リスな日々

バックナンバー その26


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2000年

6月13日 ∧∧排尿困難、よくなったみたい

そして翌日の7日、獣医さんに電話で相談してみました。先生がおっしゃるには、膀胱炎などの炎症を起こしているわけではないのにおしっこがちょっとずつ出るというのは、加齢性の尿失禁または頻尿である可能性がある、ということでした。つまり、年をとって、おしっこがちょっとずつ漏れちゃう、または、おしっこがそんな貯まっているわけではないのにおしっこを出したい気がしちゃってちょっとずつ出しちゃう、ということが考えられるということなのです。でも今のアリスの場合、おしっこを出している様子からはそのどちらにも当てはまらないように思われます。ちゃんと自分の意思でもっておしっこを出している様子です。ただ、おしっこを全部出し終わらないうちに動いちゃうだけのようです。先生によれば、女性ホルモンの働きが弱まっている可能性もある、ということで、5月17日に出してもらった消炎剤(ステロイド、ホルモン剤)を今度は1日おきまたは2日おきに与えることになりました。ステロイドは、リスでは研究がなされていないが、犬猫やハムスターでは副作用が出るという報告は未だないということです。人間の場合、ステロイドを投与することによって自らホルモンを作り出すことをやめてしまうことがあるが、動物の場合、ステロイドを投与してもちゃんと体内でホルモンを作り続けるということです。ステロイドを1日おきに与えることは、副作用はなく、ホルモンの活性化の効果がよく出るということです。

早速、消炎剤をいつものようにヨーグルトに混ぜてあげ始めました。7日、9日そして12日と。効果があったのか、アリスのおしっこはさらによくなってきました。昨日、今日とおしっこの様子を観察していても、おしっこちゅちゅちゅということはなくなったようです。これで本当に治ったのかな?もうしばらく注意して見ていようとは思いますが、たぶんもう大丈夫でしょう。あとは、再発しませんように。


6月6日 ∧∧排尿困難、よくなったかな?

与え続けていた抗生剤は、昨日でようやっと無くなりました。アリスのおしっこ出にくいのは、さらによくなったように思われます。少なくとも、おしっこが滴で出ることはなくなったようで、しゃーしゃーと連続して出ています。お薬も終わったし、たくさん水分を取らせることも今日はしなかったのですが、普通に1カ所でおしっこをしています。でも、完全に良くなったとも言えないと思われるのが、やはりまだ、動きながら少量ずつおしっこを出すということがなくなったわけではないということなのです。たま〜に、ちょろちょろっとやってます。アリスのおしっこ出にくいのは、今までの経験上、「様子を見て」というのはあまりいいことじゃないようなので、明日もおしっこちゅちゅちゅとしてたら、獣医さんに相談してみようかな。


5月30日 ∧∧お薬は最後まで(6月6日記載)

アリスのおしっこ出にくいのは、だいたいよくなったように見えるのですが、まだおしっこをちゅちゅちゅと数カ所でちょっとずつするようなことが毎日続いています。たくさん水分を取って大量におしっこする時は、1カ所(たまに2〜3カ所)で勢いよく出て、割といい感じなのですが、少量のおしっこの時はまだ、排尿困難の初期の症状と同様、ちょっとずつのことがあります。アリスが排尿困難になった時はいつも、ぱっと治るわけではなく、快方に向かい始めてからだんだんとよくなるという感じではあったのですが、今回はなんだか平衡状態が長いなという感じです。

もしかしてもうこれでほっといても治っちゃうのかも、という勝手な素人判断に基づいて、5月12日から丸2週間飲ませていたお薬を土日の2日間やめてみました。(注:本当はこんなこと勝手にしちゃいけません、獣医さんにちゃんと相談してからでなくては。)アリスのおしっこの様子は、悪くはならず、しかし良くなるわけでもなく、相変わらずでした。この状態というのは、悪いのだろうか、それとも気にすることもないのだろうか?ということで、獣医さんに電話で相談してみました。

