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【1月】

99/01/09 秋ケ瀬
朝は−4度だったとか、沼は氷が張っている。
氷の上なのにいつものようにグニグニと足で餌を探しているコサギ。
すべって転ぶハクセキレイ、などちょっと違うシーンが見られる。
アリスイは臆病にキョロキョロしながら、枯れ草から顔をのぞかせたり、飛んだり。
他、ジョウビタキ、アカハラ、シロハラ、アカゲラ、シメたち。


99/01/10 彩湖
彩湖を半周して48種類見られた。穏やかな日で、運動と兼ねての鳥見。
カンムリカイツブリ、ミコアイサ、ヨシガモ、トモエガモもいてちょっとラッキーだった。



99/01/15 多摩川河口と六郷干潟にわれてのカウントをした。
橋を一つ隔てただけなのに、カモの種類が違うのは面白い。
上にヨシガモ、コガモ、オナガガモ、下にホオジロガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、オオジュリンは河口に多い。



.01/23 多摩川
あまり変わりばえしないけど、ちょっとよかったなと思うのは、ホオジロガモが近かったことと、カンムリカイツブリが12羽いた。うち1羽は、岸に寄ってきて、立ち姿で毛づくろいをする姿が不格好で思わず笑ってしまう。
ツリスガラはまだきてくれない。



01/30 丹沢〜酒匂川河口
丹沢はおめあての鳥さんはいなかったけど、ウソ、カヤクグリ、きれいなルリビタキ、ベニマシコ、ヒガラとヤマガラ、たちがいた。
雪は山陰の道になごり程度、工事中で宮ケ瀬に通り抜けできなくなってた。
帰りに酒匂川の河口に寄ってみたけど、ここって探鳥地なのかなあ、コガモとヒドリ、とアメリカヒドリコガモ???、イカルチドリはたくさんいた。ポイントはもっと上流かも・・。
夕方になると、コミミズク、トラフズク、チュウヒ、がいっぱいいた、りして・・・。


01/31 秋ケ瀬から彩湖
秋ケ瀬は変わりない。シロハラが多い、アリスイはいたらしいけど見れなかった。
もう土手にはオオイヌノフグリがちらほら咲いてる。
気の早いホオジロが高らかにさえずっていた。
彩湖は今日は成績が悪かった。でも、今季初のツリスガラに会える。思いっきり高い草のてっぺん、チィ〜〜ウと長くのばす鳴き声がオオジュリンと違うかな?
先輩は50種、私は37種。
マルガモ?なるものを教えてもらう。(頭にマガモの青が入っていて大きさはマガモで体と顔がカルガモ)このネーミングはなかなかいい。



【2月】



99/02/07 彩湖
40種、ヨシガモ、オカヨシガモは芝生にあがってた、だからオカヨシガモ?。
ベニスズメが15羽くらい。チリリン、チリリンという鳴き声と、ほとんど草地の地面から飛び立つのでほかと区別できる、草の茎にはあまり止まらない。
ツリスガラはだめだった。ベニマシコ、ホオアカ、チョウゲンボウ、オオタカ、ノスリ、なところかなあ。



99/02/13 赤城山
レンジャクを見に出かける。
下は晴れていたのに、山は小雪まじりの強風、寒かった。
昨日は400羽ぐらいいたそう、だが・・、まあ50羽というところか、天気のせいだと思う。
でも久々の再会でときめく。りりしいお姿、冠羽も床屋に行ったばっかりみたいできちんとしていて、にらんだ目もすごみがある。
願わくば、もう少し連雀というように連なって、たくさん、たくさん・・。
まあ、そのうちどこかで、まだ始まったばっかりだし。
それからマヒワ30、今季初見でした。


99/02/20 秋ケ瀬から彩湖
秋ケ瀬子どもの森、シロハラが多い。ヤドリ木は実をたくさんつけていて、16日の朝、ヒレンジャクが1羽偵察に来たらしい。はるばる赤城山から?
彩湖はカモがうんと少なくなった、ヨシガモもいない。
土手にはつくしが出始めていた。




