先頃亡くなったジョージ・C・スコットが爆発的な演技を見せていた「ホスピタル」(1971)に、看護婦としてチョイ役で出演していたのが、彼女の映画デビューであるはずです。よくよく見ればエリザベス・テイラーに似ていないことはないとはいえ、基本的にはファニーフェイスの持ち主であり、初期の頃はそのような印象を生かして、「おかしなレディ・キラー」(1975)や「弾丸特急ジェット・バス」(1976)などのスラップスティックコメディにおもに出演していました。ジャクリーン・ビセットやキャンディス・バーゲンなどの同年代に属する大物女優さん達の姿がほとんど見かけられなくなってしまった90年代になってからも、彼女は「スモーク」(1995)や「アンカーウーマン」(1996)などの話題作に出演しており、そこでも彼女ならではの魅力を発揮しています。良い意味で個性的な女優さんであると言えるでしょう。 |
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1975
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おかしなレディ・キラー
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1988
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デスティニー/愛は果てしなく
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1976
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弾丸特急ジェット・バス |
1993
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私に近い6人の他人
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1978
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名探偵再登場
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1995
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スモーク
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1978
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グリース
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1996
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モル・フランダース
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1983
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天使の失踪
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1996
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アンカーウーマン
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1986
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心みだれて
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1998
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プラクティカル・マジック
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1986
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メンズクラブ
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