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 アリストS300に乗るNO.5965の青黒アリさんが、NAのS300のパワーアップを図るべくボルトオンターボを装着されたので紹介して下さいました。


VOL.431 ボルトオンターボ装着記
<作成:'04年9月24日>
8月に開催されたクラブアリスト九州オフミでのドレコン優勝に当の本人がびっくりなのですが、特に高評価をして頂いたアリストS300へのボルトンターボ化についてレポートさせて頂きます。

まずボルトオンターボ化に至った経緯ですが、NAのアリストS300の2JZエンジンにもっとパワーが欲しくなった事でボルトオンターボ装着とターボ搭載のV300(JZS161)への乗り換えを検討しましたが当時費用はほぼ同じくらいでして、それなら愛着のある方に投資したいとなった訳です。確かに出力はとても161には及びませんし耐久性を考えるとハイリスクそうですが、HKS九州のR氏との打合せで自分の求めてる物が具体的に見えてきたのとリスクに対する不安も消えた事でHKS九州へ一切をお任せする事になりました。

ベース車両はH12年後期S300、走行2万5千キロです。圧縮比はS300のまま変更せずブースト0.5、エアフロセンサーレスで圧力センサーを追加し圧縮空気量と吸気温度から燃調を制御されてます。インテークパイプ、インタークーラー配管、エキゾーストマニホールド、フロントパイプなどの殆どのパーツがワンオフでの装着ですが触媒については161純正を使用し車検対応となっています。

ボルトオンターボ化に選んだタービンはGT2835タービンで、タービン、エンジン、ATの耐久性向上の為、ブローオフ、オイルクーラー、ATFクーラーも同時に装着しました。これらは後々追加することも出来るのですが、レイアウトがかなり難しくなり費用も同時に装着するよりはるかに掛ってしまいますので一気にやって頂きました。装着前のGT2835タービンを見せて頂きましたが、強化アクチュエーター式水冷ボールベアリングタービンと言う事でとても軽い風圧で回転するもので僕の様な素人目にもレスポンスが良いであろう事が分かりました。ブーストの立ち上がりフィーリングは打合せの段階からマイルドでフラットな低中速重視でお願いしていました。F−CONでのセッティングは、全てのパーツ装着後2日間掛けて6,400回転まで全域での現車合わせセッティングをして頂きました。

余談ですが、現車合わせではかなり走り込まれたのでしょうか!?後にR氏がリヤのスタビ効果とブレーキフィーリングを絶賛されてました。現状に慣れてきた自分にも改めていい状態だと思い出させて頂きましたし、また何より多種多様のスポーツカーチューンを数々手掛けておられる方に褒められると舞い上がっちゃいます(照笑)

ボルトオンターボ装着の完成後の走行インプレですが、ボルトオンターボ化以前のアリストS300のフィーリング以上に軽い出足と2,200回転あたりから立ち上がるブーストでのパワフルな加速はとてもナチュラルでスムーズなものでタービンの風切り音が無ければターボのそれとは思えないものでした。外見からは有り得無さそうなシングルタービン独特の風切り音と吹き返し音は多少大き目で個人的にはとても官能的に感じオーディオオフで楽しんでいます。また低中速重視とは言え以前よりSLDを装着してましたが、高速でのぬおわキロあたりからの物足りなかった加速感は何処えやらでふわわキロまであっと言う間に到達し余裕すらありここまで変わるのかと言う驚きでした。

追加メーターはボルトオンターボ化前に某量販店にて取り付け済みでしたが、油温98度、水温98度、燃圧3.8(下は3.2)、ブースト0.52が現在のピーク値で特に不安感も無く好調な状態だと思います。通勤等の街乗りメインでたまに高速と言う使用頻度ですが、以上のようにどのシーンもとても乗り易いセッティングに仕上がり欲しかったパワーも得る事が出来ました。

★青黒アリ号 アリストS300ターボの仕様

【エンジンパーツ】

【インテリアパーツ】 【エクステリアパーツ】 【足回り他】 以上簡単にレポートさせて頂きましたが、ボルトオンターボ装着というのは異色の為皆様のご参考になるか微妙ですが個人的には大変満足しております。またお世話になりましたHKS九州様、この場をお借りしてお礼申し上げます。有難うございました。m(__)m今まで以上のメンテナンスや定期的なセッティングなどで度々お世話になるかと思いますが今後とも宜しくお願いします。
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