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 アリストV300 10thAEに乗るNO.3753の和泉ナンバーさんが、パワー&レスポンスアップを実現するためにトムスTECIIリニア化バージョンを装着し、さらにブーストを制御するためにブーストコントローラーHKS EVCIIIを装着されたので紹介してくださいました。


メンテVOL.380 トムスTECIIリニア化 & HKS EVCIII装着記
<作成:'03年11月5日>
***トムスTECII***

この度、遂にノーマルECUからTECIIに交換しました。取り付けは、東京にあるフレンドショップの「トムススピリット」さんにお願いしました。普段、クラブアリストのボイスコーナーで装着された皆さんが述べられている「リニア化」とはどんなに効果的なものなのかと期待に胸を膨らませていました。私のアリストは「後期型」なので「イモビライザー」が標準装備されています。今回私の購入した「TECII」は、今現在「後期型アリスト」で標準である「フラッシュROM」タイプではありませんでした。したがって「非フラッシュROM化」された後期型専用のECUです。このECUに交換すると、「後期型」なので必ずキーの登録が必要になります。「リモコンキー」「マスターキー」「サブキー」全てを登録します。私の「アリスト」の場合V300の「10th-AE(10周年アニバーサリー車)」なので、「リモコンキー2個」「サブキー」になります。なお、登録していない「キー」はセルモーターは回りますが点火されません。

TECII装着後にすぐ走行してみて、最初の2〜3kmまではアイドリングが安定せずに信号待ちの度にエンストが発生して少しですが後続車の方に迷惑を掛けてしまいました。交換したての「ECU」は、全く学習されていなかった為この現象は想定していたのですが期待に胸が膨らんでいたためすぐに「公道」を走行してしまいました。今後交換される皆さんはECUが学習しアイドリングが安定するまで15分程度は何もいじらずにアイドリングをさせるようご注意下さい。

「リニア化」の体感についてですが、最初の第一印象は「なんだ!この加速は!」凄い、凄すぎる、車体が軽くなった様な感じとレスポンスが格段に良くなった様に思い驚きました。低回転域でもその効果は、TECIIのパワーアップと相まってハッキリ出ていて1500回転位〜2500回転位の間の回転域でもアクセルに対してレスポンス良い反応がタコメーターの僅かな動き(200〜400回転)で良く解りました。特に、「ノーマルECU」から交換したての頃は実際、TECIIのパワーアップと相まって声が出る程の感動ものです。

高速走行でも「リニア化」は勿論ですが少し強めにアクセルを踏み込んでみると3000回転を過ぎた位からはセカンダリタービンも一緒に働いてノーマルECUの頃よりもグングンと加速して行き5000〜6000回転位迄は、何のストレスもなくパワフルにそして軽快にエンジンが回るようになりました。

***HKS EVCIII***

TECIIの交換から約3週間が過ぎて以前から購入していた「ブーストコントローラー」を取り付けることにしました。ECUと交換するとブーストリミッターも解除されるため強く目一杯アクセルを踏み込んだような時などには、「タービン」がブローしてしまう危険もゼロではないと聞いていましたので。

今回取り付けは、大阪にあるフレンドショップの「オートテクニックモータースポーツ」さんにお願いしました。オートテクニックさん曰く「ノーマルタービン」では、ブースト圧1.2kを超えるとかなり危険だと言われましたので安全域を考慮して最大1.0kの設定として「EVCIII」を学習させる事にしました。TECIIに交換して余り強く踏み込んでいなかった為に思ったよりもブースト圧が上がらずに何とか目標設定圧の1.0kに上がり学習できたので安心しました。これで、安心して「アクセルワーク」を楽しむ事が出来そうです。

長時間作業していただきどうも有り難うございました、この場をお借りして御礼申し上げます。


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