舳倉島日記 1999.4.30〜5.5

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舳倉島中心部 ヤツガシラ
やっとヤツガシラに出会えました。
餌を見つけて食べる時、ポイッと口に中に投げ込むしぐさがとてもかわいくて、いつかその瞬間を撮りたいと思っていました。


4.30  午後2:00出発 関越から北陸道まわり。
夕日を眺めながら走り、途中親不知の長いトンネルを出ると夕日はかき消えていた。
輪島の宿に夜10:00に着く。

5.01 舳倉1日目 晴れ
島に上陸、元気に探鳥、80種以上はいたはず。
アトリ、マヒワなどの冬鳥からコマドリ、オオルリ、コルリ、サンショウクイ、ムシクイなど。
めずらしい鳥は、ミゾゴイ、ヤツガシラ、チョウセンウグイス、ムネアカタヒバリ。
ヤツガシラにようやく会えた、カンゲキ!。一度会えると次は簡単、祠で休憩していると、そこに飛んで来たり・・。
無心に餌を探している姿をずっと見てると、こちらも空っぽになる。
ミゾゴイは声は何度か聞いたけど、実物は初めて、なんだか仲間はあちこちで出くわしたみたい、最低2羽はいたようだ。
夕方わだちの水たまりで大型ツグミがにぎやかに水浴びを始める。シロハラ、クロツグミ、アカハラ、ツグミなど。
トラツグミも暗い道をあるいていた。

5.02 2日目 晴れ
朝、宿の近くでさえずるコマドリの声で起きる。
昨日に加えて、ムネアカタヒバリ、タカブシギ、クサシギ、イカル、ノゴマ、ジュウイチなど。
カラアカハラのポイントでは、ツグミ、シロハラ、アカハラ、ノゴマが一度に見られた、(餌付けしてある。)
ムネアカタヒバリは浜辺で忙しく餌を探している。
マヒワ、アトリ、カワラヒワ、カシラダカたちは校庭に群れて、こちらも餌探しに夢中。
飛んだとき、背中の白い部分が目立つのがアトリ君。

5.03 3日目 曇り〜雨
ノジコ、ヒレンジャク、コシアカツバメ、アマツバメ、オガワコマドリ、マミジロキビタキ、シロハラホオジロを新たに見る。
他には、ムギマキやハチジョウツグミなどがいたようだ。
オウチュウの情報もあった、いない。
幼稚園の裏でキビタキのオスが2羽、同じフェンスに並んだり、ブランコに乗ったり。
ムシクイも多い。センダイ、エゾムシクイ、、メボソムシクイの識別のお勉強。

5.04 4日目 雨
コシギがいたとか、オガワコマドリはまだいた。
他はあまり変化なし。

5.05 5日目 雨は上がったけど、風が強い。
歩き始めると、クロツグミが道で羽を乾かしていたり、サンショウクイがいたり、ノゴマが枝でさえずっていたり。
何かいい雰囲気で鳥と出くわした。
昨日に加えて、ムナグロ、ツツドリの赤色タイプ。ミゾゴイはいなくなった?
オウチュウを探す人、ジュウイチを探す人、ハチジョウツグミを探す人、みんなそれぞれ目的の鳥のポイントでがんばる。

午後3時、船に乗り込む。
仲間の残留組は、乗船しても情報を送る、これは嫌み。シマアオジいたよ〜。

今回増えた鳥は、ミゾゴイ、ヤツガシラ、ムネアカタヒバリ、マミジロキビタキ、今は亜種だけど、いずれ別種らしいチョウセンウグイス、なかなかでした。