小人閑居して不善をなす
続・新春放談
あの2010年は本当に来るのか?
改良仕様 Ver.1999.5.25
ああ、俺も本当に歳をとった。
新年早々、力んだばかりにひどい目にあったよ。
やっぱし、ええ塩梅でのんびりいくとするかね。
まあ、それはさておき、今回は全部余談だから、興味のない人は読まないように。
と、まあ、前書きは同じだね。仕事がやっと片づいたらとたんに気力が萎えたよ。
もう完全にダルダルだ
こんな調子で、新規にいろいろ書き加えているんで、余計読みづらいが許せ。
まずは、「新春放談」の(余談の)続きから。
ソニーのメディアコンバーター、あれは本当にいい機械だね。
'99年1月段階(「新春放談」執筆時点)では、
ちょっとした盲点って奴で、うっかり気づかずにいたのだが、
あれが、「本当に無限の可能性」
を持っていることにやっと気づいたよ。
さすがに興奮したね。バカバカしい話なんだけど。
マジな話。アサヒネットからホームページ削除されるところまで行ってみようかと思ったよ。
当然やらないけどな。
(注:ここで言っている話は、モラル上極めて悪質な内容なので、意味のわからないように書いています)
前回と同じ話題になっちまうけど、DVってのはソースの質がいいと、
本当に凄い実力を発揮するね。
問題なのは、カメラの性能なのか?
仕事で使った3CCDのDVカメラは画質良かったもんなあ。
もちろん、撮影条件の問題が一番大きいけどな。
テレビの画面じゃ気にならないんだが、パソコンに取り込みすると、
そういう(僅かな)差がはっきりわかってしまう。
オタクっぽい話題で我ながら嫌な感じだが、うれしいんだから仕方ない。
パソコンってのは、AVオタクに残された最後のフロンティアなのかもな。
しかし、意味がわからないように書いていてもつまらんな。
という訳で、この話はここでお終い。
本題に入ろう。
ただし、さすがに、ここのところ更新をサボっていたせいもあって、書きたい事が山のようにある。
で、マルチストーリー的展開にする。
今後、いろいろと選択肢が出てくると思うので、好きなように読んでくれ。
最初は買い物の話だ。
一応、仕事上の必要が生じたためって大義名分もあるのだが、
ついにWindowsマシンを買ってしまったよ。
ソニー製、VAIOのC1Rという奴だ。
俺は別にポリシーのあるMacユーザーってわけでもないのだが、Windowsは基本的に嫌い。
というか、大勢を占める勢力に加わるのが嫌いなのよ。
だから、巨人も嫌い。理由は人気球団だから。
筋金入りのマイナー指向というか、単にひねくれ者。
実際に使ってみると、アプリケーションレベルでは特に使いにくくもないし(そりゃそうだ)、
色々とMacにはないお楽しみもある。
なんでまた、C1R(カメラ付きVAIO)を買ったのかというと。
真面目に使う気がなかったからだ(笑)
実際、誰もがそういう認識でとらえていると思うが、
あれは仕事用のパソコンじゃないよね。
ただし、おもちゃだと覚悟して買えば、最高に面白い。
だいたい、カメラの付いたコンピュータと言えば、
ソニーのVAIO C1系(これもどんどん新機種が出るんだろうね)
買ったばかりだってのに、もう新製品(C1S)が出やがった。
VAIOに限らないんだが、今のパソコンは陳腐化が早いね。
別に、常に最新のモデルを買わなきゃいかんって、性質のもんでもないけど、
買って一ヶ月で旧モデルってのは許せん。
ソニー製ってのも、余計気になる理由なのかもしれんが。
ま、C1RとC1Sの差はハードディスク容量を除けば付属ソフトオンリー。
ソフトはアップグレード可能なんで、ノープロだけど。
今度の新ソフトには凄え愉快なユーティリティーが加わったんよ。実に楽しみ。
詳しくはいずれ。
しかも、そろそろ発表されるVAIOの新モデルはどれも凄いよ。
(何故、知っている? とか聞くなよ)
実にソニーらしいって言い方もあるけど、夢のある製品が多いのが良い。
i.LINK(IEEE1394)とか、メモリースティックとかも本格的に面白くなりそうだしね。
あ? バイオ505がわからねえ? そもそもC1Rなんて知らねえ?
