ひとまずお先に行くよ! じゃあ!
Tio 玲二 富士霊園「文学者の墓」に!
- 1970年より30年間スペインの古都セビリアに定住し、Tioの愛称でみなさんから親しまれた次兄 永川玲二(ながかわれいじ)は西暦2000年4月22日東京にて他界いたしました。享年72歳でした。
5月1日に近親者による密葬を済ませ、5月末には法政大学学生食堂において「永川玲二を偲ぶ会」が開催され300名以上の方々がお集まりいただきました。
墓所は郷里鳥取県米子市内「法城寺」にある「永川家累代之墓」。関東圏では御殿場市郊外、富士を望む「富士霊園」内、観光名所にもなっております「文学者の墓」に愛用の眼鏡が遺品として納められています。碑には「アンルダシーア風土記 永川玲二 七十二歳 西暦二千年四月二十二日」と記されています。春と秋には墓前祭がおこなわれます。
12月2日にはセビリア大学に於いて追悼集会もおこなわれ、現地の方々、在欧邦人の方々たくさんのご列席をいただいたようです。
<永川玲二略歴>
1928年、鳥取県米子市生まれ、東京大学文学部英文科を卒業後、東京都立大学助教授などを経て、1970年からスペインに定住し、主に海洋文学史を研究。著書に「アンダルシーア風土記」岩波書店、「ことばの政治学」岩波書店、翻訳に、A.シリトー「土曜の夜と日曜の朝」新潮文庫、E.ブロンテ「嵐が丘」集英社文庫、J.ジョイス「ユリシーズ」丸谷才一、高松雄一共訳、集英社など。
関連リンク
- 新刊「アンダルシーア風土記」 岩波書店から出版!
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交友記録
- 1997年7月上旬、祐三、新しいワープロを届けにセビリア来訪。
- 1998年6月中旬、玲二、祐三、恵美子、隆介、佑子、晶子とでポルトガルの海岸線をドライブ旅行。
<お願い> 兄、永川玲二の経歴、友人との交友、旅の記録などをこのページに少しづつリストアップしています。情報をお持ちの方にmailいただければ助かります。