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京セラ Tプルーフ
先日ちょっと気になっていた京セラTプルーフを購入しました。
(定価\41,000、購入価格は99/8/11時点で\18,800)
Tプルーフは同じ京セラ製ですがコンタックスではなく京セラの名前で販売しているコンパクトカメラです。特徴は生活防水されているところと、カールツァイスのテッサーT* 35mm/F3.5がついていることです。
Tプルーフ - その実力と名前
定価を見るとそんなに安くはないと言えますが、実売はその半分以下です。とてもコストパフォーマンスに優れたよいカメラなのですが、京セラブランドのカメラ、ということが価格の低下を押さえられなかったのかもしれません。同じT*がついていてもコンタックスブランドならこんなには実売の低下はなかったかもしれません。(われわれには都合のよいことではありますが)
そうしてみるとブランド力と言うのはかなり強いものですが、それを築くのはまた大変なことでしょう。名前だけ歴史的なものを借りてきたから簡単にブランドが築き上げれたというのではないのです。
逆説的ですがそうした意味でプラスティックの安い外見のカメラにコンタックスの名前を冠せられなかったともいえます。
また海外ではヤシカT4スーパーとして高評を博しており日本よりも人気があるようです。しかし、このことからは日本人はブランド品しか買わないということは結論づけれられません。海外では所得格差が日本よりはるかに大きく普及価格帯のコンシューマー品がはいる余地はカメラに限らず全てにおいて日本より大きいからです。

T PROOF , RVP
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ヴォイス
- Tプルーフ
1.
−そのレンズと画質
Tプルーフで実写したプリントをぱっと見た印象は非常にきれいに感じました。ほっとする一瞬です。
まるで「高級レンズで撮ったような」感じです。
なぜそういう「高級レンズで撮ったような」感じを受けるのかと他のプリントを見ていくと気がつきます。それは....Click
2.
−操作性と機能
ボディーについては大きいのが収納とスタイル面でややマイナスですが、これもホールディングと言うことを考えるとプラスとなります。コンパクトはただでさえぶれ易いので角が丸くてやや大き目のボディーの方がホールドしやすいのです。また....Click
3.
−露出補正のヒント
Tプルーフの大きな欠点としてポジでこそ使用したい発色の良さと階調特性があるのに露出補正ができない、というジレンマがあげられます。白い雲は雨雲に見え写真の主題が変わってしまいます。
CONTAX Tの場合はフィルム感度設定を変えることで抜け道がありました。
しかしそれさえないTプルーフの場合はもう成り行き任せのような気もします。
そこで視点を少し変えて.....Click

English
Kyocera Yashika T4 SuperD
(a.k.a T PROOF)
Chap 1. Decent picture quality of the Tessar
Chap 2. Mobility of the T4, specs
Chap 3. A hint for exposure control for T4
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