ゴスペル よい知らせ キリストをあなたに @31church.net
   キリスト教に関するQ&A

     Q.9 善良な人が不幸な、悪人が幸福な一生を何故?
     Q.10 今でも奇跡は起きるのですか?
     
Q.11 ものみの塔はキリスト教か?

 Q.8 キリスト者と偽善者との違いはなんですか?

 A.
キリスト者はキリストの十字架の購い(身代わりの死)によって罪を赦され、神の子供としての新しい命を与えられた者です。この新しい命は神の御心(善)を行う力を与えられています(ローマ8:1〜17)。しかし、キリスト者の内面には善を行う「新しい人」と一緒に生来の古い罪の自分が「古い人」として滅びる運命にありながらも残存していて「新しい人」の足を引っ張っています。そこでキリスト者は「古い人」を日々十字架のキリストと共に死んだ者であることを告白しつつ、キリストの復活と共によみがえった「新しい人」として祈りのうちに日々強められ成長している者なのです(ガラテヤ5:16〜24)。従って、善を行うことに失敗することもありますが、七転び八起きの精神で主に立ち返って、善の道を目指している者です。
 ★
これに対し、偽善者とは、外面的に善人を装いつつ、心の内側は生来の貪欲・傲慢・悪意などの罪の心に支配されている人々のことです。キリストは当時の律法学者・パリサイ人を偽善者として厳しく断罪なさると共に、弟子たちにも「パリサイ人の偽善に気を付けよ」と弟子たち自身が偽善者となることのないように警告しておられます
(マタイ16:6:同5:20)。私達キリスト者も牧師も少しでも油断したり慢心したりするなら、たちまち偽善者に成り下がる危険と落とし穴がいっぱいあるのです。


 Q.9
善良な人が不幸な生涯を送ることがあり、悪人が健康と富と名誉を手にして一生を終えることがあります。このような道理に合わないことが何故起こるのですか?

 A.
旧約聖書詩篇の著者の一人アサフも同じ疑問をいだき、「悪人の栄えるのを見て、信仰の歩みがつまずくばかりになった。」(詩篇73:2,3)と歌っています。しかし、彼は神の聖所で悪人の最後を見せられ悟りました、悪人の栄えはこの世のつかの間の出来事であることを(同73:17〜19)
 ★人は、自分が生まれて来る前、この世に存在しなかったことを知っているので、死んだ後も同様に存在しなくなるものと勝手に思い込んでいます。しかし、自分でこの世に出て来た者はキリスト以外誰もいません(ヨハネ1:9〜11)。みな母の胎内で神によって創造されたのです(詩篇139:13)。それならば、世を去った後の自分の状態を自分で決められないのは当然のことです。あなたの創造者なる神はあなたの死後の状態を天国か地獄かどちらかで永遠に生きることの二つに一つをあなたに選択する自由を与えておられます。この二つの道以外に選択の余地は全くありません。
 ★イエス・キリストを信じて新天新地での永遠至福の生活に入る者にとって、地上の苦労は70,80長くて100年と言えどもつかの間のことでしかありません。火と硫黄の燃える池で永遠に苦しむ事の定まった者にとって、地上の安楽な一生は、神の御前では屠られる日の前に丸々と肥やされている牛や豚の生活の様なものでしかありません(2ペテロ2:12;3:7)


 Q.10 今でも奇跡は起きるのですか?

 A.
聖書の神は全能の神です。「人にはできない事も神にはできるのです。」(マルコ10:27)。「イエス・キリストは昨日も今日もいつまでも変わらない(ヘブル13:8)お方です。このキリストは今も教会の中に(マタイ28:20)、そしてキリスト者の中に(ヨハネ14:23)住んでおられます。そして、「私を信じる者は私のしている業をする。そればかりか更に大きな業をする。」(ヨハネ14:12)。というキリストご自身の約束があります。
 ★ですから、このキリストのことばを信じる教会と信徒は今日も奇跡を体験しています。しかし、キリスト教会の中にはキリストの十字架までは信じるけれど、肉体の復活を信じない、更に奇跡全般を文字通りに起きたとは信じない教会や、奇跡は聖書の時代は起きたが今は起きないと、かたくなに信じる教会があります。こういう信じない教会と信徒は奇跡を体験できません。或いは、奇跡を目の前にしてもそれを見分ける眼をもたないのです。
 ★筆者もこれまで家族や自分の病気や困難の数々を祈りによって克服して来ました。筆者自身は、歯医者以外はあまり行きません。最近アルゼンチンの伝道集会中、虫歯が完治する人々が多く出ています。インドネシアのリバイバルの頃、水上歩行したキリスト者や礼拝中、水がぶどう酒に変わる奇跡を体験した教会の報告もあります。 キリスト教案内〈16〉奇跡について 信仰偉人逸話集〈1〉信仰の巨人スミス・ウィグルスワースご参照


 Q.11
輸血拒否で知られる「ものみの塔(別名・エホバの証人)」はキリスト教ですか?

 A.いいえ、キリスト教ではありません。アメリカ生まれの新興宗教です。これが、新教・旧教を問わずキリスト教界の共通の認識です。
 ★プロテスタント・キリスト教会は、旧新両約全聖書をその原典において誤りなき神のことばと信じ、信仰と生活の基準としています。ところが、「ものみの塔」は自分たちの教えに従って、聖書を勝手に改ざんし(書きかえ)て、聖書に関して間違ったことを人々に教えて、惑わしているのです。しかし、エホバの証人たち一人一人は組織の指図するがままに動いているだけで、人々を惑わしている自覚は全くありません。当人たちも組織の背後にいて組織を操っている黒幕サタンの犠牲者たちです。
 ★集団結婚で知られる統一教会、無料英会話のモルモン教会(末日聖徒イエス・キリスト教会)、神の幕屋(別名・原始福音−教祖・手島郁郎氏)も同じです。彼らに共通することは、三位一体の神や十字架による救いなどの聖書の重大な根本教理を否定している点です。従って、彼らとその教えには救いがありません。
 ★聖書の根本教理を否定するこれらの、いわゆるキリスト教系新興宗教団体は異端と呼ばれ、聖書はこのような教えとそれらを教える人々は「のろわれる」と明言しています(下記)。
 ★聖書のことば「たとい私たちであろうと、天からのみ使いであろうと、私たちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その人はのろわれるべきである」(ガラテヤ1:8)

 ★ものみの塔(エホバの証人)の異端性、危険なカルト性について更に知りたい方は下記のサイトをご覧ください。

大野キリスト教会の「エホバの証人研究資料集」
市川北教会の「エホバの証人研究コーナー」


 ★モルモン教の異端性について更に知りたい方は
モルモン教会の真実‐聖徒の未知
 をご覧ください。


URL http://31church.net
キリスト紀元2003年 6月 1日公開


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