アリスのおしっこちゅちゅちゅは、先生に聞いてみたら、ずばり「ダメ」でしょうでした。。。そのうえ、先生に、最初に出したお薬がまだ残ってるなんておかしいって言われてしまいました。アリスははは処方された分量通りに与えてるつもりだったんですが、どうも薬はちゃんとした量が容器から出てなかったということのようです。「そういう飼い主さんが多いんですよ」って言われました。最初にもらった薬は抗生剤なので、所定の量を飲ませなければ効果がありません。容器に薬がまだ半分残っているということは、今まで処方の半分の量しか与えていなかったということになる。いつまでもだらだらとよくならないのは、そこに原因があるのではないか、と先生に言われました。とにかく、抗生剤がなくなるまで、1回あたり今までの倍量にして、与え続けることになりました。ありゃ〜、アリちゃん、ごめんねだったのでした。くすん。


5月29日 ∧∧発見!しまりすワイン

とうとうみつけました、京都の丹波ワインのしまりすワイン。ラベルにしまりすが付いているというこのワイン、今までいくら探してもみつからなかったんです。デパート、酒屋、京都物産展・・・。今日、デパートで東海道グルメフェアを見てたら、ワイン売場で目の前に突然、しまりすワインがズラリ!「あっっ」とでっかい声が出てしまいました。色は赤・白・ロゼ、1本ずつ買いました。しまりすのイラストはみな一緒です。テーブルの上で並んで待ち構えていたしまりすワインに、帰ってきたアリスちちもびっくり。

そのデパートのペットショップに子シマリスがいるという話だったので見に行ったのだけど、もうしまりすは売り切れてしまってました。がっかり。トウブハイイロリスがいました。でかかったです。ケージの中の木の枝の上ででろ〜んと寝そべってました。お世話係のおねえさんが扉を開けると寄っていってました。その後は、バク転バク転。なんだかラブリーそうに見えたけど、お店の人に聞くと、馴れるかどうかは努力次第、なんだとか。大きなリスもかわいいよねぇ〜。


5月24日 ∧∧子シマリス(5月29日記載)

ペットショップで子シマリスを見ました。ちっちゃくてかわいい〜。アリスも昔はこんなちっちゃかったかね、と思っちゃいました。例のごとく、巣の中でだんごになって数匹のシマリスが寝てました。他のリスを踏ん付けたり他のリスの下に潜ったり上に乗っかったりなんてへっちゃら。巣から手と顔を出してこちらをのぞいてるのや食事してるのもいました。体の大きさはアリスの半分くらいしかない感じなのに、しっぽはまだ細いながらもなかなか立派なもんで、アリちゃんのより長いくらいだったかも・・・(しくしく)。

もう1軒のショップにいた子シマリスは、もんのすごくちっちゃかった。アリスの4分の1くらい。しっぽなんてまだねずみのしっぽみたいに細い。小さなケースの中に入れられ、隠れる場所も与えられず、じっと固まってました。う〜む。いい飼い主さんと巡り合ってちゃんと元気に育ってくれればいいのですが。


5月23日 ∧∧おしっこその後

こないだ追加のお薬をもらってから1週間。アリスの排尿困難は、数日の間しばらくは、相変わらず目に見えた改善はないような感じがしていましたが、昨日・今日くらいでだいぶよくなってきたような気がします。たくさん水分を取って、お薬を飲んで、とにかく大量におしっこを出しています。動きながらちょっとずつおしっこを出すこともだんだん少なくなってきました。おしっこが出にくそうなことも少なくなってきたようです。なかなかいい感じかも。そう思って安心しかけていたら、またすぐに再発してしまったということも過去にあったので(その話はまた今度)、油断は禁物、注意していきたいと思います。


5月20日 ∧∧シマリスネクタイ(5月23日記載)

近所のスーパーマーケットで、シマリスネクタイを発見、買いました。意外な所にあるもんだ。なさそうで案外身近なリスネクタイ(か?)。しましまの付いたリスのネクタイはこれが初。でもシッポまでしましま。


5月17日 ∧∧尿検査の結果(5月21日記載)

お薬を飲み始めても、アリスの排尿困難は目に見えた改善はありませんでした。でも悪くなってる様子もないので、今のところ、いつもに比べたらずっといい経過をたどっているようです。イチゴ、トマト、生トウモロコシなど水分の多い食べ物をたくさんあげているので、また、利尿剤の入っているお薬の効果もあって、一日中すごくおしっこしまくりです。大量におしっこをする時は、割と勢いよく出るのですが、少量のおしっこの時は、まだちょっとずつ絞り出しているような感じです。場所を動きながら少しずつ出すのも相変わらずです。

