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アリスははが病院から帰ってきて、アリスは今まで通りに迎えてくれました。でも、いくつか変わった点があります。アリスははが病院通いを始めてから、アリスはちょっと噛みリスになってしまってます。通院してた頃は、病院の臭いがして気に入らないから噛むのかなと思ってましたが、退院後、病院に行かなくなってからも、なんだか噛みリスです。そんなひどい噛み方をするわけではないんですが、（こちらから見ると）訳もなく噛みます。退院後しばらくは、手があると噛む、という感じでした。こちらも機敏な反応ができない状態だったりするので、割と噛まれてます。「ぬいぐるみガルガル」も噛み方が激しくて、ちょっと手を出すことができません。発情鳴きもして春が来たと思ってたのに、なんだか冬に逆戻りです。逆戻りがもう1つ、朝起きてくる時間がちょっと遅くなりました。まぁこれは、1人でお留守番が続いて、睡眠時間が長くなったのが響いているのでしょう。
また、この冬は、「アリスの国」のぬいぐるみの上で過ごすことがほとんどなかったのですが、アリスははがいない間に、そこでも過ごすようになっていました。貯食も何カ所かしてあったし。そして、ぬいぐるみが並んでいる隅っこで、寝ようとするのです。寝床は作られてないのに。そんな所じゃ寒いだろうから、迎えに行くと、差し出された手を噛んでお迎えを拒否します。無理やり手の上に乗せると、すごい勢いでアリスははの服の中に入って来ます（本当は噛みに来た）。そして、さらなる変化は、今まで寝所にしていた場所で寝ようとしないのです。アリスははの服の中も、ちょっと経つと出て来てしまって、また「アリスの国」のぬいぐるみの隅っこに行って寝ようとします。その下の階にある、いつも好んで寝所にしていた別荘では、決して寝ようとしなくなってしまいました。そこに連れて行くと、すごく嫌がります。無理やりそこにアリスを置くと、次の瞬間すごい勢いでドヒューンと戻って来ちゃいます。もしかして、巣材が汚れてるとか、貯食したものがカビてるとかしてるのかな、と思い、お掃除したけど、別にそんなことはなかったなぁ。タンス小屋の中の2つある寝所も、この秋冬ずっと使っていた方を使わなくなって、それまで使っていなかった方を今は使っています。一体アリスに何が起こったのか？
アリスははは、いろんな検査をしました、が、すべて異状無し。「いたって健康そのもの」とお医者さんの太鼓判を頂きました。先生も「一体なにが悪いのか全然わからない」と首をひねっていました。もしかして、新種の難病か（なんちゃって）？検査の中でも、もぉ〜ぅ、胃カメラ。ふひゅ〜っ、もう二度とやりたくないねぇ。管が喉を入っていく時に、「はい、ツバを飲んで」と言われて、え？がんばってみたけど、飲めない。体がジタバタなってしまった。スタッフに数人係で「あらあら」と体を押さえ付けられてしまった。ははは。「ボーっとしててください」と言われて、その通りにしてたんだけど、もう、つらいことといったら！体の中でどんなことされてるか、いちいち分かってしまうのよね。このままではいかん、何か考えよう、頭を使わないこと・・・そうだ、アリちゃん。アリスがブランコに寝そべってひなたぼっこしてるの図や、ソファに座ってるアリスははの周りを翔ってるアリスの図を思い浮かべてみたら、突然、楽になってしまった。これは、なかなかお勧めかも。
