ジュディ・ホリデイ
(1922-1965)

ボーン・イエスタディ
(1950)
純金のキャデラック
(1956)
Bells Are Ringing
(1960)

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一口メモ


ネタにこと欠いてついに60年代の映画には1本しか出演していないジュディ・ホリデイを取り上げてしまいました。こうなると何故マリリン・モンローがいないのかということになりますが、こうなった以上彼女も近い内に登場するでしょう。と言っても私目は実はこのジュディ・ホリデイのファンなのです。メインの活躍時期がほとんど重なるモンロー同様天然の気性の良さを身上としているところがあって、キャラクターがいいですね。彼女は1950年に「ボーン・イエスタディ」でオスカー(主演女優賞)を受賞していますが、実はこれにはラッキーな側面もあって、この年の大本命であった「イヴの総て」のベティ・デービスとアン・バクスターが揃って主演女優賞にノミネートされた為票が割れて結果的にジュディ・ホリデイが漁夫の利を得る結果になったからです。個人的に言っても「ボーン・イエスタディ」での彼女よりも「It Should Happen to You」(1954)、「純金のキャデラック」(1956)、「Bells Are Ringing」(1960)での彼女の方が気に入っています。出演リストを見れば分かるように、日本で公開された出演作は、「アダム氏とマダム」(1949)と「純金のキャデラック」くらいであり、オスカーを受賞した「ボーン・イエスタディ」ですら国内でDVDは販売されているとは言え劇場では未公開の作品です。43才で癌の為に若くして亡くなってしまうのは、貴重なキャラクターであっただけに残念なところです。

主な出演作品


1949
アダム氏とマダム
1954
Phffft
1950
ボーン・イエスタディ
1956
純金のキャデラック
1952
The Marrying Kind
1957
Full of Life
1954
It Should Happen to You
1960
Bells Are Ringing

関連レビュー


ボーン・イエスタディ

It Should Happen to You

純金のキャデラック

Bells Are Ringing



2005/07/23 by 雷小僧
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