2004/05/10 更新
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「自然朴の会」山行記録

雄国山・厩岳山
(1271m)・(1261m)

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山行記録 ゴールデンウイーク2日目

2004年05月02日(日)   晴れ

コースタイム
 雄子沢登山口 8:45 → 9:50 雄国沼・雄国山分岐 10:00 → 10:28 雄国山山頂 10:35
 → 11:45雄子沢登山口
 林道分岐 12:43 → 13:07厩岳山登山口 → 14:29 観音堂 → 14:55 厩岳山(ののたけさん)山頂
 15:05 → 15:55厩岳山登山口 → 16:10林道分岐

  宿を出発して途中のコンビニで昼食を仕入た後、雄子沢登山口の駐車場に向かう。  駐車場はまだ多少の空きが有った、身支度を整え登山口から歩き出す。 登山道には雪も無 く初めは緩やかなので昨日の疲れが残っている足にはちょうど良かった。 登山道の真ん中で カサカサと音がするので見ると石と落ち葉の陰で少し小さい青大将が隠れようとしていた、 冬眠から覚めて日光浴でもしようとしていたのか、それにしても登山道のど真ん中の石の下 では落ち着いていられないのではないかと他人事ながら気になった。 歩き始めて30分も した頃から登山道が雪で隠れ初めてくるが昨日来の雪道歩きで、これも歩きやすい。  1時間少しで雄国沼と雄国山の分岐に到着した、この辺りは雪解け水で池の様になっている、 道の端の藪を伝って行った所のちょうど分岐の所でSWIが藪に引っ掛って落ちないでいた 高級外車(BMW)のキーを見つけた。 汚れていないのですぐ前に通った登山客のではと思い 分岐の看板に目立つ様にして置き、取りあえず今日の目的の雄国山に向かう。 登山道は 比較的緩やかで途中には階段や休憩用のベンチもあり30分ほどで山頂に着くことが出来る。  山頂には展望台が有り360度の展望が得られる。 西には雪を被った飯豊連邦が輝いており、 東には昨日登った磐梯山、そして南には雄国沼が広がっている。 今日は後1山が残っている ので早々に下山にかかり、先ほどの分岐で車のキーを見ると先ほどから40程経過しているに もかかわらず先ほど置いたままなので取りあえず持って下山して駐車場に該当する車が有れば そこに置く事にする。 登山口の駐車場に戻り車を見るが該当する様な車は見当たらないので 取りあえず昼食にする、WTNは明日結婚式に出なければならないのでここで分かれて帰宅す る事になった。 帰る途中に裏磐梯の交番にキーを届けてもらう事にして預ける、後で聞いた 話だとこれがWTNの貧乏くじだった様だ。 他のメンバーは猫魔ゴールドラインを猪苗代方面 に峠越えをして、アルツ磐梯スキー場を過ぎた辺りの右手に栄川酒造の工場がある。その先に林道「 北堰・赤枝」線があるので、その林道を400〜450m程入った所に登山口の案内板が立って いるはずだったが杉の植林のため何も見当たらない。 分岐だったと思われる所の路肩に車を止め、 そこから古城ヶ峰を北に見ながら右手に植林された山肌を見ながら緩やかな上りの林道を30分程 と右への分岐が有り、小さな「厩岳山登山口」の標識が有るのでそこから踏み跡を厩岳山方向に進む。  杉林に入るとすぐに一番と書かれた標識が有り石仏が祭られている、これは山頂下の観音堂(厩岳神社) の所まで三十三有るそうだ。 しかし最初の1番では先が遠く感じられるだけで励みにはならない、 先ほど登山口分岐から見えた山頂は遥か彼方で有り、昨日の疲労に先ほどの雄国山の疲れも手伝って 足取りが重い。 言葉も少なく歩き始めて2時間弱で観音堂に到着、ここで少し休憩を取り最後の急 に備える。 観音堂から山頂へはお堂東に有る水場の所から取り掛かる、やはり急で石がごろごろした 足場の良くない登りから始まる、山頂近くまで急な登りが続き山頂近くでは雪で登山道が見えなく なったので、山頂めがけて雪を直登する。 山頂には大きな石が数個横たわっていて山頂の標識が 立っており、展望は又しても360度である。 北を見ると雄国沼が先ほど雄国山から見たのとは 反対側から見る形になり違う印象を受ける、私はこちらからの方が気にいった。 日も傾き始めたので 早々に戻る事にする、登りは長かったが下りはやはり早い、足腰がそろそろ歩くのは沢山だよと言い 始めるころに何とか車に戻り、今宵の宿に向うが途中やはりゴールデンウイークか、今宵の宿の 田部井純子女史がオーナーの沼尻高原ロッジまで普通なら20分位でスーイスーイ行くはずが、 猪苗代の町で渋滞していて結局は倍の40分程かかり5時頃に着いた。 早々に温泉につかり特別夕食 で生ビールを奮発する、これが旨かった。 部屋に戻りWTNに電話を入れて見る、家には無事戻った 様だがキーを届けに行った裏磐梯の交番が不在で、結局猪苗代の交番まで遠回りする羽目になったとの事、 とんだ貧乏くじを引かせてしまった様なので次回はサービスしますので勘弁して下さい。  ともあれ今日も無事過ごせました。

地形図:国土地理院25,000図 


登山口 分岐 ベンチで休憩
雄子沢登山口から出発 雄国沼と雄国山分岐、足元は雪解水で池の様になっていた。ここでBMWのキーを拾う。 雄国山への階段を昇りきったところに休憩用にベンチが有る。
山頂展望台 雄国沼 山頂
山頂の展望台は360度の展望だ、後ろには雪を被った飯豊連峰がくっきりと見える。 展望台からは雄国沼を一望の元に見渡せる 雄国山山頂の標柱
林道分岐 厩岳山登山口 厩岳山山頂
林道途中の分岐で広くなった所に車を止め厩岳山登山口を目指して出発 厩岳山登山口から登山道に入る、車を止めた所からおよそ25分 厩岳山山頂、大きい石が何個か横たわっている、ここも展望は360度見渡せる。
雄国沼 振り返って
厩岳山山頂から雄国沼を見渡す、私はこちらからの展望が気にいった。上の写真と見比べてください 下りてきて厩岳山山頂を振りかえる、遥か彼方に感じる

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