退院する日の明け方、ひどい夢を見た。そして、大きな叫び声を上げてしまった。自分の声に驚いて目が覚めた（こういうことって、ありますよね？）。しまった・・・お部屋の皆さんに聞かれてしまっただろうか？普通なら寝てて大丈夫な気もするけど、ここの皆さんはあまりよく寝てらっしゃらないから・・・朝になって、お部屋の人が、「どなたか叫んでおったなぁ」「おったおった」「おったおった」あ〜あ、みんなに聞かれていたのね。しかたがない、「すいません、わたしですぅ〜」と白状した（って、どのみち分かるに決まってるけど）。どんなひどい夢だったかというと、手のひらサイズのカエルがアリスははの服の中（胸）に入ってくる夢。飛び込んでこられた時に、あまりのおぞましさに、叫んでしまった。（アリスちち曰く：「それ、アリちゃんだよ」 アリスはは：「ちがうよ、だって続きがあるもん」）さらにひどいことに、アリスがカエルの赤ちゃん（なぜかカエルの姿をしていた）を口にくわえて逃げ、それを親カエルが追いかけていて、アリスははもこれはやばいと追いかけ、しかしデカカエルがアリスのしっぽを捕まえてしまい、ああぁぁぁ、アリスのしっぽは無残にも全部ずるむけてしまった・・！なんてひどい夢だ。
アリスははが家に電話をしてみると、アリスちちが熱で寝込んでいました。風邪が大流行で、病院の部屋でもアリスはは以外の全員が風邪をひいていて、アリスははも脅威にさらされていました。アリスははは家を散らかしっぱなしで出て来てしまって、そのまま（と言うより輪がかかってる）と言うし、入院荷物の交換が必要だし、アリスのことが心配だったので、アリスははは割と元気だったし、1回家に帰りました。病院の売店で食べ物や飲み物を買って。どっちが入院患者なんだか。これじゃまるで逆だ！予想通り、家は悲惨なありさまでした。タンス小屋も汚くなってるし。
さてアリスですが、こないだ発情鳴きしてから11日経っていたので、そろそろまた鳴く頃だろうと思って、アリスのおしりを見てみたら、やっぱり、もうじき鳴きそう。「アリちゃん、明日か明後日か明々後日に鳴くね〜」って言ってたら、夕方4時頃、アリスが鳴き始めちゃいました。それも、連続して鳴いています。もう1回アリスのおしりを見てみると、あれま、すっかりピークに達していました。明日はかわいそうに、1日中タンス小屋の中で反復横飛びしながら鳴くんだろうなぁ、と思っていました。ところが・・・
その翌日には、アリスはほとんど鳴かなかったようです。アリスちちによれば、この日、タンス小屋の中のトイレの新聞紙を替えずに、家を出てしまったそうなんです。鳴く日は特にトイレをきれいにしておいてあげなきゃいけないのに！トイレが汚いと、トイレ以外の場所あちこちでおしっこしちゃうし、ひどいと膀胱炎になっちゃうし、と、さんざんアリスちちを叱り付けました。ところが、家に帰ってみると、あまりあちこちでおしっこした様子も無かったとのこと。きっと、1人でお留守番の時はいつもそうであるように、あまり長い時間は起きてなかったのでしょう。そして・・・
1日間を置いたこの日に、アリスは鳴いたのです。実は、昨年の様子では、アリスは、発情鳴きの日でも、タンス小屋に閉じ込められている間は、鳴かずに「出せ出せ」と反復横飛びするんです。タンス小屋から出してあげると、とたんに鳴き始めます。きっと昨日も、1日中タンス小屋に閉じ込められて、ほとんど鳴きもせず「出せ出せ」してたんでしょう。この日、アリスちちが家にいたんですが、アリスは、午前中小屋から出している間は鳴き続け、午後小屋に入れておいたら、ほとんど鳴かずに「出せ出せ」し、夕方出したらまた鳴いて、夜小屋で寝ている時にちょっと鳴き声が聞こえた、ということでした。
某お菓子メーカーが出している「リスのたからもの」というチョコスナックがあって、以前その話題を聞き付けたときに、近所のどこのスーパーを探しても見つからなかったのですが、なんと、病院の売店で見つけちゃいました。箱にはリスがクルミを持っている絵が描かれていて、中にはクルミを形どったチョコビスケットが入っています。絶食中にもかかわらず、大喜びで買って、先生に見つからないように隠しておきました。退院後、めでたく頂きました。
