びーすけでいこう! でぃすかばーおおさか。

いちにちめ

 さて、当初出発を予定していたのは水曜の夜だったのだが、月刊Tの原稿がなかなか書き上がらなかったのと、どうも風邪っぽくセキやハナミズが続くので延期。
薬を飲んで2時間ほど仮眠した後、木曜の午前4時30分頃に大阪に向けて出発した。

 まずはおなじみR17からR254へ。
これで佐久まで行き、R142で諏訪湖のほとり、岡谷へ。R20〜R19で名古屋へ、というルート。
まだ夜明け前で暗いのもありR254へ出る道でいきなり迷うが、カーナビも参考にしてなんとかする。
あとは田舎道をてってろと進み、夜が明けきった佐久あたりでトイレ休憩も兼ねて早朝営業の西友へ。
まだ6時そこそこだというのにけっこう買い物客で賑わってるのがすごい。
飲食物を補給した後出発。R142は沿線に温泉が多く、誘惑にかられるが、まだ旅は始まったばかり。
そうそう休んでもいられない。
この時間はまだ交通量も少なく、あまり苦労なく岡谷に到着。
ここからは木曽の山越えだ。台風が接近しているとはいえ、まだ天気が悪くないのがありがたい。
周辺の景色をながめつつ、おおむね時速60キロをキープしつつのんびり進む。

 木曽の山中にあった「道の駅木祖」で昼時となる。
体調が悪く、食欲もなかったが、食べないと体がもたない&薬を飲めないということで
道の駅にてソバを1/3ほど食べる。
このへんで腰痛もひどくなってきており、腰を延ばしたり回したりしながら我慢する。

 名古屋に入る直前くらいになると、なんとも眠くてしょーがなくなってきたので、途中の休憩所で2時間ばかり仮眠。
ウチのヴィヴィオはシートをGX−Rのセミバケに換えてあることもあって、リクライニング角度が浅く、足が延ばせない上、日差しが暑く、よく眠れない。
うつらうつらして日が暮れそうだったので出発したが、アタマはぼーっとしたまま。
これに加えて名古屋市内は道がわかりづらく、ずいぶんと迷うが、なんとかR23に。
ここに出てくればかなりの距離が一本道なのでほっとする。
海沿いの道を通り、長島温泉を過ぎたあたりで一回目の給油。
満タン法で計ってみるとリッター19.2キロ。新記録だ。

 F1の準備がたけなわであろう鈴鹿サーキットがある鈴鹿市を通り、R1からR25名阪国道で伊賀上野までいくはずが、名阪国道に乗るところからすでに迷いまくり。
「伊賀」インターと「伊賀一宮」インターを間違え、一度おりたところでUターンして戻ったりして、なんとかして伊賀上野へ。ここがまたわからない。
R163とR25の、両方のナンバーが付いてる区間があり、しかもそれが分離したり合流したりするのだ。
参考にした地図が片方のナンバーしか書いてないので大混乱。
しかもすでに周りも暗いし。
農道のようなところを通って強引にR163に出る。

 しばらく行くとついに「京都府」の文字が。やっと関西に入った。
もう夜の7時を過ぎ、ナビによると目的地であるUSJまではあと100キロそこそこだ。
さすがに腹も減ってきたし、そろそろどこかで休んで翌朝出発しても大丈夫という距離まで来ている。
と、思っていたら、宿泊3980円という激安の○○ホテルが道すがらに。
でも、腹ごしらえが先だなーと一旦は通りすぎたのだが、ほんの数百メートル先にコンビニを発見。
ここで弁当と飲み物を買ってホテルに引き返すことにする。
このコンビニでは、御店主が見事に関西弁で、「お弁当ぬくめますか?」と聞いてくるなど、ああ、ここは関西だなぁと実感。
ホテルでは腰痛を和らげるため腰湯に浸かると、すでに意識を失いそうだったので、弁当を食べて早々に爆睡。翌日の目覚めは近年にないほどスッキリしたものであった。

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