リスな日々

バックナンバー その6


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1998年

11月21日 ∧∧またもや餌の運びだし

ここ数日、アリスはまた、寝所に貯めてあった食糧をどんどん運び出しています。寝所から頬袋をいっぱいにして出てきて、小屋の外で隠して貯食し、また寝所に入って頬袋をいっぱいにして出てきます。いつものことながら、なぜだろう?先週末に寝所の掃除をしたのがやはり気に入らなかったんだろうか。中に入ってた餌をちょっと取り除いたしなぁ。巣材を戻したときの突っ込み方は明らかに気に入らなかったらしく、出入りの通路と居場所を作るのに長時間格闘していたもんなぁ。そんなに運び出しちゃったら、もう寝所の中にはほとんど餌が残ってないと思うんだけど、それでいいんだろうか?昨日今日は、別荘(アリスが放される部屋の一角に作られている)に運び込んでいます。引越のつもりか?でも、人が起きている間は別荘で寝ることが許されているけど、毎晩最終的には小屋の中の寝所で寝なきゃなんないんだよ。


11月20日 ∧∧大好きサツマイモを発見

アリスは、サツマイモが大好きです(写真館に証拠写真あり)。今年の初秋にサツマイモを買ってきたところ、あまり喜んでもらえなかったので、その頃はトウモロコシも売ってたことだし、この秋はほとんどサツマイモをあげてなかったんですが、今日、サツマイモを買ってきてみました。買い物袋に入れたままテーブルの上に置きっぱなしにしてあったら、アリスに発見!されてしまいました。アリスをストップすることはできませんでした。こちらがあ〜あ〜言ってるうちに、アリスは自分の体の倍以上もあるサツマイモにがぶりつき、サツマイモの上にチョンと乗っかってシャクシャク食べ、そしてまたがぶりついて・・・。その姿はとってもラブリーでしたが、していることはとっても悪い。(アリスちちがいたら、「禁止!」と叫ぶことは間違いない。サツマイモが齧られた跡を見ただけでも、間違いなく「禁止!」と叫ぶであろう。)写真を撮ろうかと思ったけど、はっ、そんなことよりこの状況を何とかせねば、と、「今切ってあげるからちょっと待っててね」と言ってサツマイモを奪い取ったら、アリスは袋の中を「ここにあったのに」と探し回り、袋を齧って穴を開け。やっとサツマイモをもらったアリスは、「ホーム」である小屋へ飛んで帰って、おいしそうにサツマイモを食べていました。プチトマトなど大きな食べ物をもらったときなんかは、必ず「ホーム」に帰ります。一応、タンス小屋が「私の場所、ホーム」であると認識されているようです。


11月19日 ∧∧朝は眠いの、そして夜は

今日は陽も出て昨日より暖かく、アリスは午前中にちゃんと1回起きてきました。お昼過ぎに松の実おびき出し作戦で起こすまで寝てましたけど。おまけにその後またお昼寝しちゃいましたけど。今日の2回のたたき起こし作戦では、アリスは噛みリスになってませんでした。

午前中は寝て過ごすようになってから、アリスは夜中に起き出してくるようになりました。夜中に起きてくることは別に珍しいことじゃなくて、毎年、度々あることです。特に夏の暑い間と冬の朝寝坊の間に多いです。寝所の外で腹ばいになってトイレしてお夜食を食べて寝ちゃうこともありますが、ここ数日は、夜中に元気モードになっちゃって、「出せ出せ」言ったり(反復横飛びのこと)します。部屋に放すと元気に跳び回ったりして。夜に活動するくらいなら、午前中の陽が当たって暖かいうちに起きて活動すればいいのに。(でも、朝は寝ていたいのよね〜、よぉく気持ちは分かる。by 夜行性のアリスちち・はは


