丸帆亭 萬釣報 #15    99.11/09 更新                   
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11/9 新着伊豆 網代湾のボート、10目釣り>
--大爆釣!一年分の釣果が一日でOKか! --  from マエストロFisch

10月29日恒例の秋のボート釣りに行ってきました。
場所は伊豆の網代。いつもはカワハギ狙いでいくのですが、
今回は釣れるものはなんでも釣ってやろうというなんでも屋さん。
実は一週間程前にも行ったのですが、そのときにソーダ鰹が廻ってきたり、
他のボートの人がマダイやらイナダやらを釣るのを見て 次に来る時は、
色々な魚を狙って見たいなんて思ってしまったわけ。
その時は、サビキでアジでもなんてやったらソーダサバが入れ掛かりになり、
ライトタックルの同行者は音を上げてしまい、
すぐに、カワハギ釣りになってしまいました。
7時過ぎに現地に到着。引き船をしてもらって1キロちょっと沖合いの釣り場に連れていってもらう。
先ずはアジでも釣ろうと思いサビキを入れるとすぐにアタリがあり、小アジがポツポツと釣れてくるが
10匹も釣るとアタリが無くなる。 アジの生き餌で大物でも釣れないかと仕掛けを入れるが、
ぜんぜん反応が無い。
その後は、5センチ程度のイサキの赤ちゃんがたまに釣れてくるだけで、ただのコマセ撒きをしている
状態になってしまう。 次に現れたのは40センチ〜50センチのウスバハギの群れ。
こいつらがコマセ袋をみんなで突っついてしまい、仕掛けが入らない。 これがたまに釣れてしまう。
でかいだけに掛かるとたいへん。食べたら旨いんだろうか?旨けりゃこんなにいるわけないか。
ふと気がつくと、目の前を50センチ位のシイラうろうろと泳いでいる。
ブルーやらグリーンやらイエローやらに怪しく輝きながら行ったり来たりしている。
本当に奇麗な魚だ。 一度みてほしい。 おっと!感心して見ている場合じゃない。
釣らなきゃ釣らなきゃ。7フィートのトラウトロッドにTDペンシルをセットして、
エイヤ! 着水と同時に目一杯速く巻く。ルアーが水しぶきを上げて水面を滑ってくると、
いきなりバシャ!っと水柱が立つ。 シイラがヒット!
掛かると同時に大暴れがはじまる。凄いスピードで走り、1メートルくらいのハイジャンプを繰り返す。
やっぱり最高のファイター。 ランディングの時も一瞬ではあるが、
体の色をいろんな色に変化させて楽しませてくれる。
シイラの釣りかたとしてはやはりトップウォーターの釣りが一番楽しいと思うが、 今回ひとつ問題があった。
それは、ウミネコ。網代にはウミネコがいっぱいいるのだが、
こいつがルアーを必死になって追いかけてきてしまうのだ。 一度、ちょっと目をはなしすきに
ルアーをくわえて飛んでしまった。針が掛からなかったから良かったけど冷や汗物。
シイラは群れがいれば次々とヒットしてくるが、いなくなるのも早い。
そんなとき、ルアーをやりながらサビキの仕掛けを置き竿で入れておくと、結構良い魚が釣れてくる。
25センチ前後のマダイや20センチ位のカワハギなど、まじめに狙ってもなかなか釣れて
来ないような 魚が釣れた。
昼ごろになって釣れなくなってきたので、
今回のもう一つの目的であるバーチカルジギングをやることにする。
これは、30グラム〜40グラムのジグを海底まで落してしゃくりながら巻いてくる
釣りかたである。 竿は胴突きの30号負荷。リールは両軸リール。
ラインはPEラインの4号というタックル。 始めるとすぐに魚が掛かってくるが、
20センチ〜40センチのエソばかりでいいかげん嫌になってしまう。
嫌いですこの魚。 こいつは人で言えば、耳のあたりまで口が裂けていてそこに
針の様な歯が並んでいるようなもんで恐ろしい顔をしている。
いつもは底のほうにへばり付いて暮らしているはずななのに、中層でも掛かってくる。
かなり獰猛な奴だ。 これが、場所によっては5連チャンで掛かって来る事もあるから
参ってしまう。でも、ダイナンウミヘビよりはまだマシだけど。
ボートを流しての釣りなので風に流されては風上に漕いでゆくかなり忙しい釣りに
なってしまうのだけど、色々なポイントを攻める 事ができるので結構いろいろな魚が
釣れてくる。 30センチのカサゴ。20センチのホウボウ。あとは何処にでもいるサバ
表層でシイラなど、ジギングは色々釣れてくる。

↑右下と同じこの魚は何?
最後に定置網の外側の水深40メートルの場所に移動してみる。 始めてから暫く何の反応
も無くて諦めかけていると、底から3メートル位のところで、根掛かりのようなショック。
竿先が海中に突っ込まれる。どうにか30メートルの辺りまで持ってくると、
また一気に底まで持ってかれてしまう。
この繰り返しを10分間続けたところで針が外れてしまった。残念。いったい何者。
ヒラメカンパチワラサヒラマサか。あとで聞いた話ではどうもカンパチらしい。
最近廻って来ていると言っていた。 その人の話によれば、生餌さで釣るのだけど、
ハリスは最低でも6号以上ないと取れないやつがいるらしい。
で、どのくらいの大きさかと聞けば両手を大きく広げて「大きいよ。」と言うばかりで
良く分からない。 推定60センチ3キロ以上と言ったところか?。
これはもう一度お手合わせ願うしかないだろう。 もし、こいつを狙いたいと思うのならば、
タックルはしっかりしたものを用意した方がいいですよ。半端じゃないです。

さて、今回私は何種類の魚を釣ったでしょうか。
答えは、アジ、イサキ、ウスバハギ、エソ、カサゴ、カワハギ、サバ、シイラ、
ホウボウ、マダイの10目釣り
でした。
色々盛りだくさんに楽しめる秋のボート釣りでした。

****網代湾ボート釣りへは***********
”内田丸 ”
熱海市下多賀461 ■0557-67-1681
ボート料金一日5000円
******************************

*さて、魚種の特定ができない魚を
釣ってしまいました。
御存知の方、ご一報下さい。
大きさ、30〜40cm,
網代湾で良く釣れます。

*丸帆亭より
<  11/9 第一報につき、取りあえずの掲載です。追加情報、期待しましょう。>


萬釣報 過去のログ 

1999.5 マエストロの奄美釣行記
1999.    1〜4
1998. 11〜12月
1998   9〜10月