【3月】


99/03/02 山中湖
湖の周遊道路でレンジャク100羽くらい、ヒレンジャクがほとんどで、キレンジャクは3羽くらい。
青空に抜けた大ケヤキにちょっと鈴なり。湖にぱらぱらと降りてきて、集団で水を飲んだり、水浴びをしたり、私のそばをこれみよがしにすり抜ける。富士山をバックにと、何枚かシャッターを切ったけど、たぶんだめ・・。
そのあと三ツ峠に行き、越冬イワヒバリ6羽を見つける。みんな赤、もしくは黄色の足環をしていた。
途中の雑木林で、ウソ、ベニマシコ、カラ類たち、しばらく遊んでもらう。


99/03/06 多摩川 六郷干潟
カモは少なくなっていたけど、一応種類はいた。ハシビロガモ、ヨシガモ、コガモ、スズガモ、ヒドリ、などなど。珍しいところではタゲリが1羽干潟に降りていた。セイタカシギ3羽?
ツリスガラも3羽いたらしい。風が強く少し寒かった。ユリカモメが2,000羽以上いた。



99/3/18〜 22 釧路港路 遠出の日記に



99/03/27 大久保B区
どんよりした天気で午後からは雨
最近コチョウゲンボウの幼鳥がいるということで、出かけてみる。
土手にはノビルが出ていたけど、まだ小さい。
ムクドリが40羽くらい群れている。コチョウゲンはカラスを追っかけたり、追っかけたれたり遊んでいるみたいだった。他チョウゲンボウ、ムナグロ?が1羽飛んだ。オオタカも飛んでいたけど、これはカラスに追われっぱなしだった。



【4月】


99/04/04 秋ケ瀬〜彩湖
ゴミ拾い、桜が満開、今年も桜草公園はノウルシでいっぱい、人も多かった。
彩湖の北側に駐車場がオープンして、近くまで車で行ける。
そのぶんこちらもゴミがふえて、カラスも増えるのかな〜。
鳥はそこそこいて、ホオアカも見られた。他、ヨシガモが8羽まだ残っていた。
シジミ蝶、のんびりひたなぽっこしてた。デジカメでクローズアップ使ったのに逃げなかった。

ベニシジミ(ベニシジミ族)


04/09 生田緑地
カケス、シジュウカラ、メジロ、ルリビタキとかいた。ヒヨドリは、山桜のミツを上品に吸っている。
キジバトのプウプウという声、これって何なんだろう。警戒音か、鳴き交わしか分からない。


04/10 秋ケ瀬〜大久保B区
渡りの鳥はまだ。シジュウカラがあちこちでしきりにさえずっていた。シロハラ、ツグミ、いつもの鳥たち。
大久保ではムナグロの黒いのとか、白いのとか、コチドリとか、ムクドリの小さい群れとか、んなもんだった。


04/17 多摩川
少し風はあったけど、まあまあの穏やかなあたたかい天気、朝6時30着。
ハマシギ55、メダイチドリ38、コアジサシ2羽、シロチ10前後、カモメ82羽他。
4月15日にアイスランドカモメらしきものがいたけど、その日だけで以後出ていないとか。
ヒヨドリ70くらいの渡りの群れが鳴かないで上流に向かって飛んでいった。
ユリカモメは顔の真っ黒のがたくさんいた。


04/25 秋ケ瀬〜大久保
オオルリ、キビタキはいたようだけど、見つからなかった。
途中から雨があがり、ぶらぶらと散歩していて、ガメラを見つけた。


手のひらサイズの子ガメラ



【5月】



04/30〜05/05 舳倉島 遠出のノートに。


99/05/09 秋ケ瀬から大久保田圃
秋ケ瀬は何もいなかった。
大久保Bにチュウシャクシギ2羽、Aサイドにオジロトウネンとムナグロ100羽以上。A区にもムナグロいっぱいとオグロシギの赤いのが2羽いた、すごくスマートでかっこいい。
オジロトウネンは白っぽかった。田圃は田植えがだいたい終わったところ。


