3/17 <芦ノ湖、第一報!>状況良くないけど、11尾は出来すぎか? 

from マエストロ斎藤

asinoko,jpg 今シーズン初めて芦ノ湖に出かけてみました。
 今年の芦ノ湖はなんか変。魚が浅いところにいないみたい。
 
解禁以来、岸からの立ち込み釣りで良く釣れたという話がぜんぜん無い
 一説によれば
川鵜が大挙してやってきて、浅場の魚を狙っているので
 魚がおびえて浅い所に入って来なくなってしまったらしい。

いつもと違うことはこれくらいしかないので、本当かもしれない。
暖かくなれば浅場に魚が集まるようになるとは思うけど、今は絶不調。
そんなわけで、今回はボート釣り。

下界は前日18度まで気温が上がって、今日もそのくらいになると言っていたのに、
芦ノ湖は最高気温10度で、強風雨交じりとかなり厳しい条件。
湖尻茶屋から出船してロッジングセンター方面に向かう。

桃源台の遊覧船桟橋の先で釣り始めるが、アタリは全く無い。
水深7メートル位のラインの底の方をスローリトリーブするのが良い。
という情報を聞いているのでそのとうりにやってみるが、ぜんぜんだめ。
始めてから2時間以上、10時を過ぎてもアタリ無し。
どこかで釣っている奴はいないかと周りを見回してみるが、
ルアー・フライの人では、立ち込みでやっている人が1匹釣ったのを見ただけで、
ずらっと並んだボートの方は餌釣りの人がぼつぼつ釣っているだけで、釣れてない様子。
風はどんどん強くなってくるし、時々雨が降ってくるしで泣きがはいってくる。

場所を早川水門寄りに移して暫くやっていると、待望の1匹が釣れた。
35センチだがなかなかのファイト。急に元気が出てくる。
フライは、ジンジャーのミドロ。
このフライの前にもいろいろなフライを使ったし、またこの後にもいろいろな
フライを使ってみたのだけれど、今日はこのフライだけにしかアタリが無かった。
他のフライを使ってだめでも、このフライを使うとアタリが出るというパターン。
同じミドロでもいつも良く釣れるオリーブにはアタリが出ないから不思議。

その後、何個所か場所を変えるが忘れかけた頃に1匹釣れるという感じで
だらだらと釣れてくるのであまり釣った気がしない。
とは言っても、相変わらず周りの人は釣れてないので納得しなければ。
4時近くなりそろそろ終わりかなと思っているところに、
来ました大物。
本日
最大44センチのレインボー!!。

これぞレインボーのファイトという感じでジャンプ!ジャンプ!最高!

そんなこんなで30センチ以下のサイズが多かったもののレインボー11匹ゲット。
バラシ3匹で、終わってみればいつもと 同じかちょっと良い釣果。
アタリ針に助けられた一日でした。

今年の芦ノ湖の魚のファイトは、なかなかグッドです。


3/4  <テンカラ初釣行記 奥多摩、養沢毛針専用釣場 > from マエストロ斎藤

 tennkara.jpg今年はテンカラを始めようと思いついて、先日、竿を買ってきました。
 道具を買えば使いたくなるもので、行ってきました養沢川毛針専用釣場
 1日に解禁になったばかりで、今までこんな早い時期に行った事なんてなかったんだけどね。

 昼頃に行って駐車場は満車でかなり混んでいた。受け付け番号は65番。
 雨が少ないせいで、水はチョロチョロ状態。今まで行ったうちで一番少ないとおもう。
 それでも魚は結構多くて、水深のある所にはかなりまとまっていた。

 テンカラは全くの初めてではなくて、丸帆亭の竿を借りて1時間くらいやったことがある。
 その時に型の良いヤマメが釣れてしまって、はまりこんでしまったわけ。
 テンカラのラインはいろいろな種類があるんだけど、今回選んだのはレベルライン。
4号のフロロカーボン糸をつかった全長5メートルの仕掛け。

キャスティングの練習もしないでいきなり釣りはじめる。
風がかなり強くてやりにくいのだけど、想ったよりも簡単に飛んでゆく。
以前、竿を借りてやった時よりもはるかに簡単に飛ぶ気がした。

5投目位でニジマスがヒット。目出度い初物である。
テンカラ竿でのファイトは、餌釣りの竿にもないフライロッドにもない独特の味がある。
大きな魚が掛かるとなかなか寄ってこないし、実にスリリングなファイトが味わえる。
丸帆亭の竿よりも胴がしっかりしているので少しは楽にランディングできるけど・・。

場所によって魚が良く反応したり、全く反応しないで固まってしまっていたりと、
かなりムラがあるけど、良い場所にあたれば一個所で何匹か釣れてくる。
ウェットフライで水面近くをチョンチョンと泳がせる釣り方なのだけれど、
出てくるヤツはかなり派手にバシャッと出てくる。夏の魚と出方は変わらない感じ。
ドライフライも少しやったけれども全くの不発。一度も出てこなかった。