後は、パナソニックのレッツノートなんとかってのもあったかな。
あと、リブレットSSとかね。
そして、HAL9000だ。
これからのコンピューターは、カメラ付きでないとね。
いや、本当にそう思うよ。今や携帯電話もカメラ付きって時代だし。
プライバシーもクソもありゃしねえ。ってのは今に始まった話でもなかろう。
あ? HAL9000を知らない? そういう人はあえて無視(どうせサルだからな)。
自分で調べることも大切だよ。
あの無機質なまなざしが、VAIO C1Rにも受け継がれていると、俺は思う。
VAIOシリーズ内の位置づけといい、CM戦略なども見ても、
「女子供、あるいは若者向け」のC1シリーズだが、
実は「おやじ向け」じゃないかなって気もするね。
実際、街中でいい気になってC1Rをいじっていると、女性の注目度が異様に高い。
ナンパの道具にも使えそうですな。
俺のC1Rはイカした(いかれた?)カスタマイズが進行しているので、
もはや人前で見せられるマシンではなくなっているのだが。
それはさておき。
真剣に使おうとして(あるいは俺のようにCMに躍らされて)購入を考えている、
"みよちゃんはなちゃん"のために言っておくと。
まあ、使い方次第では無限の可能性があるけども、やっぱりおもちゃかな。
たとえば、ノートPCとしては、バイオ505の方が使いやすいし、
デジタルカメラとしては、メガピクセル級デジタルスチルカメラはもちろん、
DVデジタルビデオと比べても基本性能は比較にならない。
一体化したメリットはあるんだけど、やっぱし性能がねえ。
実用になる最大解像度は、320×200まで(MAXは640×480)。
一応ついてはいるがデジタルズームはただのオマケ。エフェクトも最初は面白いがすぐに飽きる。
俺は、AVオタクでしかもパソコンオタクなんで、
ノイジーな画質のAV機器と、重すぎるソフトウエアは使う気にならないんだよ。
エフェクトもデジタルズームもソフトウエアエミュレートなんで、とにかく重い。
C1RのCPUはMMXペンティアム266MHzだから、その辺は荷が重い。
ハード性能が悪いのではなく、そんな負荷の大きいソフトを載せたことが悪い。
(改良を強く要求する。アップデートでどうなるかな? 無理か、やっぱし)
欲張りすぎってもんかもしれないけど、ちょっと物足りない部分でもある。
実際、カメラ付きという理由(「これがあれば、デジカメいらないじゃん」という意味)で、
買うには、ちょっと辛いかなあ。
内蔵カメラ用のユーテリティである「SmartCapture」は、
i.LINK経由でDVカメラも使用可能になっているので、
そっちを使った方が高画質かつハイクオリティ。
しかも「SmartCapture」はVAIO505にも付属するソフトなので、
(画質にこだわるなら)VAIO505+デジタルハンディカムがベストという結論になってしまう。
じゃあ、なんでVAIO505にしなかったんだよ!
という突っ込みもあろう。
DVカメラも持っているから、とくにカメラ付きはメリットではないはずだしねえ。
(VAIO505の標準的なモデルと、C1Rはほとんど価格に差はないが、実用性では天と地ほどの差がある。
このへんは使えばわかる)
そういう突っ込みに対しては、
堂々と、かつ自信を持って答えよう。
カメラ付きだからだよ。
あと、これも実用性を格段に下げている理由である、
あの変な形(1024×480)の液晶画面がもうたまらなく愛おしい。
あの変な形に惚れたのだ。
なんか、俺って馬鹿みたいだな。そのものか。
俺の欲しいコンピュータってのは、HAL9000なんだ。
今後、VAIOのタワー型モデルにカメラが内蔵されたとしたら、俺は買う。
ソニーデザインなら、やってくれそうじゃない?
