画像にロールオーバー効果を加えることについて紹介します
Web ブラウザに表示された画像の上にマウス ポインタを置くと別の画像に切り替わり、マウス ポインタを画像の外に出すと元の画像に戻る ― このような効果を「ロールオーバー効果」と呼びます。
こちらをクリックするとロールオーバー効果を加えた表示例をご覧いただけます。
画像は、水平・垂直方向で同じ向きのものをまずは用意ください。混在する場合は工夫が必要となります。また大きさもさまざまで構わないですが、縦横比が同じ物の方が好ましいです。どうしても縦横比が同じものでない画像が混在する場合は、こちらの説明をご覧ください。
ここでは、ホームページビルダーにて用意されている素材集の中から、640 x 480 ピクセルの写真を使って説明をしております。
① 表を挿入します。
5 x 5の表を挿入し、中央に揃えます。
空白セルに空白コードを自動挿入しない
ロールオーバーの画像を配置するための表には、<空白セルに空白コードを自動挿入する>のチェックを外します。
② セルの中に画像や文字を挿入します。
1列目の2行目を選択し、ナビメニューの 「写真や画像の挿入」 で 「素材集から」 を選び、「写真」 フォルダーから 「動物」 フォルダーに行き、その中の
ani001.jpg を選択し、「開く」 をクリックすると、コアラの写真が挿入されます。
その結果、表は次のようになります。
中央の空白部分(2列目2行目)を選択し、ani018 (タイガー)を挿入し、そのサイズを <横幅大(480ピクセル)> にします。
表の1行目にロゴ文字を挿入します。
この結果、表に挿入されたサムネイル画像と文字はこのようになります。
”動物写真集”を選択します。
この結果、ページには3種類の大きさの画像が用意されたことになります。

ロゴ文字画像の保存場所を確認しておいてください。
保存されるときの保存フォルダーの場所をメモしておいて、次のステップでこれら画像を読み込む時に役立ててください。
サムネイルとなる小さな画像にマウスポインターを上せた時に、①サムネイル写真に効果が入り、②中央の写真が拡大写真で入替り、③ロゴ文字も写真に合わせたものに入れ替える設定を行います。
マウスポインターが外れた時は、元の画像に戻します。
① サムネイル画像に効果を設定します。
「画像のロールオーバー効果ウィザード(通常時の画像の指定)」 画面が表示されます。「次へ」 をクリックします。
「マウスポインタが上にきたときの画像の指定」 画面が表示されるので、ここは 「効果の選択」 をクリックします。
「効果の選択」画面で、<ボタン化> を選びます。「OK」 をクリックします。
「マウスポインタが上にきた時の画像の指定」画面に戻り、選択した効果が <プレビュー> に表示されます。マウスをプレビューの右側の画像に上げてその効果を実際に確認できます。「次へ」をクリックします。
「その他の設定」 画面ですが、ここは 「次へ」 をクリックします。
② 中央画像を入れ替えます。
「画像のロールオーバー効果ウィザード(他の場所の画像の交換)」 画面で、「追加」 ボタンをクリックします。
「他の場所の効果」 ウィザードで、ページのプレビューと個々の画像が表示されます。ここで、サムネイル以外の画像で効果を加える画像を指定します。

「他の場所の効果(効果の設定)」 画面に戻ります。入替った時に現れる画像を指定します。
入替った時に現れる画像が <プレビュー> に表示されます。これでよければ 「完了」 ボタンをクリックします。
③ ロゴ文字を入れ替えます。
「追加」 ボタンをクリックします。
入れ替える場所を <ページの画像> の中から選びます。この場合、”動物写真集” のロゴ文字を選択します。

(効果の設定)画面に戻ります。入替った時に現れるロゴ文字を指定します。

ロゴ文字画像の保存場所を確認しておいてください。
先にロゴ文字を作成し保存した時の保存フォルダーの場所をメモしておいて、このステップでこれら画像を読み込む時に役立ててください。
先に作成したロゴ文字の中から ”コアラ” を選択し 「開く」 をクリックします。
入替った時に現れるロゴ文字が <プレビュー> に表示されます。これでよければ 「完了」 ボタンをクリックします。
「画像のロールオーバー効果ウィザード(他の場所の画像の交換)」 に戻ります。現在設定されている効果の一覧が表示されています。「完了」 ボタンをクリックします。
ページの編集画面に戻ります。コアラのサムネイル画像、中央画像、そしてロゴ文字に、ロールーオーバー効果が設定されているマークが表示されています。④ 他のサムネイル写真についても、同じようにロールオーバー効果を設定します。

サムネイル写真の間隔の調整
画像と画像の間にすきまがあり、そのスキマをマウスが通過するときにロールオーバー効果が一瞬無くなってしまうのを防ぐには、画像の間隔を最小にするとよいでしょう。
まず表全体を選択し、「属性の変更」 で 「表」 のタブの中の、<罫線の幅> と <セル内の余白> をそれぞれ 0 と 1 ピクセルにします。また <枠表示>のチェックを外して、枠を表示しないようにするとスッキリします。