しかし、テンカラでのドライはやり易い。
細かいポイントを攻め易いし、ドラッグがほとんど気にならない。
手返しがフライよりも早いし、ヤマメを狙うには理想的な攻めかたができるだろう。

ヤマメといえば、泳いでいるヤマメは1匹しか目撃できなかった。
事務所で聞いたら、ヤマメはいっぱい放してあると言ってたし、
ヤマメバッチは、もう65個も出ているといっていた。本当だろうか。
今回ニジマスは20匹位ヒットしているけど、ヤマメはさっぱり。
ニジマス20匹釣るよりも奇麗なヤマメ1匹釣ったほうが嬉しいかもしれない。

養沢川位の川でヤマメを狙うのであればフライよりもテンカラのほうが、
圧倒的に有利だとおもう。増水して魚が元気になる頃には面白い釣りができるだろう。

みんなでテンカラやりましょう。

 <養沢毛針専用釣場>
〒190-0171   東京都あきる野市養沢103   Tel:042-596-5108
  入漁料:一日¥4.500 営業:3/1〜9/30  AM6:00〜日没


   1/31 <朝霞ガーデンにストライパーが!!。> From 丸帆亭

丸帆亭だって本当はこんなMacみたいな怪しげな物いじってないで、
週に2回位は釣りに行ける生活がしたいんだけど、
一身上とMacの事情でなかなか時間が取れなくなってきて、
悔しいから始めた釣りページなんだけど、益々ソレが首を絞める結果になって、四苦八苦!
マエストロ氏には「そろそろ自分で書け!」って愛想つかされるし、
拙が思うには、釣りって釣場と同じ位に前後のプロセスを楽しむ事が必要で、
去年なんか「兎に角行くだけ行ってみよう」ってんで、さんざん物足りない釣りをしてしまいました。
それで、チャンと準備と思い入れが伴った釣りが出来る様になるまで、
釣行はひかえようと思ってたのだけど、なんせ釣り人のサガで、
やっぱり暫く我慢していても、魚のプルプルっていう感触がどうしても欲しくなっちゃって、
ははは、行ってきました管理釣場 ”
朝霞ガーデン”!!。

 都心に在住のルアー&フライマン御存知の、交通至便、池袋から30分って奴ですわ!。
ココは混雑してる時は、何だか昔の室内釣り堀みたいに、肩が触れそうになって釣りをする様な
羽目になっちゃうけど、それなりに混雑時の暗黙のルールみたいなのが出来て、
結構、異様な緊張感で、拙もそれほど嫌いじゃないんだ、
3時間で¥2.000っていうお得なコースもあるしね。
今日は幸い、まあまあの人出でした。もっとも、拙のおでましはお昼過ぎの話だけどね。

ナニー?!?!。ルアーのトレーラー禁止だったの!!!。

いつもはフライオンリーなんだけど、今回ココに通ってる知り合いの島崎クンが、ルアーでも結構釣れます,
って言う話だったから、どっちかって言うと苦手な釣りだけど、
7fのペナペナのスピニングロッド一本担いで,ルアー専用池に入った訳。
〔丸帆亭はこのロッドを#4のフライロッドとしても使っちゃうんだよー。〕

最初は2gのスプーンで地道にやってたんだけど、アタリは2〜3回あるけど乗らないし、
まあボウズは嫌だから形を見ようってんで、例の赤玉〔エッグフライ〕をトレーラーに付けたんだ。
まあお約束どうり即座に反応してくれて、アッというまに6匹ほどのレギュラーサイズの
レインボーを釣ったんだけど、なんか回りの視線が変!。
 まあそれまで回りもロクに釣れていなかったし、羨望の眼差しは慣れておるわいってんで
天狗しながら7匹目を狙ってたら、ゴミ拾いに回って来た監視員に、
あのー、トレーラーは禁止なんですけど。」だって。ギャーー!!ハズカシー!。

ココは年間3〜4回程度は来てるはずだけど、いつもはフライだし、
ゲゲ!いつからそんなルールに成ったのか、ちっとも知らなかったよー。
 監視員指さす看板に、ははは、書いてあるじゃありませんか。そう言えばここ2〜3年で来るたびに、
池のレイアウトや魚種が変ってたもんな。これもブームの恩恵か、
ちなみにリリース前提の人はバーブレスフックじゃなきゃダメとも書いてある。
ゲー、大変な事になっておるワイ、拙なんざココに進駐軍がウロウロしてた頃から
親父に連れられて来てたんだぞー。と、怒鳴ってもみたかったけど、
まあルール知らずの田舎もんの汚名を残したままルアー専用池を退散する事にした。
「トレーラー止めたら何も釣れないんでやんの。」ってのを実証するのは御免だもんね。

その後、フライ専用池に移って、マエストロ氏の巻いたゾンカーと表層ウェットで2匹、
この池では合法のはずの赤玉で3匹と、そこそこのプルプルでありました。

惜しむらくは、魚種の問題なんだけど、ココ、特に凄いのはフライ専用池なんだけど、
虹、ブラウン、岩魚、山女魚、はもちろん、なんと、ペヘレイ、グレーリング、まで入ってる。
驚いたのは、上記のどれにも当てはまらないシマシマの体高のあるデカイ奴が、
我が物顔で巡回してくるから、後で事務所で尋ねたら、なんと”
ストライプトバス〔ストライパー〕”、
だってさ!。アレって海水魚じゃなかったっけ?。

