残酷な変死のボーイ
少年は金田一だ
青い光浴び
気づけば踏んでる地雷
旧型だから動かなけりゃ
爆発しないけど
そっと触れるもの
細菌兵器Yペー
今気付いたよもしかしたら
俺が金田一
だけどいつか気付くでしょう
その背中には
はるか未来を支配する
菌がいること
残酷な変死のボーイ
少年よまたよみがえれ
ほとばしる熱い胸ポケット
その名刺ナトリウム製
じっちゃんの孫は少年
少年は金田一だ
「…長い…」
「いや、ただ長いんじゃない、縦長だ!」
「はっ、お前は金田一!」
−金田一が現れた−
ペペロの攻撃
「ぐしゃっ」
金田一に3のダメージを与えた
「ちっ、覚えてやがれっ」
金田一は逃げ出した
ペペロは−200Gを得た
「あああああっ!!!盗まれてるぅぅ!」
21世紀 NGリミテッド−人類初の人力スペースシャトル登場(?)−(笑)じゃなくてよかったよね編
オープニングテーマ曲
「オープニングって…さっきのは何だったんだ!?」
「こっちは3パターンあるんだよ。」
パターン1、しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん
パターン2、使徒使徒ピッチャー使徒ピッチャー
パターン3、ブリブリボッチャンブリボッチャン
「パターン3は一体何だぁぁっ!?」
「ブリッ子お坊ちゃんという意味だ。」
「嘘つけぇっ!」
「それはそうと金田一、やはり戻ってきたな…」
「しまったぁぁっ!」
「さあ返してもらおうか…」
「ふふ、ばかめ。そんなものもう…」
「バカではない!今日から2バカだ!」
「何っ!?」
「ふふ、なぜなら…お前が仲間になるからだ!」
「なにぃぃっ!なぜ俺が仲間に…って、ちょっと待て!俺がバカだということか?」
「その通り。今ここでお前を倒せば、起き上がって仲間にしてほしそうに俺を見るはずだ!」
「く…俺は仲間にはならん。そんなことをしては、おっさんが脱サラしてしまう!」
金田一は逃げ出した。
「待てぇぇっ!」
振り切られたペペロは、仕方なく金田一を探す旅に出た。
…
が、1分後、
「腹が減っては追跡ができぬ」
と適当な理由をつけて近くにあった「サム流寿司の刺客亭」に入った。
「おう、はまち…」
「へい、おまち!」
「は…はやい…」
感心したペペロは一瞬ののち、一瞬でも感心したことを後悔した。
「ネタがね−じゃねーか!」
「ワサビがあるじゃねーか!」
ペペロは一瞬で理解した。
…こいつと話し合っても無駄だ…
ならば、実力行使あるのみ!
「おい、俺と寿司勝負しろ!」
「…そのぉできれば中華で…」
「お前寿司屋じゃねーのかぁぁぁぁっ!!!」
その声の振動数は8.72×10^199[Hz]に達した。無事なのはペペロだけだった。
「ふっ、たわいもない」
「まったくだ」
ペペロは振り向いた。
「誰だお前…」
返事がない。ただの中年オヤジのようだ。いや、ただのではないかもしれない。今時マントなんかしている。それよりも目を引くのはTシャツにネクタイ姿だ。
「なんだそのメチャメチャ怪しい格好は!」
「まったくだ」
…ペペロはKO負けを喫した…
気がつくと、そこは異世界だった
「をををっ!」
ペペロのそばには、魔導士らしき人が…
そのころ、あの世から自分にザオラルをかけた寿司屋の店長は、無理があったためか、アンデッドとしてよみがえった。そして、不気味な笑みを浮かべたペペロをみつけた。
「何だこいつ…ラリってやがる…」
そう、ペペロは精神崩壊していたのだ。
「ぐぉ…まだ俺も完全じゃねえな。…ベホイミ!!はっ、しまったぁぁぁぁ…」
中年オヤジの一人勝ちが決定した。
「次は私が親だ!ペペロ、お前が息子だ!」
「ふざけんなぁぁっ!!」
急に正気を取り戻したペペロが叫んだ。
「…反抗期か?」
「だからどーしてそう…」
「父ちゃんはな、父ちゃんはな、父ちゃんなんだぞ!!」
ウチの父ちゃんは宇宙一
染色体の数も宇宙一
…ペペロは再びKO負けを喫した…
−次回予告−
「今回異次元での話がなかったぞ」
「足りなくなったんだよ、きっと。」
「たしかに。最初が縦長すぎたんだよ。」
「アハハ、アホだよねー。」
『誰だお前らー!次回予告で何言ってやがる!』
「お前こそ誰だ!!」
『俺か?俺の名はアニリンブラック。次回登場予定だ。お楽しみにね。』
「…何かやばそう…」
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