この前の日に、若い女医さんに、シマリスのボールペンをもらいました。夜間救急外来に行ったときに、女医さんの白衣のポッケにシマリスの後ろ姿を発見していて、入院後の回診で、またもやその女医さんのポッケにシマリスを確認したので、見せてもらいました。「外来の時からチェックしてたんですよー。うちでシマリスを飼ってるんですぅ。」って言ったら、なんと、「あげますよ」とのお言葉！えっ！？思いもかけなかった幸運。このボールペン、薬屋さんが持ってくるものだそうで、まだいっぱいあるそうなんです。わーい、先生、ありがとー！
売店で、ネコやアザラシのテレカを買ったんですが、最後の１枚のものを買ったらその翌日に、シマリスのテレカが入ってました！今までに何種類かのシマリステレカを買ってるんですが、それは初めて見るものでした。キタキツネ・シマフクロウとシマリスが一緒に写ったものです。使う用と取っておく用の2枚を買いました。なんだかルンルンのことが多い病院生活でした。
この日、アリスははに許されていた飲食は、常温のポカリスエットとお茶だけ。ぬるいポカリの甘くておいしかったこと！健康な時は、あんなにまずいのに（ごめんなさい）。前の晩、お腹がすいてギュルギュル鳴っちゃって全然眠れず、ポカリも無くなってしまったので、翌朝のため（常温に戻しておくため）に夜中に自販機まではるばるポカリを買いに行ったら、なんと、自販機コーナーは朝7時から夜9時までしかやってない！そんなのってありか！？と憤慨して帰り、朝7時に再び自販機へ行った帰り、まだ暗い窓の外には、大粒の雪が舞い雪景色が！この日、名古屋では3年ぶりとか言う大雪が降ったのでした。おうっ、なんて皮肉な！せっかくの雪なのに、アリスを雪で遊ばせてあげられない。アリちゃんを喜ばせてあげられなくて（喜んだりしないって！）残念でたまりませんでした。（イメージでは：♪リ〜スは喜び庭駆け回る）（しかして実際は：そんな寒いことできるかい！こたつで丸くなってたいわ！ｂｙアリス）
名古屋では2日ほど雪でしたが、その間中、アリスははは病院の窓から雪景色を眺めていました（ムフフ、なんだか、お話に出てくるような、はかなげで美しげ？）。外界はさぞかし寒いのでしょうけど、病院の中はトレーナー1枚で大丈夫なほど暖か。そこでまた、心配。アリスは家で1人で寒くないだろうか？一応アリスちちに暖房を付けておくように言ってあるけど、ちゃんとしてくれてるかしら？病院の職員に「（寒い日に病院は暖かくて）ちょうどいい時に入院したわね」と言われ、「ええ、でも、家にリスがいるので、誰もいなくてもどのみち暖房付けてあるんです」と答えたら、「まぁ〜、ペットだけなのに暖房付けとくの〜？」と言われました。心の中で「当然です！（きっぱり）」と思いつつ「リスは寒くても暑くても死んじゃうんです」って答えておきました。
ああ、家に居られたら、アリスは今頃、アリスははと一緒にぬくぬくとした部屋で、窓際のブランコの上に寝そべりながら、雪景色と外に舞う不思議なものを眺めていたことだろうに。そして、アリスははにベランダに連れてってもらって、雪を食べてみたり雪の上を歩いてみたり（冷たいやんけ！ｂｙアリス）できたのに。なんちゃって、実は、昨年アリスは雪を初体験したのですが、その時は、夜中に、アリスははの服の中で寝ていたアリスを引っ張り出して、爪切りをしたついでに、外に連れて行って、手の上に雪を乗せて、そこでアリスは雪を食べました。その翌日の昼間、雪が吹雪きだして、アリスは初めての雪をブランコからじっと見てました。体験、と思ってアリスを肩に乗せてベランダに出たら、アリスは、最初じっと固まってたけど、ゴーという風の音とかが怖いのか、大慌てでアリスははの服の中に飛び込んで来ました。寒いし、雪が体にかかるしね〜。何回か出てみたけど、やっぱりすぐに服の中へビューン。雪を食べるのは喜んでたみたいだけど、雪の降るお外へ出るのはやっぱ嫌いみたいでした。
