新着情報！5/20　＜奄美大島　マングローブはスーパーボイルだ！。＞　from マエストロ

5月9日〜11日まで奄美大島に行ってきました。

今回の旅行は釣り目的ではなく、釣りは空いた時間にやる程度です。
羽田発6時30分の奄美大島直行便に乗って、8時20分頃到着。
直行便はこの便しかなくて、あとは鹿児島で乗り換えに
なってしまうらしい。
目的地は奄美大島の西側で南端にあるヤドリ浜という所です。

途中、このツアーに組み込まれているマングローブ原生林
カヌーツアー に行ってみました。
住用川と役勝川の河口のデルタ地帯に、最北端のマングローブ林が
広がっていて、
ここをガイドにカヌーで案内してもらうというツアーだが、ここで面白い物を見てしまった。
あっちでもこっちでも魚がボイル状態で跳ねていた。
ガイドに聞いてみると、ミナミクロダイとフエフキダイらしい。
このガイド、暇な時はルアーロッド持って釣りをしているらしく、何処で何センチの
魚が釣れたというガイドまでしていた。
彼にとっても滅多ないおいしい状態だったらしく、しきりに「竿を取りに行きたいな」なんて
言っていたが、竿を取りに行きたいのはこっちのほうでした。
実際、４０センチ位までのクロダイやフエフキダイが多数泳いでいるのが目撃できた。
釣りをしたらかなりおいしそうな場所です。

２日目は天気が悪くて午前中空いた時間ができたが、私にとっては釣りが出来るので好都合。早速竿担いで釣りに行く。
とは言ってもホテルの庭先が遠浅の浜になっていて１分もかからない。
雨と風が強いけれど、風裏になっているので何とか釣りはできそう。

７フィートのトラウトロッドに１０ポンドライン、Ｔ．Ｄペンシルという道具で釣りはじめる。
始めるとすぐにバシャ！と出てくるが掛からない。
そのあとも何度か出てくるがやはりおなじで掛からない。
風が左右からぶつかり合っている場所があったので、そっちへ移動してみる。
一投目からバシャ！と出てくるが掛からない。出方がさっきの場所よりも派手なので熱くなる。
投げるごとに派手にでてくるが、ガツ！と来るだけで掛からない。よけい熱くなる。
何投目だろうか？やっとヒット！釣れてきたのは２５センチのカスミアジ。
伊豆で釣れるメッキと違って、青と黄色の色合いが美しくカッコイイ魚。
その後はバラシばかりで、そのうち出なくなってしまった。

キャスティングしながら浜を移動してゆくと、バシャ！と出てきて何かがヒット！
初めはおとなしかったけど、いきなり走りだした。
激しくラインが出てゆくばかりで止まらず、ラインの残量が気になりだした。
強引に止めると、後は意外におとなしく寄ってきた。
何者かとみればなんと１メートル４０センチのアカヤガラ。
本日の釣果、カスミアジ２匹、ヤガラ１匹でした。

３日目は早朝から朝食までの釣り。昨日とは打って変わって良い天気。
魚も気分良く、食い気満々で浜辺に集まっているのかと思えば大間違い。
投げても投げても、忘れた頃にパシャ！とくるだけでぜんぜん迫力がない。
ルアーをレッドペッパーに変えて見ると何やらバシャバシャ！、
と出てきて合わせをくれると、ルアーが無い。何のショックもなく、
ラインが切れるとは、鋭い歯にやられたのか？
トップに出てこないので、ルアーをスローシンキングミノーに交換する。
ガツンガツンとアタリが出るが、フッキングしてくれない。
波打ち際まで追っかけてきたやつがやっと掛かった、即抜き上げる。
５０センチのダツ（正確にはオキザヨリ）。
本日の釣果、カスミアジ１匹、ダツ１匹、ハタ（種類は不明）１匹でした。　左は同行のツトちゃん、右がマエストロ斎藤

今回の釣りは数は大して釣れなかったけれど、魚が出てきた数と、
バラシの数は半端じゃない。
エキサイトできるなかなか良い釣りだったと思う。
こんな釣りがホテルの庭先の浜で出来てしまうんだから、素晴らしい。
良い場所を見つけてやれば、かなりの大物を釣る事も簡単なもではないか？
カスミアジなら５０センチくらいまでの奴だったらかなり狙えるらしい。
道路から見える場所だけでも絶好の場所が何個所も確認できた。
今度は釣り目的で行ってみたいものだ。