99/05/14 奥多摩 都民の森
中央道の上野原から檜原村経由のコースを走る。途中ガビチョウに何度かだまされる。
繁殖の最中なのか、青虫をくわえてやぶを移動している。
平日に一人ハイキング至福の時、とか思ってると、小学生の遠足、わいわいがやがや、コースを変えた。
鳥は、オオルリ、コルリ、ミソサザイ、カラ類、ヤブサメ、センダイムシクイ、ビンズイなど。
もう新緑も緑を増して、ケヤキとか、芽吹きの遅い木が淡い色を残している程度。
鳥もみつけにくい。


99/05/15 多摩川河口〜秋ケ瀬
多摩川はハマシギがたくさん、メダイチドリ、トウネン、チュウシャクシギ、オオソリハシシギ、キアシシギ、シロチドリ、コアジサシ、アジサシ、ユリカモメ、と、と、オオアジサシ!!。
オオアジサシはグレーの濃い背中と、黄色く大きいくちばし、中州からおもむろに飛び立ち、ダイビングできっちり魚を採って、行ってしまった。
仲間と3人で確認したけど、「三人?、ゴニンじゃないの?」と失礼なことを言う人がいた。


99/05/22  多摩川河口
今日は干潮が午前4時で小潮、気にしないで7時頃行く。
中州がちょっと出ている程度で引いていない。チュウシャクシギ2羽、オオソリハシシギ1羽、キアシシギ、ハマシギ、ダイゼン1羽、ソリハシシギそんなもんだった。コアジサシが求愛給餌、がんばってる、大変だなあ〜。


99/05/23 秋ケ瀬 
カッコーとホトトギスの声がしていた他、あまり変わらない。コウライウグイスが先週来たらしいけど、・・・・。


99/05/29 秋ケ瀬
昨日ジュウイチがいたということで、今日はいない。ホトトギス、カッコーくらい。大久保B区は、タマシギメス1羽、ヒクイナは出てこなかった。バンが2羽、ヨシゴイは2羽で元気に飛び回っていた。
これから田圃はめちゃくちゃ暑くなる。


99/05/30  小根山公園
新緑と鳥を求めて、群馬県、松井田の妙義山の近くの森林公園に行く、野鳥の森とも書いてある。
9時に開園で車用ゲートは閉まっていたけど、歩きで入ってみる。
しんとしていて、森林浴には最適、サワラ、スギ、モミの木、他いろいろな大きな樹がたくさん。
鳥は、アカゲラ、キビタキ、アオゲラ、カラ類、カケス、ホオジロ、センダイムシクイ、クロツグミ、ホトトギス、ヤブサメ、イカル他。
公園の管理の人も最近は鳥が少ないと言われた。サンコウチョウやオオルリもパンフレットには書いてあるので、以前はいたのかも知れない。でも、かなり広く、登りもきつくなく、散策にはいい。



【6月】



99/06/05 八ヶ岳〜白駒池
八ヶ岳は、アオジ、キジ、ウグイス、アカハラ、オオジシギ、ノスリ、ホトトギス、ホオアカなど。
ノビタキがカッコーを追っぱらっていた。オオジシギは空をあのにぎやかな音で切り裂いているみたい。
白駒池 周りをぐるっと回った。
メボソムシクイ、ルリビタキ、カラ類、ミソサザイ、キセキレイ、コマドリの声も聞こえた。
あいにく靄っていて、景色はいまいちだった。


6/11〜12 高ボッチ〜白馬〜戸隠〜松之山は遠出日記に


99/06/19  秋ケ瀬
ピクニックの森はカッコーが鳴いていた。
ミドリシジミ、ベニシジミ、ツバメシジミって教えてもらう。
雨の中たんぼにいく。ヒクイナの声を一回聞いた。コヨシキリ、オオヨシキリ・・・。
それからコチドリが営巣しているらしいところに行く。偉い!車に潰されない、駐車場
の縁石で囲まれた植え込みの中で営巣。おなかを2、3度ゆすって、座り込んだ。