先日の尿検査の結果を聞きにアリスははは動物病院に行ってきました。結果は、何も異常がないということでした。尿にどの成分が多くなっているとかいうこともなく。濁ってもなく。(前に排尿困難になった時に検査してもらった時は、タンパクが多く出ているということでしたが。)よって、膀胱炎ではないそうです。ではなんでおしっこが出にくくなっちゃってるんだろう?先生によれば、もしかして尿道が詰まってるとかおしっこを出す時に痛いとかいうことがあるのかもしれない、ということでした。でも、いつもそうであるように、原因は分からないのです。とりあえず、膀胱炎でも尿道結石でもないことはわかりました。そして、こないだのお薬に追加で、消炎剤をもらいました。これで今度こそすぐによくなってくれるといいのですが。


5月14日 ∧∧アリスは6歳(5月21日記載)

6年前のこの日、アリスはアリス家にやってきました。アリスはもう6歳になっています。たまに、アリスのお迎え記念日ということで、アリスちちははでケーキなんか食べたりしてお祝いしたりなんかした年もあるのですが、今年は何もしませんでした。。。当のアリスも記念日だからといって何かいいことしてもらえるわけでもいいものもらえるわけでもなかったりして。。。ま、気持ちの問題ということで。。。


5月12日 ∧∧おしっこが出にくくなりました(5月21日記載)

アリスがおしっこが出にくくなってしまい、獣医さんに診てもらいました。こういうことは初めてではありません。実はアリスは排尿困難のリピーターなのです。アリスが初めて排尿困難になったのは確か1歳の時。それからほぼ毎年、春〜夏くらいの時期に排尿困難になっています。昨年はならなかったので、もうこのままならないでいておくれと思っていたのに・・・。おしっこをしようとしても、すぐには出てこなく、出てきても1滴1滴ちょっとずつしか出てこないのです。かなり長いことふんばってて、つらそうです。そして当のアリスはおしっこを出し終わったつもりでトイレから帰って来るのですが、まだ出終わってなくて、アリスははの腕や肩その他トイレから出たところに滴がたれてしまうのです。アリスははが膀胱炎のリピーターなのですが、なかなかつらいものです。同じようなものだとしたら、アリスもきっと、常におしっこしたい気がしてておしっこすると痛くて、つらいんじゃないかな。

今回その兆しが現れ始めたのは5月の頭くらいでした。普通はいつもアリスはおしっこをする時は1カ所で全部出し終わってから移動します。ところが、アリスが1回のおしっこを2〜3カ所でするようになってきたのです。おしっこをしている途中で数歩前進して続きを出して、また数歩前進して続きを出す。これは排尿困難の危険信号その1なのです。おしっこの出方はまだ1滴ずつということはなく連続してシャーと出ていたので、もうちょっと様子を見ることにしました。

ゴールデンウィークが終わった週明けに、危険信号その2が現れました。1回のおしっこが更に数箇所に分散され、動きながらちょっとずつ出すようになり、おしっこの出方もだんだんと滴状になり、おしりにはおしっこの滴が残っていて、まだおしっこをし終わってないのにトイレから移動してしまう。なのでアリスははやブランコ(トイレの隣にある)でもおしっこがぽちょぽちょ。これは、このまま進行すると、いつものような排尿困難になってしまう、やばい感じです。今度こそ早期治療を目指して(前に、早いうちに診察してもらった時でもひどくなってしまいました、その話はまた今度)、これよりも悪くなりそうになったらすぐにお医者に連れて行こうと、もう少しだけ様子を見ることにしました。この時点でお医者に連れて行ってもよかったんだけど、もしかしておしっこが出にくそうなのは一時的なもので、すぐによくなるかもしれないという淡い期待を抱いて。しかし日に日に症状がわずかずつ進行しているような気配があって、さらにおしっこが出にくそうになってきたので、これ以上は放っておけないと、診察してもらうことにしました。

アリスの排尿困難で何度もお世話になっている先生に診てもらったので、話は早く、尿検査をしてもらって抗生剤をもらいました。膀胱に尿は溜まっていないし、尿はきれいだということでした。水分をたくさん取らせるように言われました。これですぐによくなってくれるといいのですが。


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