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トータルでは「communication力」(65)、「表現の能力」(55)、「聴く能力」(52)、「国際理解」(46)、後は「文法」「gesture」を除けばどんぐりの背比べである。
思っている以上に「話す能力」は重要視されていない。4技能で言えばまず「Listening」である。私の経験上中学英語では「Listening」指導はあまりやられていない。早期英語に"input"が必要とされるのとは裏腹に文法説明からすぐ発話行為に及んでいる。 「communication能力」は必要であるから communication活動はやらなければならないが、それは「リスニングを中心とした communication活動」であることが中学校の段階では望ましいと思った。「基礎学力」も海外の留学生が言うように蔑ろにできない。
中学3年生位からは Academic learnig でも良いのかもしれない。受験期を前にした生徒にクラス内で元気に communication活動も少々可哀想である。また、3年生くらいではアカデミックな内容を知的好奇心から求めてくる生徒も多くなる。どちらにせよ、発達段階に合わせて、学習者を実態把握した上での指導が必要だと思う。