ステレオ月面写真





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→特別編 「ステレオ月面写真の技法を検証する」


 ここで紹介する写真は,擬似的に視差を作った「擬似ステレオ写真」ではなく,実際に視差のある画像を取得し,ステレオ写真として構成しています。
 撮影方法は難しくありません。1〜3時間程度の時間差をおいて月を撮影するだけです。そうすると,地球の自転により,観測者と月の位置関係が微妙に変化します。それを視差として利用したものです。
 厳密に言えば,撮影間隔を空けると,月齢も進みますし,月も公転して動いていますから,多少の誤差を含みます。それほど綿密に作られたものではありませんが,立体感はしっかりと分かりますので,臨場感ある画像がお楽しみいただけると思います。


「ステレオ月面写真」の見かた

 平行法……左画像を左眼で,右画像を右眼で見る……で,ごらんください。
 左右の画像の間隔は,50〜55mmぐらいにすると,最も見やすくなります。立体視に慣れている方は大き目の画像でも立体視出来ると思いますので,チャレンジしてみてください。モニター上で画像の大きさを調整できない場合,フォトペーパーに適切なサイズでプリントしてみてください。かなりリアルな立体像が楽しめます。

 なお,このページの画像は,すべて正立像にしています。
 また,目の健康のため,あまり長時間注視しないようにしてください。

 「ステレオ月面写真」の詳しい作り方については,→こちらをご覧ください。


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