99/06/26  鹿留〜二十曲峠〜奥庭
沢沿いの道を行く、オオルリは多い、カケス、ミソサザイ、キセキレイ、登り切ったあったりでコルリ、ツツドリの声。
キビタキは1羽声を聞いたような・・・。
奥庭はルリビタキが今年は多いような気がする。他、ウソ、キクイタダキ、メボソムシクイ、カヤクグリ、ホシガラス、ヒガラ。
去年はウソは2羽でよく行動していたけど、今年はオスだけ、カヤクグリは木の頂上でよくさえずっていた。
ホシガラスは遠くで声を聞いただけ。
今日はパジェロミニの初出勤、ジムニーより燃費は良さそう、やっぱりターボじゃないからか。
登りで少し物足りない感じはある。



【7月】



99/07/02 多摩川
お昼頃ちょっとのぞきに行く、朝はオオメダイチドリが1羽いたらしい。メダイチドリ少々、シロチドリ少々、オオセグロカモメ、ウミネコ、バン、中州に立派な冠羽・・・、ではなくてトサカのニワトリ、捨てられてずいぶんになるが小さな世界で頑張って生きている。


99/07/04 印旛沼〜浮島
サンカノゴイが早朝よく飛ぶというので行ってみる。沼側を午前中3回飛んだ、大きい。ゆっくりした羽ばたきで、あまり高くは飛ばない。
ほとんど鳴かないので飛ばないと見つけるのが難しい。時々、田んぼにカエルを取りに来て、ヨッコラショってあぜ道に上がるらしい。
帰りに浮島に寄ってみるけど、ツバメチドリはみつからなかった。


99/07/07〜13 北海道道東の旅を遠出日記にアップしました。


99/07/24  多摩川河口
梅雨開け宣言をしたとたんに夏本番の暑さだ。久々の多摩川だが、もうオオヨシキリの声は聞こえなかった。
そろそろシギ・チドリが渡りはじめて、今日はメダイチドリ140前後、アオアシシギ4羽、オオソリハシシギ2羽、キアシシギ7羽、ダイゼン2羽、シロチドリは少なく16羽、コチドリ7羽という感じだった。


99/07/31 茨城県 東村
田んぼにシギ・チドリを見に行く。ツバメチドリは浮島のほうにはいなかったのに、掘り起こした田んぼに16羽、集結している。
先週は21羽いたそうだ。時々反対側の水の入っている田んぼに水を飲みに行く以外、じっと暑いなか、うずくまったり、伸びをしたり、立ち上がって、又座ったり・・。
少し離れた水のある田んぼで、ダイ・チュウ・コサギ、オオジシギ、イソシギ、キアシシギ、アオアシシギ、コチドリ、ムナグロ、タカブシギ、セイタカシギはフラッグが両足に三つ、下から黒、黄色、グリーンのがいた。エリマキシギは5羽、まだ夏の黒い模様が胸に残っているのもいる。アマサギは、耕耘機の後ろをぴったりマークして数羽ぞろぞろ歩いていた。



【8月】



99/08/07 多摩川
まだ少し早い?シロチドリ24、キアシシギ、メダイチドリ230、キョウジョシギ6、コチドリ、イソシギ、ダイゼン7、オオソリハシシギ、オグロシギ1、ムナグロ、アオアシシギは六郷干潟に50羽ぐらいいたらしい。ヒバリの子供がスズメと遊んで?いた。


99/08/15  秋ケ瀬〜南古谷〜多摩川河口
秋ケ瀬は昨日の雨で川底に埋まってしまっていた。仕方ないので、南古谷へ、タシギ、ムナグロ、コチドリ、イソシギ、バン。



水浸しの秋ケ瀬


多摩川河口は、昨日の雨が少し干潟や、中州を下流に広げた感じだけど、無事だった。
シギチの種類は少ないが、個体数はかなり多くなっている。メダイチドリ、シロチドリ、ムナグロ、ダイゼン、キョウジョシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、アオアシシギ、それからオオメダイチドリが1羽中州にいた。メダイチドリがゴカイをくわえて引きずりながら走っている姿が一生懸命でかわいい。