担当者によると、食用養殖で淡水で育てている種類で試しに輸入して入れてみたら
平気で生きているとの事だ。「釣れるの?」って聞いたら、「まだ誰も!」だってさ。
今日は拙も虹だけだったし、ペヘレイもグレーリングもまして、ストライパーなんて、
誰も釣ってないみたいだったなー。挑戦する価値あるかもよ!。

そんなこんなで、”朝霞ガーデン”、休日半日の釣りには、やり方次第で結構面白いかもよ。
通える方は管理釣場の奥深さも楽しめるはずですゾ。

朝霞ガーデン: 埼玉県朝霞市田島2-8-1 TEL048-459-0258 営業 6:30~17:00 金曜定休。


99.1/15 <三浦剣崎沖、教祖ナポ、十八番のカワハギ>  Form マエストロ

1月15日、三浦半島剣崎沖にナポ様とカワハギ釣りに行ってきました。
当日は天気予報が午後から雪という予報で危ぶまれたが、なんとか出船できた。
久里浜から乗り合い船で午前8時出船して、30分も走ると釣り場到着。風が強く、波も高く、雨降りそうだし寒い。
こりゃ、好きでなければやってられない。
カワハギといえば、餌取りの名人。
上下、左右、自在に動いて餌をあっという間にかじり取ってしまう。アタリが出ないうちに、
餌が無くなってしまうのが当たり前で、いかにアタリを出すか食わせるかが、腕の差となってくる。
ナポ様といえば、このカワハギの事を釣り雑誌に書いて暮らしている人。
当然、テクニシャン。どんな条件でも爆釣!と簡単に行かないのがこの釣り。
それだけ奥が深いというか、簡単に釣れると文句が出そうな変な釣りです。

釣りを開始してしばらくしてもアタリがない。アタリが無いのは当たり前のことなのだが、
餌もそのまま上がって来てしまう。
それでも、場所を移動するうちにまわりで、ボツボツと釣れはじめてくる。
ナポ様も、釣れはじめてきているが、私にはアタリすら無い。無いというよりは、
食われるだけでアタリがわからない、というのが本当。
たたき釣り、たるませ釣りと、教えてもらったこと全部やっても釣れない。
1匹目を釣るまでに1時間程かかってしまった。

ナポ様は結構調子が出てきて、数を伸ばしてゆくが、型は小さいのばかりで半分ほどはリリースしてしまう。
私はといえば、ナポ様が2匹釣ると1匹という感じで釣ってゆく。
どうもアワセが早すぎるらしい、アタリが出ると瞬間的に合わせてしまうのだが、
ナポ様に言わせれば、アタリがでたらそのまま食わせて、リールを巻き上げればいい、
アワセはくれるなというのだが、ついに、できなかった。

そんな訳で、結果、私8匹。ナポ様15匹。
船中、約25人位乗っていたけど、最高釣った人でも25匹くらいの感じでした。
潮の流れも悪く、天気も悪く、かなりの悪条件の中ではまあまあの釣りでしょうか。
釣ったカワハギは、薄造りにして肝醤油で食べたり、糸造りにして肝合えにしたり鍋ものにしたりと楽しめました。



98.12/23山梨、鹿留管理釣場、マエストロ不調?遠藤タヌキ独壇場か?> From.マエストロ

(以下、掲示板からの転載です。)

鹿留に遠藤さんと行った。年末恒例の薫製の材料取りです。

でっかいニジマスを沢山釣るつもりだったのだが苦戦してしまった。
魚が小さい。大きなやつはいることはいるんだが、ぜんぜん食ってこない。
朝のうちはドライでたまに釣れるだけ、それも25センチ以下のやつばかり。
日が高くなってきてからシンキングで釣れだしてくる。
まあまあのサイズも混じってくるけど、大きいのは遠藤さんばかりにくる。
なぜだ?
遠藤さんは針の違いだというが、そのアタリ針を貰ってやっても大きさはかわらない。
今日は遠藤さんにツキがまわっているんだと言う事で納得するしかないだろう。
久しぶりにスプーンで釣ってしまった。
今の時期のスプーンでのアタリはなんと小さい事か、なんと掛からない事か。
やっているとそのうち胃が痛くなるんじゃないかと思うほどラインに集中しなければならない。
それよりも、トップウォーターガバチョンのほうが面白くて、やっぱりレッドペパーをつかってしまう。
相変わらずこいつは強力でよく働いてくれた。

今回はニジマスしか釣れなかったが魚種は相当増えているらしく、
新顔としてはカットスロートがいるらしい。
東山湖とか何個所かあわせて全魚種を制覇するとニュージーランドへご招待という
フィッシングラリーをやっているらしい。自信のある人は挑戦してみたら?