たぶん、絶対に使わないけど、買う。
そして、HAL9000と命名しよう。
ViaVoice(音声認識ソフト)入れて毎日話しかけてみたりして(もう壊れてる)。
・・・なんか、書けば書くほど、俺って頭のおかしい人だと言っている感じだな。
とにかく、今はMacが嫉妬するほど、VAIO C1Rに夢中だ。
今も、ヒマさえあれば、触っている。
もちろん、撫でていてもつまらないから、「強制的に」毎日使わざるを得なくさせる恐ろしいソフト
(と同時に、俺が唯一認めている「育てゲー」でもある) 「Pina」をインストールした。
こうして、駄文を書き連ねている最中も、常にその視線を常に感じながら、喜びに見を震わせている。
ハイリスクハイリターンなのであんまりお薦めしないが、
いついかなる時も他者の視線を意識するってのは、「かなりイイ」ぞ。
"デイジー〜、デイジー〜"とか歌ってくれそうで、たまらん。
当然だが、うちのVAIOには、伊吹マヤがオペレーターとして常駐しているほか、
状況に応じて、"デイジー〜、デイジー〜"を歌ってくれる。
近々、R2-D2の悲鳴(「ピギャー」って奴。あれを聞いて心が痛む人は俺と同類のはずだ。)もいれようかと思っている。
これは、俺的にNo.1とも言うべき辛い「声」のひとつなので、かなり躊躇しているが。
あれ聞くと、絶望的に悲痛な気分になるんだよ。今でも。
とにかく、VAIO C1Rの視線は、自己愛傾向の強い人なら、かなり高い確立でハマると思う。
(なんか、どっかその手の病院にいくべきかもな、俺)
「愛」を感じているだけに、予想以上に筆が進むね。
字を書くだけでなく、絵を描くとか、映画撮るとか、そういう創造行為は「愛」がないとダメだ。
というわけで、話題を変えよう。
今度は、ソフトの話だ。
ソフトって言っても、今はフラッシュバックで「EVA」見たり、「真ゲッター」とか「青6」、
(青6についてはちょっと待て、俺のせいじゃねえ、3巻の発売が延びたからだ。と、責任転嫁)
あとは松本零士系を見ているだけなんだが、
すまん、「ターンA」ようやく4話から見始めたのだが、まだなんとも言えないなあ。
今は、ちょっと中抜け状態ながら、だいたいストーリーも飲み込めた。
なかなかいい感じっす。
あれがつまらないと感じる人は放っておくとして、
(いや、そう感じる人を悪く言うつもりはない。詳しくはもうちょっと後の更新で)
いろいろ興味深い内容になっていて期待度満点。
白ヒゲも見慣れると案外カッコいいしね。
ここでの話題は、ズバリ「2010年」だ。
「2010年」は、基本的には「2001年宇宙の旅」の続編なんだが、
正確な言い方をすると、アーサー・C・クラーク原作の「2001年宇宙の旅」(小説版)の続編である、
「2010年宇宙の旅」の映画化作品。
映画版の「2001年宇宙の旅」とは別物ね。
遅ればせながら、
故スタンリー・キューブリック監督の
冥福を祈る。
それはさておき、映画版「2001宇宙の旅」に心酔している俺としては、
少々物足りなさもあるのだが、
やはり壮大な夢を感じさせてくれたのは確かだ。
ソビエト連邦は崩壊しちゃったけどねえ(笑)。
理論的に積み上げた予測なんぞより、現実の方がどえらい事件が起こる。
未来予測系のSFが作りにくいわけだよねえ。
ノストラダムス大先生の例の予言も、後世の人間の誤った解釈らしい。
(1999年に降りてくる「恐怖の大王」ってのは、とっくに滅んだ オスマントルコ帝国の王様のことだそうだ。
つまり、アーサー・C・クラーク先生同様に、ノストラダムス大先生もオスマントルコ帝国が滅びるなんて予測できなかったわけだ。)
先にネタバレして、俺様すっかり興醒めだが、ま、こんなもんか。
そんなわけで、今見てしまうと、
宇宙の誕生した新しい生命と人類との邂逅の前では、冷戦やら米ソの対立など無用だ!