99/08/21 麦草峠〜野辺山
朝6時に麦草峠に着、ウソが鳴いている。花をひととおり見て、茶臼山に向かう。ルリビタキと、メボソムシクイの声がしきりにする。メボソムシクイもカメラを持っていないと近くに来るのに・・・。
コマドリも一瞬だけど、飛ぶ姿を見た。中小場頂上(2232m)で引き返す。帰りはルリビタキが道を先導してくれた?。
コケモモの庭にはルリビタキが多かった。
野辺山はアカゲラ、モズ、ノビタキ、ウグイス、ホオジロ、カワラヒワ、など。
ノビタキ、幼い兄弟がバラバラのもようで草原に群れ遊んでいる。
エナガの幼鳥の群、20羽くらいの群が、電線の五線譜に4分音符がちらばっているみたい。


99/08/28 多摩川河口
メダイチドリ、ソリハシシギ、シロチドリ、キアシシギ、ムナグロ、イソシギ、ダイゼン、オオソリハシシギ、アオアシシギ、チュウシャクシギ、キョウジョシギは頭をケガして包帯をぐるぐるまきにしているように見えませんか?


99/08/29 南古谷〜東町
南古谷ムナグロがたくさん入っていた休耕田は水が抜いてあって、あーだめだ、って思っていたら、コシャクシギが入った。これって田で食う鳥も好きずき?、他、セイタカシギ、ジシギとコチドリ、コアオアシ、クサシギ他。


南古谷のコシャクシギ

東町はタカブシギ、クサシギ、キアシシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ジシギ、コサギ、ダイサギ、チュウサギ、アメリカウズラシギ、アマサギ、アオサギ、メインはコキアシシギだった。コアオアシと同じ大きさで、タカブの背中で足は黄色が鮮やかでスマート。餌とりに特徴がある、せかせかしていて、コサギみたいにフェイントをかけて右や左に走り回る。
でも・・・最初はちょっと識別が大変だった。お任せの諸先輩に頼るという情けない私です。



【9月】


9/04 南古谷〜大久保
南古谷はジシギがいっぱい、他はムナグロやコチドリ、ダイ・チュウ・コサギ、アマサギとぱっとしない。
雨が降り始め、大久保をざっと見て帰る。ムナグロが200羽くらいいた、群で飛びながらなかなか降りない。リーダーが優柔不断なのか・・・。


9/11 多摩川河口〜大井野鳥公園
多摩川河口、朝雨でゆっくりでかける、むし暑い。
鳥はそこそこの種類、数は少ない。アジサシ、コアジサシ、トウネン、キアシシギ、シロチドリ、メダイチドリ、ムナグロ、ダイゼン、チョウゲンボウ1、イソシギ、ソリハシシギなど。そこで連絡をもらって大井野鳥公園にコキアシシギがいる?、仲間と行ってみる。2番観察舎の前にいた。
ゆったりのんびり、朝たぶん、9時頃から?。アオアシシギも何羽かいる。
何かひとりぼっちみたいだけど、どーってことないんだろうな。
W氏のスコープ+デジカメです。


コキアシシギ


9/15 多摩川河口
今日は夕日がきれいだった、こういう日、東京にいても空って広いな〜と感じる。
FNです。かなり風が強い。朝8時頃は満潮で干潟は少し、その狭いところに、オオソリハシシギ2、イソシギ、ソリハシシギ11、キアシシギ2、アオアシシギ3、ウミネコ、オオセグロ、カワウ、カルガモ、ユリカモメ4、アジサシ33、コアジサシ、トウネン3、・・・くらいでした。コアジサシが飛びながらくわえていた銀色の魚を落とした時、思わず、あっ!、  コアジサシもあっ!・・・って言った。


9/18 雁腹摺山(がんがはらすりやま)
大月ICから20号線に入り甲府方面へ、4つ目の信号から右に入って大峠(登山口)まで車で、そこから1時間で山頂です。名前からして、多分昔から渡りの鳥が(ワシタカも?腹を摺るかもしれない)と、根拠は薄いけど、とりあえず登ってみました。
山の鳥、カラ類、アカゲラ、メボソ、ルリビタキで、花はトリカブト、アザミ数種類、他。
ノスリが2羽一緒に上昇気流をつかまえてソアリング、それから、眼下にサシバらしきもの1羽が沢伝いに飛んだ。
9時から12時まで観察して、雲が広がってきたので、下山。丁度登山口に着くと、降り始めた。
まあ、この時期、この程度のワシタカは、どこにでもいるといえば・・・。
なお、この山は500円札の絵柄になった富士山です。記念に撮りました。・



