も裸足で逃げるほどの真っ黒けな髪をした女優さんです。しかも、中東はイスラエルの出身であり、アングロサクソンのオーディエンスからすれば、エキゾチックな魅力に溢れているように見えるのは確かなところでしょう。但し、個人的な印象としては、全体的にかなりキツめの印象を受けます。そういうこともあってか、少なからず悪役を演じることもあるようです。彼女が悪役を演じた作品の1つ「群衆の中の殺し屋」(1968)には、他にも個人的に大好きなドイツ出身のリリ・パルマーとスウェーデン出身の北欧美女カミラ・スパーヴが出演していましたが、浅黒くキツイ容貌をした中東出身のダリア・ラヴィと、北国出身の白く柔和な容貌をした両者とのコントラストは作品そのものよりも興味深いものがありました。ダリア・ラヴィは、イスラエル出身だけあって兵役に付いていたこともあるようで、その後ヨーロッパ映画で活躍します。以下に列挙する作品は、英語作品のみであり、しかもイギリス産の映画がほとんどです。 |
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