レスリー・キャロン
(1931- )

ファニー
(1961)
がちょうのおやじ
(1964)
すべてをアナタに
(1965)

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一口メモ


彼女の主要な出演作は、すべてアメリカ映画であることもあり、彼女が生粋のアメリカ女優であるように思っているオーディエンスもいるかもしれませんが、実際にはフランス生まれです(但し母親はアメリカ人のようです)。元バレリーナであり、ジーン・ケリーに見出されて「巴里のアメリカ人」(1951)に出演してからは、50年代を代表するミュージカルスターの一人になったことは言うまでもありません。彼女の顔の表情は、実に変化に富んでいて、時にコケティッシュに見えたかと思うと、ある時は優美に見えたり、またある時はこう言っては身も蓋もないとはいえ、まったくもって不美人に見えたりします。従って、ちまたでもレスリー・キャロンが美人か不美人かをめぐって論争が絶えないようです。因みに、個人的には、その両方であると思っており、それがまた彼女の良さの1つなのです。また、少々口のサイズが大きいためか、口の大きさではハリウッド史上空前絶後のジュリア・ロバーツに似ているように見える時が多々あります。基本的にミュージカルを好んで見ないこともあり、個人的な彼女の出演作のベストは、「ファニー」(1961)であると考えています。ビューティフルなマルセイユをバックとして、彼女のかなり特異なビューティが光っていました。最近の出演作「ショコラ」(2000)も、作品としては素晴らしかったとはいえ、いかんせん70歳を迎えんとしていた彼女は、チョイ役での出演にすぎませんでした。

主な出演作品


1951
巴里のアメリカ人
1962
The L-Shaped Room
1953
三つの恋の物語
1964
がちょうのおやじ
1953
リリー
1965
すべてをアナタに
1955
足ながおじさん
1966
のぞき
1958
恋の手ほどき
1977
バレンチノ
1961
ファニー
1989
アルプスを越えて
1962
暗黒の銃弾
1992
ダメージ

関連レビュー


ファニー

がちょうのおやじ

すべてをアナタに

ショコラ



2000/03/11 by 雷小僧
(2009/04/06 revised by Hiroshi Iruma)
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