今年は、雪の降る寒い日に、人気の無い家で1人、タンス小屋に1日中閉じ込められて「出せ出せ」、かわいそうなアリスでした。アリスちちの話では、この翌日にはアリスはブランコから雪景色を眺めることはできたそうな。「お外は？」って聞いたら、「そんな寒いことしません！」って返ってきたのでした。
アリスははは、しばらくの間、病院にて冬眠しておりました。数日間の絶食で、ハラペコ大魔王を極めてきました。とにかくひたすら、お腹が減って減って・・・。どんな時も食欲だけは無くならないのでした。病院生活も、そんな悪くはありませんでした。なぜかリスグッズをたくさんゲットしてきたりして。これから少しずつ書いていきます。
さて、しばらく家を空けていると、とにかく気に掛かるのがアリスのこと。アリスちちは一人でもいくらでも生きていけますが（そーでもなかったりする…アリスちち談）、アリスは、毎日のお世話係をアリスははが全て担当し、いつもかなり自由な生活をしていますから、アリスちちにアリスの世話を任せるのも心配だし、一日中タンス小屋に閉じ込めっぱなしなのも哀れで、、、。アリスはは不在の間のアリスのお話も、これから少しずつ書いていきます。
昨大晦日、アリスのお出掛けのための食料を準備していたら、ひどいものを発見してしまいました。普段使っていない部屋に、木の実類やミルワームなどアリスの食べ物が置いてあって、そこに一緒に置いてあるミルワーム用の米ぬかの袋の外に、おが屑のような粉が吹いていたんです。こ、これは！恐る恐る米ぬかの袋の中を見ると、やっぱり！ドングリ虫がウニョウニョしてました。ドングリ虫が米ぬかの袋を食い破って中に侵入し、その後に跡（糞）を残していったのです。隣のアリス用玄米の袋の中でもウニョウニョしてました。実はその1月ほど前にも、同じ部屋の中に置いてあった落花生が粉を吹いているのを発見し、見てみるとドングリ虫がウニョウニョしてたんです。その時、なんかやばいなー、と思ったんですが、これほどまでに被害が広がっていたとは・・・。一体どこからこんなに大量のドングリ虫が出て来たんだろう？状況から見て、拾ってきたドングリから出て来たものとは考えにくい。穀物からわいた虫が成長したということも考えられる・・・。ゲー、おそろしいぃ〜
大晦日からお正月は、アリスは移動用ケージで電車に乗って、アリスちち・ははのお家へ行きました。30日に鳴いてくれちゃってよかったです。お出掛け中に鳴かれたら大変。翌31日には、いつも通りのアリスでした。滞在した一方の家では、鳥用ケージもあるし、部屋である程度の時間放すこともできるのですが、もう一方の家には、ケージがないので、小さな移動用ケージに入りっぱなしで、あまり放すこともできず、かわいそうなアリスでした。どちらの家も、年に2回は行くので、部屋で放してもアリスは「勝手知ったる」という感じです。
幼稚園児の甥っこ2人が、アリスと遊びに来ました。「追いかけちゃだめ、捕まえちゃだめ、食事中に触っちゃだめ」といろいろ禁止したんですが、今にもアリスが踏み潰されそうだし、アリスが食事したいのに触られちゃうし、アリスにはさんざんでした。子どもたちは、アリスが手や肩に乗ったり手の上でヒマワリの種を食べたりするので、大喜びでした。
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