萬釣報  mancyouhou 98.11〜12 log


98.11/22 < マエストロ斎藤、教祖ナポ、久里浜湾の缶詰め蛸事件!。 >

11月22日に久里浜港に、教祖ナポ様と二人でカレイを狙ってのボート釣りにいきました。
前の週の土曜日にこの場所でカレイ、シロギスの大釣りがあったという情報があって、
もう行きの電車の中からウハウハ状態の二人でした。

久里浜の砂浜の脇にペリーの銅像かなんかがあって、そのすぐ近くのボート家さんから出船して、
フェリーの航路のすぐ脇で釣るんだけど、しょっちゅう目のまえをいろんな船が
行ったり来たりでなかなか落着かない場所です。
当日は風が強くてかなり釣りずらい条件だったけど、
ここは北西風には強い場所なのでなんとかなった。
カレイは派手好みらしく、ナポ様の特製仕掛けはネックレス仕掛けと呼ばれ、
派手なビーズやらキンキラキンのヒラヒラやら知らない人がみたら
ほんとにアクセサリーにしてしまいそうなほど、それはそれは奇麗な仕掛けです。

釣りはじめてすぐに私の竿にアタリがあり、幸先良く35センチ位のカレイをゲット。
しばらくして、ナポ様にも小型のカレイが釣れて、
今日はウハウハになるかと、おもったら、あとが全く続かない。
先週は20センチオーバーのシロギスやら中型のカレイやらバンバン釣れて
餌がすぐなくなるから多めに買っておいたほうがいいなんて話はウソみたい。
おまけに57センチのマゴチまで釣れたそうだ。
その後釣れてくるのは、小さなメゴチやサビハゼばかり、こいつらがエサをかじってしまい
エサがすぐに無くなってしまう。たまになかなか良いマハゼと小さなシロギスが釣れてくるくらい。

そんななかで、ナポ様が面白いものを釣った。それは、蛸の缶詰。
ナポ様の竿がかなりしなっているが、どうも生体反応が無くてごみのよう。
あがってきたのは汚い缶からだった。その中に結構良い蛸がしっかりと、
針をくわえこんで入っていた。蛸さんエサをゲットしてお家に帰ってくつろいでいたら、
いきなり引っ張られて、踏ん張ったら、お家ごと釣られてしまったわけだ。

それともうひとつが、三枚におろしたサバ。エサ用に作っている最中に海に落したんだと思うけど、
さすがナポ様、いろいろなものを釣るもんだ。
帰りぎわにナポ様がまあまあのカレイを1匹釣ったのみで、
今回のカレイ釣りは不調に終わってしまった。急に寒くなってしまったし条件が悪く、
また、他の船もおんなじようなものだし満足すべきなのだろうけど、二人共納得できない。
先週のウハウハ話を聞いてその気になりすぎてしまったのがいけなかったみたい。

あんたが来るまではよかったけなー。
丸帆亭<  教祖ナポちゃんの法力も、変な方向に働く様になってきたもんだ。


98.11/19 < マエストロ斎藤の 芦ノ湖釣行記 >

19日に芦ノ湖にいきました。
今年の芦ノ湖は例年になく水位が高くて、岸からの釣りは難しい。
今回は、ボートに乗って釣ることにする。
湖尻茶屋から7時30分頃出船して、早川方面に向かってハーリングをやってみる。
すぐにアタリがあるが掛からない。しばらくすると、
またアタリがあり30センチ程のレインボーをあげる。
早川には、先に来ていたナベちゃんがいた。どんなもんかと聞いてみると、
ボツボツ程度には釣れているとのこと。店のお客さん2名を連れてきて釣りを教えていた。
このナベちゃん、先日かのスティーブ・レイジェフにキャスティングを、
見てもらったそうだが、パーフェクトという評価を貰ったそうだ。
世界で一番といえる人から完璧という言葉を貰ったキャスティングは、
やはり、素晴らしく奇麗なループを描いていた。

早川ではぜんぜんアタリも無かったので今度は九頭竜に移動するが、
ここでもアタリがなく、となりの胴切にいってみる。

ここでは、ファーストキャストで釣れてしまう。サイズは大した事ないけどなかなか
良いファイトをするレインボウだった。ところがあとが続かない。
あまり、アタリがないのでルアーをやってみることにする。
最近凝っているリップレスミノーのレッドペッパーを水面でヨタヨタと泳がせると、
すぐにバシャっとくるが、なかなかヒットしない。やっとのことで3匹を釣るが、
サイズは小さいのばかりでちょっとつまらない。
そのあと、フライをやってまあまあのヤツをミドロで釣って午前の部は終了。

昼飯のあとナベちゃんにどんなもんかと聞くと、カディスにでてくると言う。
その時はライズもなく風が強く波も高く、ドライフライには良くない状態だったが、
カディスを付けてやってみる。やっぱりと言うかぜんぜんだめ。
そこでマドラーミノーを付けてやってみると、ファーストキャストでバシャっと出てくる。
過去このパターンでいい思いをしたことがあるので、今度もとおもったが、
3回出て来てノーヒット。あまくない。

この場所をあきらめて湖尻方面に戻って行くのだが全くアタリなし。
風も強く波も高くどんどん流されるように湖尻の桟橋まで来て、
もうそれ以上先にはいきたくなくなって、桟橋の脇のボートの間で釣る。
ここには意外と魚が寄っていて、フライには出てこないのだが
レッドペッパーを投げると良く出てくる。ただし、みんな小さいのばかりで、
ちょっと物足りない。

そんなこんなで、合計レインボウ10匹。型はちいさいのばかりだったけど、
まあ十分といったところでしょう。