富士山


09/25 多摩川河口
昨日の台風で何か珍しいアジサシとか来ていないかな?と思ったけど、いつも通りの風景だった。
違っていたのは、アジサシがいなくなった事、ユリカモメも1羽しかいない。シギチは個体数は少ないけど、オオソリハシシギ、メダイ、ハマシギ、ソリハシシギ、イソシギ、トウネン、アカアシシギ1羽、ハマシギ、コチドリ、シロチドリ。
ハヤブサが襲ってきて少し緊張感がただよったけど、高く飛んでそのまま行ってしまった。
先日トラツグミが土手の内側にいたらしい。



【10月】


10/09 秋ケ瀬
久々に行くとセイタカカアワダチソウが咲きはじめ、すっかり秋の気配になっている。
渡りの鳥の季節到来で、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ(クサギの実を食べていた)、オオルリ(アカメガシワの実を食べる)、などポツポツと入っていた。
私は見られなかったけど、ツツドリ、アオバズク、メボソムシクイもいたもよう。
他、メジロ、モズ、シジュウカラ、コゲラ、など。
カイツブリのヒナ2羽が親にくっついて、餌をおねだりしていたが、親は無視していた。


10/16 汐川干潟
実は2度目の挑戦、ヘラシギに会いに出かける。10時30頃着、満潮で12時頃偵察隊が来て、1時頃ハマシギが降り立ち、午後2時頃いつの間にかヘラ君が来ていた。感激!短い首をうんと短くして、やや猫背気味に、でもって内股で、風が強いせいか、斜めに走る。(こう書くとあまりカッコ良くなさそうだけど、)でもかわいい(*^_^*)。
ヘラシギに夢中で他にあまり目がいかなかったけど、他にキリアイ、トウネン、ハマシギ、シロチドリ、キアシシギ、オバシギ、ハジロコチドリ、ダイゼンとかいた。
写真アップしていいかなあ〜。
おずおず。


ナンダ? ヘラシギなの。


10/17 秋ケ瀬
曇りだけどとりあえず行ってみる。アトリが3羽、秋ケ瀬ではめずらしいヤマガラが2〜3羽、キビタキ、ビンズイ、ムシクイSP、アカゲラ、メジロの群の中に何とサンコウチョウが見られた。尾が短くおまけに青いアイリングがあまり目立たない。他、キセキレイ、ヒガラ、ツミの幼鳥も見られた。



【11月】


11/06 蕪栗沼〜伊豆沼
仲間と3人で出かける。カルガモ、オオバン、セグロセキレイ、マガモ、コガモ、オオハクチョウ、コハクチョウ、ジョウビタキ、ウグイス、オオホシハジロ、ホシハジロ、ハクガン、たくさんのマガン。他にシジュウカラガンとか、カリガネ、コキアシシギもいたようだけど、逢えなかった。夕日の中の数千のマガンの鳴き声と群飛、いちだいすぺくたくるでした。


11/07 多摩川
ホシハジロ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ハマシギ、シロチドリ、メジロ、モズ他。
ヨシゴイの飛んでいるところをチラッと見た、まだいたの?


11/14 奥多摩
奥多摩湖は紅葉が見頃だった。南岸を歩く、ジョウビタキ、ルリビタキ、ミソサザイ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、コガラ、トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、カケス、マガモ、エナガの群れと合流、しばらく付き合った。ヤマセミがダムの上を高く飛び越え、そのまま一気にダムの壁に沿って急降下、下の沢に消えた。なかなかの飛びっぷりだった。奥多摩には名物?「奥多摩る貯金箱」というのがあります。


11/20 多摩川河口
穏やかな良いお天気で暖かい。ハマシギがたくさん、シロチドリ、メダイチドリ1羽、ヒドリガモ、マガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、とやや多くなってきた。カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ1羽、カワアイサ1羽、ジョウビタキ、他。いつものモズがいなかった、お出かけ?、ユリカモメたくさん、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ。
カワウの群れが羽田方面から糸くずのように切れぎれでやってきて、大師橋の上空で集結、団子状になり、そのまま今度は河口に向かって行った。千羽ぐらいはいた、何だったのだろう。


