マラソン復活記/小笠・掛川マラソン(2000.4.16)

 8年5ヶ月ぶりにフルマラソンに参加した。通算12度目である。

 驚いた。マラソンも実に進化している。
 小笠・掛川マラソンは第1回、第2回に参加しているのだが、今回は13回目だ。13回の歴史がそうさせたのか、時代の要請か。

 まず、掛川駅から会場行きのバスがでている。昔は歩いていたような気がする。
 参加者が増えた。正確な記録がないのでわからないが、私のメモによると第2回のフルマラソン参加者は700人だったようだ。それが4243人。6倍だ。
 一番の驚きはマラソンの記録。RCチップのおかげで1人1人の記録が正確に測定できる。立派な記録証に5kmごとのスプリットタイムまで入る。スタート合図からゴールまでの時間だけではなく、スタート地点を通過してからゴールするまでのネットタイムまで記載されている。私の場合、合図からスタート地点まで1分48秒かかっている。記録を意識する人にとってこの差は大きい。私がここに復活記を書こうと思ったのも、今日この記録証が届いて感激したからだ。これに参加者の全記録集まである。ここまでやられると、記録をねらいたくなるのも無理はない。

 ところで、8年5ヶ月ぶりの記録はさんざんであった。ほとんど練習もせずに挑戦したのは、まさに無謀。ワースト記録を樹立してしまった。足はぼろぼろ。昔はマラソン終了後に足を引きづっている人を見て、「何で?」と笑っていたものだが、自分がその目にあってしまった。今でも体中が痛いのはそのためだろうか。
 しかし、ものは考えようで、これから記録がのびると思えばやりがいもある。マラソン復活に誘ってくれたK氏に感謝したい。

 旅・雑感のページだが、実は旅としては書くことがない。家族に応援を頼んだら、当日の朝の参加では無理だということで、前日に浜松に宿泊。つま恋は満員でとれなかった。浜松ではアクトシティを見学した程度。マラソン当日は寄り道もできずに帰るだけ。丹波篠山記のような旅にはならなかった。これも昔との大きな違いか。(2000.5.10)

街・歩・考
メニュー
まちのお気に入りスポット
まち点描ギャラリー
見聞記
公共の宿・宿泊記
旅・雑感
旅・リンク
論文・講演
エッセイなど
まちづくりの参考になる図書
リンク集
プロフィール
気になる出来事
作者へのメール

関連ホームページ
(社)都市住宅学会
中部支部
Copy Right tomio.ishida Since 1998.1