アリストV300 10thAEに乗るNO.3753の和泉ナンバーさんが、吸入空気の冷却による出力アップと、パワーアップによるATへの負担を軽減すべく前置きインタークーラーとATFクーラーを装着されましたので紹介して下さいました。
このたび以前より予定しておりました冷却系パーツの定番「前置きインタークーラー」と「ATFクーラー」を交換取付しましたので御報告致します。私のアリストは、去年の秋にコンピューター「TECII」とブーストコントローラー「EVCIII」を装着しておりましたが(メンテVOL.380「トムスTECIIリニア化 & HKS EVCIII装着記」参照)初めての夏本番を前にパワーアップしたエンジン系とトランスミッション系への負担を軽減してより良い働きを得る為に冷却系の見直すことにしまして「前置きインタークーラー」と「ATFクーラー」を装着する事にしました。 今回は有名メーカー3社「BLITZ」「HKS」「TRUST」のカタログを大阪のフレンドショップの「オートテクニックモータースポーツさん」で見せて頂き「K工場長」の説明を聞き3社のパーツの中で一番BESTの組み合わせを選んで戴くことにしました。その結果、「BLITZ」の前置きインタークーラーとATFクーラーを装着する事になりました。
この商品の選定理由としては、まず、インタークーラーのパイピングが「アルミ製」である事そして、パイプを繋ぐジョイントにシリコンゴムが標準装備である事、そしてこれが一番決定的な理由なのですがインタークーラーの「コア」が「3層タイプ」になっている割りに価格がリーズナブルだったことです。こうした理由からこのBLITZの前置きインタークーラーに決めました。またATFクーラーに関しては他の2社からの選択肢も充分視野に入れていたのですが取付場所等の関係上同じメーカーの製品で装着した場合、純正インタークーラーの跡地にそのまま無加工で装着可能な為BLITZのATFクーラーにしました。
BLITZ製前置きインタークーラーLM Vスペック BLITZ製ATFクーラー ATFクーラー・前置きインタークーラー取付完成状態 インタークーラーパイピングEGルーム全景 今回、装着作業に私も立ち合わさせて頂きました。中でも特に厄介だったのがインタークーラーのパイピングに合わせてフロントエアロバンパーに加工することでした。パイピングに合わせて少し削っては合わせてみるという作業を数回繰り返して完成となりました。この加工については、特にウレタンのエアロは加工がしにくいのでかなり慎重に作業を進める必要があり入念に時間を掛けて進めていただき私自身の納得のいく仕上がりとなりました。
実際走行してみて、特にこのインタークーラーも以前に装着したTECII同様、普通に加速するだけでパワーよりも特にトルクが太くなったのが自分ではすぐに体感出来ました。このトルクが「2JZ」本来のトルクなのではっと思うほど力強くグングン加速して行くので頼もしい限りです。尚、ATFクーラーに関してはその性格から特に普通にアリストに乗る状況では装着前と装着後の体感差等効果のほどは判らないと言うのが本音のところです。TECIIへの交換、前置きインタークーラー装着等による馬力UPとトルクUPが「AT」に相当負担を強いているそうなので「K工場長」曰く一番大事な冷却パーツですよ!って言われていました。今後は、追加メーター等で水温や油温といった温度管理に目を向けようと思っています。それと、ラジエーターホースをLO側は「シリコン製」にアッパー側を「シリコン製」又は「アルミ製」の物に交換する予定です。
最後に、この冷却系パーツを取付けて頂いた「オートテクニック」様 そして数時間に渡り作業して頂いた「K工場長」(御無理ばかり言ってスミマセンでした)本当にどうも有り難うございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。また、メンテコーナーにUPするのを御手伝いして頂いたワタルさんどうもありがとうございます。
それでは、全国のCA会員の皆さんこれからも宜しくです!!
GO TOP | メンテTOP | ←BACK | NEXT→ | 投稿する |