(カワウの群れ)


11/21 彩湖
昨日と同じおだやかな日だった。今日は彩湖のみ、何種類か挑戦した。
まずスズメ、モズ、アオジ、セッカ、カワラヒワ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ツグミ、タヒバリ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ベニマシコ、オオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、カルガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、ホシハジロ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ホオジロガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシブトガラス、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ユリカモメ、セグロカモメ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウ、かな?。アオサギがカモの休憩状態で寝そべっていた。
彩湖マラソン大会があった。リスさんとか、ヒヨコさんとか、ロボットとか、色々着ぐるみも走っていた。
そこで分かったのが昨日のカワウの行動、秋の大運動会だったのだ。


11/24 谷津干潟
朝11時着、雨がかなり激しく、寒かった。1時30分頃からポツポツとユリカモメが干潟に降りてきて、2時頃にW氏がスコープで舞い降りる姿を発見!一同ワーッとどよめく。
ヒメクビワカモメ、あこがれのカモメは現れてくれました。
背中にのMの模様、胸はワキのほうからうっすらとピンクで、尾羽はクサビ型に黒い縁取り、クチバシは小さく、ユリカモメよりもかなり小さい。すこしピンクに染まっていた以外は文一総合出版の「カモメ識別ガイド」の69頁8番と似ていました。
3時30分まで観察して、少し飛び回り始めたので帰ってきましたが、そのあと何と、淡水池に降りて水浴びをしたそうです。
しばらくいてくれるようにお願いしておきましたが・・・。
例によってデジカメで撮ったきたない写真をアップします。
あとで少しまともな写真に差し替えられるかな〜〜。(だめだろうな)



ヒメクビワカモメ様


11/28 秋ケ瀬〜彩湖
秋ケ瀬はツグミ、カルガモが多くなった。
紅葉をバックに何でもいいから、と思ったけど、忍耐力のない私は来てくれるまで待てない。
セグロセキレイが2羽、他いつもの連中。
彩湖はカンムリカイツブリ、ミコアイサメス6羽、キンクロハジロ、カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、ノスリ、チョウゲンボウなど。小春日和、歩け大会?ですごい人だった。



【12月】


12/04 多摩川
寒い、今年一番か?。ハマシギ、シロチドリ、イソシギ、カモもたくさん、ホシハジロが多く、ヒドリが少ない。他、カワアイサとウミアイサ。メスは似ていて、よく見ないと分からない。またカワウが河口に向かって200羽以上飛んでいった。
みんなで本当の河口、アクアライン入口近くまで行ったが、そこにあの大きな群のカワウはいなかった。
いつも観察するところからは河口の黒い群れは遠くて見えなくてスズガモと思っていたけど、ホシハジロもたくさんいた。
帰りにちょと回り道をして、トラフズクのところに行ったら2羽いた。


12/12 日光
仲間と日光にアオシギを探しに行く。いろは坂は少しアイスバーンがあったけど、無事到着7時半。雪が15p位積もっていて、依然横殴りに降ったり、やんだり、雪道を1時間くらい沢沿いにひとまわりした。キクイタダキ、ツグミ、マガモ、ミソサザイ、カワガラスぐらいであまり鳥の影がない。
1周回ってふりだしに戻ったら、突然別の沢から飛んでやってきた。お待たせ〜!沢の支流に降りて、ゆっくり餌探しが始まった。前に見たのとは違い、しきりに体を上下、カワガラスみたいにリズムをとりながら、沢を登ったり下ったり。
みんなであきるまで見て、戦場ヶ原に。赤い鳥はおろか、普通のカラ類までいない、ゴジュウカラが唯一、樹穴からつがいで忙しそうに、出たり入ったり。巣作り?ゴミをもって穴を飛び出した。
あったかいお昼を食べて、下山。途中、貯水池で、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、オオバン、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサもいた、大きい。あとは渋滞もなく4時30分着。