そうしたメッセージが少々意味不明になっているのも確かだ。
(本質的な意味はまったく色あせていない)
もちろん、ドラマとして何ら色あせることもない。
自爆を命ぜられたHAL9000が言い残した。
「コンピュータは夢をみるのでしょうか」という台詞とか、
モノリスが増殖し、木星を太陽化してしまうシークエンス。
(これは、エウロパに誕生した生命を進化させるために必要なことだったとやっと気づいた)
ほかに、木星の重力を利用したレオーノフ号の減速や、
そのときに使ったガンダムファンお馴染みのバリュートシステムとか、
SFの夢がいっぱいだ。
なにより、木星の衛星軌道上をゆっくりと回転しながら周回しているディスカバリー号の姿は、
とてもすごい映像だったりする。
やっぱり見所満点の凄い作品だったとあらためて思ったわけだ。
その点、今の作品は少々辛いやねえ。
「FF8」もやったけど、「人間たちのドラマ」ってのは、ただのメロドラマなのか? とか、
「リング−最終章−」も結局はメロドラマ落ちか! ていうありさまで、
どれもいまいち食い足りない。
当然、Windowsマシンを手に入れたので、
いよいよ「ウルティマ・オンライン」
にも手を出すつもりだが、
もう始めている。最初はいろいろ手間取ったが、やっぱしいいね。ズボズボにハマる予感あり。
俺の好きなゲームの頂点は、やはりコレなのか?
ゲームに高度なドラマを求めるのは辛いのかもねえ。
やっぱし、エンターテイメントが優先する分野だし。ハリウッド化も進んでいるし。
かといって、エンターテイメントバリバリの作品が嫌いってんじゃなくて、中途半端が嫌。
「インディ・ジョーンズ」が見てえなあ。
「ベルリン天使の詩」でも見て、また頭かかえてみるかなあ。
なあんて、過去の作品ばかり振り返っちゃう。
今、おもしろいのはサイコホラーだけかも、「8mm」なんて楽しみだね。
おっと、原稿書いている間に公開日が過ぎちまったよ。早く見にいかねえと。
あ、見た見た。ちょっと期待と違っていたんだけど、映画としては面白かった。
日本の「39」(だったっけ?)とか。
これも見た見た。絶望的に暗い(いろいろな意味で)闇の中に光明が射すって感じはいいね。
久々に典型的なしかも面白い日本映画を見た。
そういや、松岡センセの「催眠」ももうすぐ公開されるはずだ。
当然見た見た。原作ファンとしては色々あるが、映画としてはこんな感じがいいのかもねえ。
ああ、緑の猿があっ。
こんなのばっかしだ。
少々毛色は違うが、男のロマン系で松本零士センセが孤軍奮闘ってのが悲しいね。
後は、夏の「スターウォーズ・エピソード1」に期待かな。
これだけ、前評判がでかいと(公開後に)いろいろ言う奴もいるだろうが、
文句言う奴は自腹で見てから言えよ。
ま、俺としても見ないことには何とも言えないが、期待度だけは満点。
無論、予告編はダウンロードして死ぬほど見ていたりする。
これだけ見ても飽きない予告編ってのも珍しいわな。
いやあ、まだまだ未来は夢に満ちあふれているよ。
|