2005年 関西・東海地方     〜京と伊勢と愛・地球博〜

  走行した都府県    福井  京都  奈良  三重  愛知  


本州ツーリングも3年目を迎え、期間も、移動距離もだんだんとエスカレートしてきました。今年はちょうど愛知万博(愛・地球博)が開催されており、M君の実家が愛知県だということもあり、M君の案内ものと東海地方を中心にツーリング計画書ができあがりました。

毎年の事ながら、やはりこれだけの旅行をするとなると、フェリー代を含めて10万円以上のお金がかかります。小遣い生活者の私にとって、10万円以上のお金は簡単に作り出すことはできません。幸い、酒もタバコもやらない私は、小遣いのほとんどすべてをこの旅行のために貯めて行きます。旅行代だけなら何とかなるのですが、2年に1度、車検のある年は大変です。(車検も基本的には自分の小遣いです)V-max修理のページにも書きましたが、古いバイクなので車検のたびに色々と修理箇所が見つかり、結構お金がかかります。車検代だけなら4〜5万円程度で済むのですが、修理箇所によってはこれまた10万円近いお金がかかる年もあります。そんなときは、カミさんが、少し援助してくれる事もあって助かっています。(感謝!感謝!)

関西・東海地方ツーリング行程表

注1) 行程表に記載されている道路ナンバー、各種料金等は当時のものであり、現在そのまま適応できるかどうかは不明です。
注2) これはあくまでも計画表であり、時間の都合上割愛した場所も多々あります。

 旅の記録

今年は北海道の7月の天候が悪く、ほぼ毎日のように雨が降っていました。何とか旅行の時は晴れてほしいという3人の願いもむなしく出発時から大雨でした。ガレージも屋根付きの駐車スペースもない私は、荷物をバイクに取り付けるだけでもびしょ濡れです。仕方がないので旅行に持って行かない服を着て荷物を取り付け、着替えてからカッパを着込んでの出発となりました。

従って出発時の写真など撮っている余裕はなく、記録はいきなりフェリーの宴会?風景からです。

濡れたカッパを脱いでやっと落ち着いたところです。これから十数時間の船旅が始まります。 新日本海フェリーの1等客室です。貧乏な私は2等の大広間で十分なのですが、船酔いに弱いT君の希望でゆっくり寝れる部屋を確保しています。 フェリーターミナルに到着寸前で、M君がバランスを崩し、マフラーが足に触って火傷をしてしまいました。ターミナルの売店で氷をもらって冷やしましたが、痛々しかったです。
明日のルートの確認です。方向音痴の私は2人に任せっぱなしです。 陸泊1泊目の敦賀のホテルつるやさんの前です。 福井県の三方五湖とは若狭湾国定公園に属する5つの湖の総称です。
三方五湖レインボーラインの梅丈岳山頂公園行きのリフトとケーブルカーです。 山頂公園からの眺めは絶景でした。 お昼はやっぱり冷たいうどんです。本州旅行のほとんどの昼食は「ざるうどん」か「ぶっかけうどん」と決まっています。
いよいよ日本三景の天橋立です。一望できる傘松公園にはこのケーブルカーに乗っていきます。 眼下に広がる天橋立です。自然が作り出す造形美が感動物です。 記念撮影です。本当は後ろを向いてまたの下から見るとまた違った景色に見えるようです。近くに股のぞき台というのがあって、大人も子供もチャレンジしていました。
かわらけ投げの様子です。かわらけとは素焼きの小さな皿のことで、これを数メートル先の丸い的に向かって投げ、的に入れば開運が訪れるというものです。残念ながら3人とも的には入りませんでした。 陸泊2日目の京都、大原山荘の壁に飾ってあった額です。大原と言えば、三千院、寂光院ですよね。
「♪京都〜大原三千院♪恋に疲れた女がひとり〜♪」
山荘といっても由緒正しい旅館です。大原らしいたたずまいで、とてもいい雰囲気でした。
2000年に焼失し、2005年に再建された寂光院です。きれいになってしまって昔の雰囲気がなくなりちょっと残念でした。 京都市左京区にある鞍馬寺です。牛若丸が修行を行った場所として有名です。 奈良県明日香村にある石舞台古墳です。蘇我馬子の墓と言われているようです。
0m以上はありそうな大きな石が積み上げられています。昔の人はどうやって石を運んで積み上げたのでしょう。 同じく明日香村にある有名な高松塚古墳です、残念ながら工事中でビニールに覆われていました。 高松塚壁画館です。壁画の模写や副葬品のレプリカが展示てあります。ちょうど閉館時間になってしまい、見学をあきらめようとしたときに親切な授業員の方が出口から入れてくれました。
陸泊3日目のウェルサンピア伊勢です。かつての厚生年金休暇センターです。 三重県の伊勢神宮です。太陽の神「天照大神」をお祭りしています。 境内にある大木は、北海道では絶対に見ることができません。
内宮神楽殿です。荘厳な建物です。 伊勢志摩国立公園にある「天の岩戸]です。 「天の岩戸」伝説は全国各地にありますが、ここは洞窟から清水が流れ出ており、全国名水百選に選ばれています。
伊勢志摩スカイラインです。眺めもよく、絶好のライディングスポットでした。 ルートの確認には余念がありません。 陸泊4日目の旅館「鍋田川」の晩餐です。旅行も残すところあとわずかとなりました。
最終日の愛知万博会場です。気温は35℃を超え、北海道人には灼熱地獄でした。 各国のパビリオンが立ち並んでいます。入場の待ち時間で人気の度合いがわかります。 あまりの暑さにコンパニオンのお姉さんたちがミストのシャワーをかけてくれます。一瞬ですが少し生き返ります。
愛知万博の目玉であるマンモスラボです。頭部および脚の一部が冷凍展示されていました。 いよいよ旅行も終わりです。深夜にフェリーターミナルに到着です。 新日本海フェリー「すいせん」です。これに乗って北海道に帰ります。

2004年信州方面HOME旅(ツーリング)2006年四国地方