12/18 丹沢
一日どんよりしたお天気で寒かった。クマタカを探しにあてもなく行くけど、やはり会えない。ただ、カケスがキーキーと鳴き声を真似ていたから、多分いたに違いない・・・と思う。他は、ルリビタキ、ジョウビタキ、コガラ、エナガ、シジュウカラ、キセキレイ、ツグミ、ヒヨドリ、ホオジロ、カヤクグリなどでした。宮ケ瀬に回るけどやはり何も特別なものはいなかった。


12/19 秋ケ瀬
野鳥園で、ジョウビタキ、カシラダカ、ツグミ、アオジ、アカハラ、シメ、ウグイス、カワラヒワ、コゲラ、シジュウカラなどいつもの鳥に加えて、上空を12羽のタゲリが通過したぐらい。ヒヨドリとオナガはネズミモチの実に群れていた。この実はあまり早い時期には食べないみたい。美味しくないのか、食べる時期があるのか?。
ピクニックの森ではセグロセキレイ、コサギ、モズ、アカゲラ、がプラス。
彩湖では、ミミカイツブリとハヤブサがちょっとヒット。


12/23三番瀬
天気は良く、着いた時は一面の干潟にハマシギがいっぱい。(こういう状態を見ると鳥肌が立つ友達がいた。ヒツジの群とか・・)中にシロチドリとミユビシギが少しと、ダイゼンが100羽以上いた。ミヤコドリは32羽バラバラで忙しそうに餌とりをしていた。う〜んと沖にはスズガモの帯が続く。右手に雪の富士山がうっすら見えた、飛びたい・・・。
他、いつものカモとホオジロガモがいた。ウミアイサがオス2、メス1。ハジロカイツブ、カンムリカイツブリ、少ない。
そのあと、谷津干潟に行き、ヒメクビワカモメを1:30まで待ったけどだめ、その日は朝から出ていなかったみたい。
ガマの穂の綿毛?がたくさん、雪のように、はてしなく風に飛んでいた。


12/26 駿河湾
アカアシカツオドリ、海岸線、約10キロくらいの範囲を飛んでいるということで、ちょっと不安だったけど、朝7時頃に私達とすれ違ったらしい、(見ていない・・・)ということで大丈夫、見通しのきく岬で待つ。その間いろいろあったけど、とりあえず、小さな漁村の湾の中のいけすに止まった。鳥やさんが物欲しそうに岸から見ているのを漁師さんが気の毒に思ったのか、「あの鳥の近くまで連れていって下さい。」と誰かがお願いしたのか、多分そう?。お陰で、親切にも船を出してくださった、感謝です。
さて、彼もしくは彼女は若で、顔がしろく、背中は茶色、クチバシはピンク、先が黒。足もピンクだったような・・・。
でした。警戒心がなくて、「やあっ、どうしたのお〜」と声をかけたくなる距離だった。
みんなで少しばかりのお礼をして、大満足で岸におりて興奮気味におしゃべりをしていると、漁師さんがみかんを下さる。
重ねがさね感謝でした。鳥はその後もしばらくそこでくつろいでいたそうですが、私は飛び立つのを待たずに早退した。


12/29 矢作古川河口
6時前に着、ここ、と思っていたところは、堤防の外で、ポイントは堤防の中、気が付いて良かった。
霜の降りている畑で待つ、ずっと待って、なかなか見つからないので、お任せして、オジロビタキに移動する。これは餌付けしてあり即見られた。ノドのオレンジがよく似合っていて、とてもかわいい。ポロポロと鳴きながら現れ、首を傾げて、様子をうかがい、ひょいっと地面に降りる。しばらく見て、クビワコウテンシの場所に戻る。良かった見つかっていた。教えていただき、この貴重な鳥にも労せずして会える。クビワもくっきり、畑のでこぼこをせかせかと移動している。ヒバリより尖ったところがなく、なんとなくぽっちゃりした感じ。見つけた人はすごいと思う、めちゃくちゃ目立たない。
そこで、おまけのホシムクドリも見られた。私にとって初対面。光にほしが光ってきれいだった。
畑は他にケリ、タゲリも多い。 帰りには水路で、セイタカシギやツクシガモ、大満足の遠征試合でした。