よっかめ
足掛け4日にわたったこの旅も、いよいよ最終日。あとは600キロの道のりを帰るだけだ。 今日は夜、練馬の友人の家で荷物を引き取って帰る予定があり、彼が仕事から帰宅する午後9時過ぎに練馬に着いていること以外はまったく予定がないため、昨晩Hさんから聞いていたR163を延々行き、名古屋あたりから東名に乗る、というプランを選択。 さすがに帰りもずっと下道だと死んでしまう。 買い物がわりあい安くすんだので、東名(と、関越)に乗るくらいの金はありそうだ。 なんのことはない、途中までは来る時も迷わなかったらほとんど同じようなルートになったはずの道である。
天気は台風一過のどピーカン。 荷物がなくて、体調がこんなに悪くなかったら速攻でオープンにしたいところ。 ガソリンが少々心細くなっていたので、四條畷の先で給油。 雨でエアコンを回したことや、渋滞などが響いて燃費の悪化が心配だったが、それでもリッター16キロくらいは 走っているようだ。
行きに曲がりそびれたところも逆側から、しかも昼間なので難なくクリア、木津川ぞいを京都府へ入る。 行きに泊まった○○ホテルの前を過ぎ、伊賀上野城などを横目で見ながら延々R163を行く。 昼食は浜松SAのウナギと心に決めていたのだが、到着がちょっと遅くなりそうだったので、途中11時頃にミニストップで軽く食事を取った。
R163の終点は三重県津市。 ここからR23に入るわけだが、市内に入ると妙に人やクルマが多い。 イヤーな予感は的中し、「津まつり」で市内中心部は交通規制中だった。 ナビを無視して市内を大きく迂回してR23に出る。 ここからは片側3車線の幹線道路なのだが、いやー、みなさん飛ばす飛ばす。単に飛ばすだけならまだしも、 ちょっとでも空いてると見るや右からでも左からでもどんどん追い越し&車線変更をしまくる。 しかも十中八九ウインカーを出さないのである。 ウチのあたりだと一部の賊車くらいしかやらないこうした挙動を、かなりの数の車両が平然と行っているのには たまげた。 こちらは制限速度ちょいプラスくらいで走っていたのだが、常に周囲に気を配っていなければならず、 非常に神経が疲れた。
行きも通った長島温泉とかの脇を抜けて名古屋市街でR1へ。 緑区のあたりから道が1車線になり、一気に普通の田舎国道の雰囲気に。 このあたり、クルマの動きもごく普通。 いったいR23のアレはなんだったんだ?このへんからポツポツと雨が降りだしてくる。 道的には順調で、ほどなく岡崎ICから東名へ上がった。
もちろん、浜松SAではウナギで昼食。なぜかここのウナギ飯が大好きなのだ。 堪能したところで飲み物を仕入れて出発。 ここから関東にかけてはどうも終日雨降りだったようで、あまり行楽に出かけた人がいなかったらしく、帰りの東名では珍しいことにまったく渋滞に出会わず。 経済速度の80キロちょいでトコトコと東京へ到着。 帰りの環八もスイスイで、目標の1時間も前に練馬の友人宅に到着してしまった。 彼はメカニックをしている人なんだが、会うなり「エンジンから異音でてるね」といわれる。 そう、ECVTの不調か、走行中に電気モーターのようなうなり音がするようになっていたのだ。 うーん。まずい。まぁ、あと半年で車検なので、その時に直そう。そうしよう。
家へ帰る直前に給油したが、ぎりぎりでリッター20キロに届かず。 しかし普段がせいぜい14、5キロなことを考えると十分省燃費な旅であった。
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