11月18日 ∧∧たたき起こし作戦その2

うちで行っている、冬のお眠のアリスをたたき起こす作戦、その1は「あぶり出し」ですが、もう1つ、「おいしい物でおびき出す」があります。ここ数日はその2の方を使って成功を収めています。アリスの場合、松の実が必殺技です。決まった缶の中に入れてある松の実を袋から出す時の缶と袋の音で、よほど眠いのでなければ反応します。起きて来ないまでも鼻先くらいは出てきます。次に、寝所の入り口で松の実の袋の口をパフパフさせて、音と匂いでアタックしつつ、もう片方の手で松の実をアリスの鼻先に近づけます。大抵はこれでアリスはニョキニョキと出てくるのですが、眠りが深いと鼻先が出るだけに止どまるので、そしたら、松の実を手で割るかつぶすかします。アリスは必ず出てきます。完全に寝所から出てくるまでは松の実をあげません。先に取られてしまうと、松の実を口にしまってそのまま後ずさりで寝所に戻ってしまいます。松の実は、眠リスや噛みリスの気を引くための「とっておき」とするために、普段は与えないようにしています。

今日は、一段と冷え込んで、陽もあまり差していません。昨日までは、昼過ぎまで起きて来ないとは言っても、それまでにちょっと起きてきてトイレや食事はしていたのですが、今日はとうとう、まったく起きてこなくなりました。お昼頃に、作戦その2で起こしてみましたが、最終段階の松の実を割るまでしなければ起きてきませんでした。ひどい噛みリスでした。超大量のトイレを済ますと同時に、やはりアリスははの顔に飛びかかってきました。そして、すぐに小屋に入りたがりました。小屋の扉は閉めてあったのですが、何回も入りたがるので扉を開けてあげたら、すぐに寝所に潜り込んで行きました。今日はいつもより1時間ほど早く起こしたので、まぁいいやと思いつつ、しばらくしてから、その1のあぶり出し作戦を実行してみました。陽はほとんど当たってませんでしたが、しばらくするとアリスが出てきました。あぶり出しでも噛みリスになってることが多いのですが、引きずり出した時ほどの噛みリスではないことが多く、今日のあぶり出しの時は噛みリスではありませんでした。リスが自発的に起きてくるのが、リスにとっても人間にとっても良いというのは間違いないでしょう。寝所を部屋の中に置きっ放しにしてあったので、アリスはしばらくしてまた寝所に潜り込んでしまった・・・(寝所をゆすって名前を呼んだら出てきたけど・・・これからこれを繰り返すんだなぁ・・・あ、また寝所に入っちゃった、と思ったら出てきた、と思ったら入っちゃった−−続く)


11月16日 ∧∧ペットショップにシマリスがいっぱい

近所のペットショップに行ったら、シマリスがどわ〜っと増えていた。ここは、春・秋のシーズンにそれぞれ仔リスを入荷していて、先日までは、もう大きくなってしまったシマリスがオスメス3匹ずついただけだったのに、今日はオスメスともわらわらいた。こないだまでいたオデブリスもいた。増えた子たちは、若干小さめだった(仔リス?)。う〜ん、どっから登場したんだろう? そのショップにずっといる「ミニプレーリー」と表示された子は、最近行くのがいつも夕方遅くなので、巣箱で丸くなってる姿しか見れないでいるのだけど、随分オデブだった子のはず。そのミニプレーリーとは、本当は何なのか(リチャードソン?にしては大きすぎるし、ハタリスは望めないし、普通のプレのことかなぁ?)お店の人に問いただしてみようと思いつつ、チャンスがないでいる。うーむむ。 非売品と書かれたチンチラ5匹ほどがずっといるんだけど、かわいいなぁ。


11月14日 ∧∧加害者は誰だ!?

噛みリスのアリスは、人がクシャミや咳をすると噛みに来ます。肩に乗せている時にうっかりクシャミなんてしようもんなら、ダッと手の先まで走って来てガブゥッとします。離れていても、すごい顔して「噛むぞ」って睨んでます。ダッシュして攻撃しに来たりします。咳き込んじゃったりしたら、もう大変です。

今日、アリスははが手の先にアリスを乗せていたら、アリスちちが、あろうことか、事前の警告もなしに、いきなり咳し始めたのです。その瞬間、アリスはアリスははの手をガブゥッ!流血沙汰となりました。アリスははが叱り付けた相手は、もちろん・・・。さあ、加害者は誰でしょう?
アリスちちの主張:「私は何も悪いことはしていない」
審判員:「却下」


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